2016年7月12日付で中日新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
7月12日付で朝日新聞三重全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午前5時50分ごろ、松阪市のクリーニング業T社三重工場で、50トンの貯水タンクが破裂し、満杯の水が流出した。
けが人はなかった。
市によると、環境に影響はない。
警察によると、タンクは高さ7m、直径3mの円筒型で、FRP(強化プラスチック)製。
浄化した洗濯用の水をためていたという。
土台の上部約1mが全体的に破裂し、倒れた。
水は、タンクの傍らにある工場のコンクリート塀を倒し、住宅と工場の間の側溝などに流れた。
警察が、タンクが劣化していなかったかなど、原因を調べている。
11日は午前8時に始業予定で、夜間は無人だったという。
根元からちぎられたように壊れた巨大タンクが横たわり、そばに立っていた工場のコンクリート塀は、約5mにわたってなぎ倒された。
松阪市のクリーニング工場で11日朝、発生した貯水タンクの破裂事故。
散乱した現場は、流れ出た50トンの水量のすさまじさを物語っていた。
倒れたコンクリート塀そばには、幅約2mの側溝を隔てて数軒、住宅が並ぶ。
「雷が落ちたような音で跳ね起きた」。近くに住む男性は事故当時を振り返った。
現場に駆けつけると、大量の水がごう音を立てて側溝に流れ込んでいたという。
警察によると、工場の防犯ビデオには、針で刺した風船が割れるように、突然、タンクが破裂する様子が映っていた。
流れ出た水をかぶった家もあった。
近くに住む男性は、「水をかぶった家は母親の家。台所の窓から大量の水が入りこんだらしい」と心配していた。
出典
『貯水タンクが破裂 松阪のクリーニング工場』
http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20160712/CK2016071202000011.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。