2019年12月16日付で労働新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北海道・留萌労働基準監督署は、フォークリフトを主たる用途以外で使用させたとして、水産物加工業のG食品㈱(北海道増毛郡増毛町)と同社生産管理部長を労働安全衛生法第20条(事業者の講ずべき措置等)違反の容疑で旭川地検に書類送検した。
平成31年4月、同社労働者が長期休業を余儀なくされる労働災害が発生している。
労災は、同社倉庫内で発生した。
高さ5.5メートルの天井裏に置いてあった不要物を撤去させる作業を行わせる際、フォークリフトのフォーク上のパレットに労働者を乗せて昇降させていた疑い。
その後、パレットを容器に変えて作業を続けた結果、地上からの高さ4メートル付近から労働者が容器ごと墜落している。
https://www.rodo.co.jp/column/84105/
2019年12月14日21時20分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前9時10分ごろ、兵庫県尼崎市常光寺1の8階建てビルで外窓を清掃中だった清掃業の男性(47)=同市=が約30メートル下の地面に転落した。
男性は搬送先の病院で死亡した。
尼崎東署によると、男性は屋上につないだ2本のロープに渡した板の上で、8階付近の窓の清掃をするところだった。
同署は、板とロープをつなぐベルトが切れて転落したとみている。
命綱は着けていなかったという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201912/0012960489.shtml
12月14日19時53分にNHK関西からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前9時すぎ、兵庫県尼崎市常光寺のビルで、8階部分の窓の清掃をしていた清掃会社経営の47歳の男性が、作業用のブランコから転落しました。
目撃した同僚が消防に通報し、男性は病院に搬送されましたが、全身を強く打っていて、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、ビルの8階部分は地上から30メートル近い高さがあり、男性が腰に巻いていた安全ベルトと屋上から伸びる命綱とは結びつけられてなかったということです。
警察が、当時の状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20191214/2000023358.html
2019年10月23日21時37分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時半ごろ、神戸市東灘区の機械式立体駐車場で、点検作業をしていた大阪府東大阪市の会社役員の男性(67)が、車を載せるパレットの上から地面に転落し、別のパレットとの間に挟まれた。
男性は搬送先の病院で死亡が確認された。
兵庫県警東灘署によると、パレットには、男性を含め作業員2人が乗り、外で別の作業員1人が操作していた。
パレットが1階から2階へ上がる途中に揺れ、男性が転落したという。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201910/0012814748.shtml
2019年6月22日9時58分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後2時前、中津川市の山で渓谷沿いを歩いていた男性が足元にあった岩の上から10mほど下の谷に滑落した。
滑落したのは岐阜県の恵那農林事務所の課長補佐、阿部さん(男性、56歳)で、頭や胸などを強く打っていて、まもなく死亡が確認された。
警察によると、阿部さんは県の職員5人とともに、ダムの建設予定地を調査するため、午後から現場の山に入り、調査を終えて下山する途中だったという。
当時、阿部さんはヘルメットをかぶり、靴底にスパイクがついた長靴を履いていたということだが、滑落した岩の表面には、湿ったこけが多く生えていたという。
警察は、阿部さんとともに下山していた5人から話を聞いて、詳しい状況を調べている。
出典
『調査中の県職員が滑落し死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/20190622/3080001921.html
6月22日7時37分にメーテレからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日の午後1時50分ごろ、中津川市付知町の付知川沿いの谷で岐阜県恵那農林事務所職員の阿部さん(56)が、斜面からおよそ10m下まで滑落した。
阿部さんは全身を強く打ち、およそ1時間後に死亡が確認された。
阿部さんは、同僚の県職員5人とともに、土砂崩れを防ぐ治山ダムの予定地の現地調査を終え、帰る途中だったという。
