2017年4月20日19時48分にNHK秋田から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月22日付で朝日新聞秋田全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午後3時半すぎ、横手市十文字町の公民館「幸福会館」で、3階の物置部屋に設置されていた暖房用の湯をためる金属製のタンク2個が破裂した。
大きな音を聞いた近くの消防署の隊員が現場に駆けつけたところ、物置の窓ガラス1枚が割れ、ドアが外れて倒れていたという。
当時、タンクの周りに人はおらず、けが人はいなかった。
タンクは、直径およそ50cm、高さおよそ1mの円筒状で、タンクにためた湯をパイプでほかの部屋に送り、暖房を行っていた。
市によると、暖房施設が老朽化してタンクの圧力を調節するしくみがうまく作動しなかったため破裂したとみられるという。
タンクがあった物置は、当時施錠されておらず、誰でも入れる状態だったという。
市や警察、消防が事故の詳しい状況を調べている。
また、市は、同様のタンクが設置されている公共施設がないか、確認することにしている。
タンクは2台とも、定期点検の対象外だった。
出典
『公民館で暖房用貯湯タンクが破裂』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6015770921.html
3階東側倉庫にある金属製タンク2台が破裂した。
このうち1台のふたが吹き飛んで窓ガラスを突き破り、1階の屋根に落ちた。
施設内には学童保育の児童ら12人がいたが、けがはなかった。
タンクは、施設内を巡る給湯パイプの水圧調整に使われていた。
3階にいた市職員が「ドン」という破裂音を聞き、市を通じて消防に通報。
倉庫の窓ガラス1枚が割れたほか、入り口の木製ドアが外れるなどした。
児童は近くの十文字第一小学校に避難した。
出典
『横手市「幸福会館」、タンクが破裂 窓ガラス割る』
http://www.sakigake.jp/news/article/20170421AK0005/
(ブログ者コメント)
映像を見ると、ドラム管のような縦型円筒タンクが真ん中付近で上半分がスッポリ抜けたような感じになっている。
残された下半分のタンク、飛んだ上半分のタンクともに、噴破のような形跡は、映されている範囲内では見られない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。