2016年7月9日20時3分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月9日19時48分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪府泉大津市選挙管理委員会は、9日、参院選当日用の選挙区と比例代表の全投票用紙計8万3760枚を誤って廃棄処分していたと発表した。
府などに予備の投票用紙を手配し、10日の投票には支障がないとしている。
市選管によると、市内の20カ所の投票所で使用する予定だった4万1880人分。
6月9日に府選管から配布された用紙を、市庁舎1階の市民課にある金庫室で段ボール箱3箱に入れて保管していたが、選管職員が9日早朝、投票所に交付するため確認しようとして、用紙がないことに気付いた。
防犯カメラを確認したところ、市民課の職員数人が、1日、保存期限が過ぎた文書を入れた段ボール箱を廃棄する際に一緒に運び出していた。
投票用紙はお茶のペットボトルの空き箱に入れられ、職員らは気づかなかったという。
箱はごみ処理場に持って行き、焼却処分した。
市選管によると、市民課には金庫室で保管することをあらかじめ伝えてあったが、職員らは失念していたという。
市選管の天野事務局長は、「大変申し訳ない。管理方法を改め、再発防止に努めたい」と話した。
泉大津市選管から連絡を受けた大阪府選管は、府の予備分として用意していた2万枚のうち1万9千枚と、点字用600枚のうち200枚を提供。
近隣の堺市と岸和田市からも届けられた。
総務省によると、2014年の衆院選や13、10年の参院選で、各選管からの報告に同様の事例はなかった。
府選管の担当者は、「ここ5年ほどで、少なくとも府内では聞いたことがない」と話している。
庁舎内にある市選管では、同日午後、報道で誤廃棄を知った市民から、「どういう管理してるんや」、「なんでこうなった」といった苦情の電話が相次ぎ、約10人の職員が事情の説明に追われた。
出典
『投票用紙8万枚を誤廃棄 大阪・泉大津、職員が焼却』
http://www.nikkei.com/article/DGXLAS0040007_Z00C16A7000000/
『投票用紙8万枚、誤って焼却 参院選前日に気づく』
http://www.asahi.com/articles/ASJ795KNMJ79PPTB004.html
(ブログ者コメント)
箱にどのような表示をしていたのだろうか?
ブログ者であれば、「今回選挙用投票用紙 7月9日引き取り予定 選管」などと赤太字で大書した紙を貼っていたところだが・・・。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。