阿部さんは同僚らの先頭を歩いていて、警察は、岩についた苔で足を滑らせたとみている。
出典
『ダムの現地調査から帰る途中に谷から滑落 岐阜県職員が付知川沿いの谷で死亡』
https://www.nagoyatv.com/news/?id=202990
2019年4月7日17時40分にテレビ朝日から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前9時40分ごろ、千葉県君津市の君津共同火力発電所で「高い所から男性2人が転落した」と、119番通報があった。
警察や消防などによると、作業用の足場を組んでいた49歳と30歳の男性作業員が、何らかの原因で高さ30mほどの足場から転落した。
2人は病院に運ばれたが、まもなく死亡した。
現場では当時、作業員5人ほどでクレーンを使って資材をつり上げていて、死亡した2人は転落防止のベルトを着けて足場の最上階にいたという。
警察などが詳しい事故原因を調べている。
出典
『高さ30m足場から転落 火力発電所で作業員2人死亡』
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000151663.html
4月7日20時54分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察などによると、2人は発電設備を点検するために造られたやぐらの上で、機材が転落するのを防ぐ鉄柵を設置する作業をしていた。
やぐらの上にはほかにも作業員が数人おり、地上には鉄柵を運ぶためクレーンの運転手が1人いた。
2人は安全帯は着用していた。
君津共同火力によると、隣接する日本製鉄の製鉄所で発生するガスを主燃料に発電し、製鉄所や東京電力エナジーパートナーへ電力を供給している。
出典
『発電所で作業員2人転落死 千葉・君津、高さ30メートルから』
https://www.sankei.com/affairs/news/190407/afr1904070013-n1.html
4月7日20時43分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、2人は発電所内のボイラー施設の外側で、搬入した機材が落ちないようにするため、他の作業員数人と鉄柵を設置する作業をしていた。
事故当時、2人は腰に命綱となる安全帯を着けていたという。
出典
『発電所のボイラーから30メートル転落 男性2人死亡』
https://www.asahi.com/articles/ASM474VL6M47UDCB008.html
(ブログ者コメント)
以下はテレ朝映像の1コマ。
大規模仮設足場の最上階から転落した模様だ。
安全帯着用との報道だが、現に転落したことから考えると、腰に巻いていただけかもしれない。
2019年3月5日8時3分にNHK四国から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後9時半ごろ、西条市船屋乙の「住友金属鉱山」の東予工場で新居浜市の会社員、近藤さん(男性、43歳)が、高さおよそ4mの足場から転落したと消防に通報があった。
近藤さんは新居浜市内の病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。
東予工場によると、この工場では銅を熱した炉にゴムホースを使って炭酸カルシウムを吹き込み、銅の純度を高くする作業が行われていて、近藤さんはゴムホースが詰まったため交換していたという。
近藤さんのほかにも2人が作業にあたっていたが、別の場所にいたため、事故のようすを目撃した人はいないという。
警察は現場の状況から、近藤さんが足場から転落したとみて、事故の詳しい原因を調べている。
出典
『金属精製工場で転落死亡事故』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20190305/0003245.html
2018年11月10日22時29分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前9時20分ごろ、埼玉県川口市東本郷の川口市役所新郷支所敷地で、高所作業車に乗って植木の剪定作業を行っていた草加市柳島町、造園業三品さん(男性、54歳)が約6.8m下の地面に転落し病院に搬送されたが、全身を強く打っており、死亡が確認された。
警察によると、三品さんは同日午前8時半から、同僚3人と作業を行っていた。
同僚の1人が「ドサッ」という音に気付き確認したところ、三品さんが地面に倒れているのを発見した。
三品さんはヘルメットと転落防止の安全ベルトは装着していなかった。
警察が原因を調べている。
出典
『高所作業車から6・8メートル下に転落、男性死亡 植木の剪定、ヘルメットや安全ベルトは装着せず』
https://this.kiji.is/433977232362636385?c=39546741839462401
(2020年3月10日 修正1 ;追記)
2020年3月10日12時5分に埼玉新聞からは、移動式クレーンの先端に取り付けられたカゴの中で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)
荷物を運搬するための移動式クレーン車のかごに従業員を乗せたとして、埼玉県の川口労働基準監督署は9日、労働安全衛生法違反の疑いで、川口市の造園業「M園」と同社社長の男(70)をさいたま地検に書類送検した。
書類送検容疑は2018年11月10日、川口市内で樹木の剪定(せんてい)作業中、移動式クレーンの「ジブ」と呼ばれる伸縮部分の先端に取り付けられたかごに、従業員の男性=当時(54)=を乗せて高さ約6.4メートルまで運搬した疑い。
男性はかごから転落し、多発性外傷で死亡した。
同労基署によると、通常、移動式クレーンは資材の運搬に用いられ、高さや角度はリモコン調節が可能。
事故発生時は、かごに乗っていた男性従業員が操作していたという。
移動式クレーンで労働者を運搬したり、つり上げて作業することは法律で禁止されている。
同労基署は認否を明らかにしていない。
https://www.47news.jp/localnews/4598718.html
2018年11月5日16時55分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午前9時前、甲州市勝沼町の観光農園「I」で、笛吹市のアルバイト、飯塚さん(男性、77歳)がキャタピラーで走る高さおよそ3mのリフトに乗って1人でぶどうの収穫作業をしていたところ、リフトから地面に転落した。
飯塚さんは頭を強く打っていて、ドクターヘリで甲府市内の病院に運ばれ手当てを受けているが、意識不明の重体だという。
警察によると、飯塚さんはヘルメットや命綱などを身につけていなかったということで、リフトを上に伸ばしたままキャタピラーで移動していたところ、バランスを崩して転落したという。
警察は、転落した状況や原因などを詳しく調べている。
また県によると、去年11月にも山梨市牧丘町で、柿の収穫作業をしていたリフトが地面に倒れ、乗って作業していた男性が死亡する事故が起きていることから、県やJAなどは、安全確認などを徹底するよう注意を呼びかけている。
出典
『ぶどう収穫中に転落し意識不明』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20181105/1040004755.html
11月7日6時56分にNHK山梨からは、男性が死亡したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
重体になっていた77歳の男性が6日、搬送先の病院で死亡した。
警察の調べによると、男性はヘルメットや命綱などを身につけずに1人で作業し、台にのったまま車両を移動していたところ、バランスを崩して転落したといういう。
出典
『ぶどう収穫中に転落の男性死亡』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20181107/1040004772.html
2018年11月2日23時7分に京都新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
京都南労基署は2日、労安法違反の疑いで、宇治市のS塗装工業と同社社長(64)、京都市伏見区のW建材工業と同社社長(72)を書類送検した。
書類送検容疑は、昨年4月23日、京都府久御山町の倉庫建設現場で、幅40cm以上の作業床を設ける危険防止措置を取らずに、労働者に高さ2.4mの足場上で作業などをさせた疑い。
同署によると、同日午前9時半ごろ、幅約20cmの木製の足場上で作業をしていた伏見区の男性作業員=当時(66)=が転落し、死亡した。
出典
『建築現場転落死亡で社長2人を書類送検 広い作業床設けず』
https://this.kiji.is/431095284538950753?c=39546741839462401
2018年10月17日23時20分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
熊谷労基署は17日、労安法違反の疑いで、熊谷市の製缶板金業「Tエンジニアリング」と同社工場長の男(68)を書類送検した。
書類送検容疑は1月31日、同市の工場で、50代男性作業員が生産途中だった金属製の箱(高さ約2.6m)の上に乗って補修作業をする際、囲いや手すりなどの転落防止措置を講じなかった疑い。
同署によると、男性は箱の上に乗って小さな穴を開ける作業をしていたところ、誤って箱の端から転落。
頭部を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認された。
通常は事前に穴を開けるが、生産途中の補修作業だったため、例外的に箱の上に乗って作業をさせていたという。
同署は、認否を明らかにしていない。
出典
『男性作業員が箱から転落し死亡 転落防止措置せず、箱の上で作業させる 容疑の業者を書類送検/熊谷労基署』
https://this.kiji.is/425292621519275105?c=39546741839462401
2018年9月11日21時24分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高所作業の安全対策を怠り、男性作業員(66)が転落死する事故を起こしたとして、愛知県警は11日、業務上過失致死の疑いで、名古屋市中川区のF鉄工所の男性社長(83)と現場責任者の男性(74)を書類送検した。
社長は、「簡単な作業と安易に考えていた」と供述しているという。
県警中川署によると、5月14日、同鉄工所内でクレーンに足場を設置して作業していた男性が、別のクレーンのモーター部分を交換中、約6mの高さから転落して死亡した。
社長の書類送検容疑は、同日、安全管理をする立場にもかかわらず、事故防止の注意義務を怠って現場責任者任せにした上、男性を乗せたまま足場をクレーンでつり上げて作業させる危険な方法を了承するなどし、転落事故を引き起こしたとしている。
現場責任者は、危険な方法を計画し、安全帯やヘルメットを使わず男性とともに作業するなどしたとしている。
出典
『高所作業の安全対策怠る 鉄工所社長ら書類送検 愛知』
http://www.sankei.com/west/news/180911/wst1809110093-n1.html
9月11日18時56分にFNN PRIMEからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、現場責任者ら2人は、足場に男性作業員を乗せてクレーンで吊りあげて作業させていたという。
出典
『足場に男性乗せクレーンで吊り上げて作業させる 男性“転落死”で鉄工所の83歳社長ら書類送検』
https://www.fnn.jp/posts/1981THK
2018年8月20日11時36分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後2時40分ごろ、大阪市住之江区平林南の金属加工会社「O商店」の工場内で、修理業者の男性が、血を流して倒れている男性を発見。
男性は救急搬送されたが、約40分後に死亡が確認された。
警察によると、倒れていたのは同社の60代の男性従業員。
当時、地上約6mに設置された作業台で、天井につるされたクレーンを修理していた。
命綱はつけていなかったという。
修理業者の男性が直前に「ドン」という音を聞いており、警察は男性が作業台から転落したとみて原因などを調べている。
出典
『地上6メートルから転落か 大阪・住之江の工場で男性死亡、天井につるされたクレーンを修理中』
http://www.sankei.com/west/news/180820/wst1808200034-n1.html
2018年7月26日9時37分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後9時半ごろ、東海市東海町にある新日鉄住金名古屋製鉄所で、設備のメンテナンス作業を監督していたこの会社の社員、中島さん(男性、42歳)が、高さ5mほどのところから転落した。
この事故で中島さんは頭を強く打って、病院で手当てを受けていたが、約1時間半後に死亡した。
警察によると、中島さんは当時、下請け会社の作業員が鉄にすずのメッキ加工を行う設備の中から、メンテナンスのため、タンクを取り出す作業にあたるのを現場で監督していて、タンクを取り出したあとの状況を高さ5mの設備の上に立って確認していたところ、突然、転落したという。
警察は、転落の状況などについて詳しく調べている。
出典
『新日鉄住金工場で転落死』
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180726/3831881.html
2018年7月18日13時43分に北海道新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前9時50分ごろ、函館市宮前町の10階建てマンションで、同市山の手3、会社員Kさん(男性、44歳)が地面に倒れているのを管理人が見つけ、119番した。
Kさんは搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、Kさんはマンション外側の窓ふき作業のため、同日朝から現場にいた。
屋上には命綱があり、作業に使う降下用のロープや足場となる板は破損していない状態でぶら下がっていた。
警察は、Kさんが転落したとみて調べている。
出典
『窓ふき作業の男性転落死 函館』
https://www.hokkaido-np.co.jp/article/209852?rct=n_hokkaido
7月18日19時25分にFNN PRIME(北海道文化放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月18日午前、北海道函館市の10階建てのマンションで、屋上付近の窓を清掃していた40代の作業員が転落し、死亡した。
木村記者:「Kさんは屋上の方から落下したということですが、その際、1人で作業をしていたということです」
18日午前9時50分ごろ、函館市宮前町の10階建てマンションの管理人から,「人が敷地に倒れている」と通報があった。
駆けつけた消防隊が、現場で倒れていた函館市山の手3丁目の清掃作業員・Kさん(44)を病院へ搬送したが、死亡が確認された。
Kさんは、午前9時ごろから1人で、屋上から吊るした板に座って行うブランコ作業と呼ばれる窓の清掃にあたっていた。
警察は、Kさんが安全帯の装着など適切な安全処置を行っていたかを含め、事故原因を詳しく調べている。
出典
『「人が敷地に」屋上付近の窓 清掃中に… 10階建てマンションから転落 44歳男性死亡 北海道函館市』
https://www.fnn.jp/posts/2018071800000009UHB
2018年6月24日19時15分にNHK愛媛から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時前、西条市今在家の木材加工会社「I加工」の東予工場で、従業員のKさん(男性、44歳)が倒れているのを同僚が見つけ、消防に通報した。
Kさんは頭を強く打っていて、病院で手当てを受けていたが、24日午後に死亡した。
警察や消防によると、Kさんが倒れていた場所からおよそ2mの高さに木材を運ぶベルトコンベアがあり、木くずが詰まるたびに従業員が取り除いていたという。
警察は、Kさんが木くずを取り除く作業をしている時に誤って転落した可能性があるとみて、原因を詳しく調べている。
出典
『工場で男性死亡 転落か』
https://www3.nhk.or.jp/matsuyama-news/20180624/0001269.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、高さ4~5mはあろうかというチップの山が、露天あるいは屋根の下など数箇所に見える。
転落したというベルトコンベアは映されていなかったが、屋根がある置き場を長く映していた点から考えると、そこにチップを送り込むコンベアだったのかもしれない。
2018年5月29日17時21分にNHK高知から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年9月、香南市にある県立青少年センターの体育館で、南海トラフ巨大地震に備えて天井の改修作業をするために足場を組む作業をしていた高知市の21歳の男性作業員が、およそ16m下に転落し死亡した。
安芸労基署によると、この作業員は、足場を組む作業をする際に法律で義務づけられている転落防止用のベルトを着用していなかったという。
今回の現場を管理していたのは高知市にある建築会社「I建工」で、労基署の調べに対して、足場を組む作業を行わせる際に法律で義務づけられている教育を作業員に受けさせていなかったと認めたという。
このため労基署は、労安全違反の疑いで、この会社と現場の責任者だった30歳の社長の書類を、今日、高知地検に送った。
出典
『作業員転落死 会社など書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/20180529/8010002002.html
2017年9月19日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7571/
(2018年3月23日 修正2 ;追記)
2018年3月15日17時30分にNHK関西から、当時は激しい雨だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。(新情報に基づき、第1報ともどもタイトルも修正した)
去年9月、大阪・箕面市の新名神高速道路の建設現場で、周辺で激しい雨が降る中、足場の解体作業を行っていた19歳の男性作業員がおよそ30m下に転落し死亡した。
淀川労基署によると、現場の責任者は、大雨で危険が予想されるため作業を中止する必要があったのに中止しなかったほか、当時、現場を離れていて、作業員が命綱を正しく使っているかどうか監視を怠っていたという。
このため、同署は労安法違反の疑いで、工事の二次下請け業者の大阪・此花区の建設会社「U工業」と現場の責任者だった40代の男性社員を書類送検した。
責任者だった社員は大雨の中で作業を続けたことについて、「きりのいいところまで作業したかった」などと話しているという。
出典
『新名神建設現場で死亡 書類送検』
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20180315/3076171.html
3月15日19時50分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
現場責任者は別の現場の作業状況を確認するため、一時的に現場を離れていた。
高さ約28mの足場から転落した男性作業員は安全帯を着用していたが、親綱のロープに引っ掛けていなかったという。
出典
『「区切り良いところまで」と作業中止せず 安衛法違反容疑で現場責任者を書類送検 新名神建設現場の転落死事故』
http://www.sankei.com/west/news/180315/wst1803150080-n1.html
2018年3月11日10時1分に徳島新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午前11時半ごろ、阿南市加茂町竜山の太龍寺ロープウェイ山頂駅付近で、設備の点検作業をしていた小松島市の男性会社員(37)が大けがを負い、搬送先の病院で亡くなった。
死因は腰の骨折などによる失血死。
運行中のロープウエー2台が停止し、乗客・乗務員計8人が約50分間、ゴンドラに閉じ込められた。
乗客らにけがはなかった。
男性はロープウエー運営会社の従業員。
警察などによると、午前11時50分ごろ、四国霊場22番札所・太龍寺の関係者から「ロープウエーの点検をしていた男性が倒れている」と119番があった。
救急隊が駆け付けたところ、山頂駅近くで男性があおむけで倒れていた。
ドクターヘリで徳島市内の病院に搬送されたが、午後11時3分に死亡した。
運営会社などによると、男性は午前9時すぎから、駅の東隣にあるケーブルを稼働させる施設内で、滑車の保守点検をしていた。
午前11時25分ごろ、山頂駅の従業員が施設の方から叫び声を聞き、駆け付けたところ、男性が倒れていたという。
警察は、労災死亡事故と見て原因を調べている。
同20分発の上り便、下り便が運行中だったため、従業員が運転室に連絡し、安全確保のため同27分に停止させた。
運転を再開するまでの約50分間、それぞれ乗客3人と乗務員1人が閉じ込められた。
同社は、「原因の究明を行い、再発防止に努めたい」とコメントした。
太龍寺ロープウェイは、那賀町和食郷の鷲の里駅と太龍寺近くの山頂駅を結んでおり、全長2775m。
出典
『ロープウェイ点検中けが 職員失血死 徳島・太龍寺』
https://this.kiji.is/345379713148814433?c=75768590128873475
3月11日9時46分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
上りと下り計2台のゴンドラに乗っていた乗客6人と乗員2人の計8人が、約50分間、宙づり状態になった。
乗員・乗客とも、けがはなかった。
警察などの発表によると、太龍寺駅の構内で、運行会社「四国ケーブル」の男性従業員(37)が倒れているのを同僚が見つけ、ゴンドラを操作している運転室に連絡し、運転を止めた。
男性は病院に運ばれ、命に別条はないという。
男性は1人でロープを巻き取る滑車の点検作業をしていて事故にあったとみられるという。
同社のホームページによると、ロープウェーは全長約2.8kmで、高低差約420mを約10分間で結んでいる。
ゴンドラは1台が101人乗り。
鷲の里駅は道の駅に併設され、太龍寺は四国八十八か所霊場の第二十一番札所。
出典
『ロープウェー緊急停止、点検作業中の男性倒れる』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180311-OYT1T50011.html
2017年12月13日19時0分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
13日午後0時20分ごろ、川根本町犬間の長島ダムで、「転落してけがをした人がいる」とダムの管理所から消防に通報があった。
警察や消防によると、国交省中部地方整備局長島ダム管理所の管理係長、Nさん(男性、53歳)が、管理所の近くの施設から約30m下の水面に転落した。
Nさんは、ほかの作業員によって救助されたが、頭を強く打ち、駆けつけた医師によって死亡が確認されたという。
警察によると、Nさんは、ほかの作業員など数人と一緒に、ダム湖の水質調査やパトロールに使う船を格納する施設で故障した船を交換する作業中に、誤って転落したとみられるという。
国交省中部地方整備局によると、長島ダムは大井川の上流にあり、高さが109m、長さが308mある。
警察は、関係者から話を聞くなどして、当時の状況や転落した原因などを調べている。
出典
『長島ダムに国交省職員が転落死亡』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033565291.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。