2015年3月12日0時31分にYAHOOニュース(朝日新聞)から、写真付きで下記趣旨の記事がネット配信されていた。
11日午後4時前、名古屋市北区若葉通3丁目のマンションの建設現場で、足場の解体作業をしていた男性作業員(25)が、7階付近の足場から約20m下に転落した。
警察によると、男性は地上に30cmほど積まれたベニヤ板の上に落ち、一命を取り留めた。
警察などによると、マンションは10階建て。
男性は、足場を外す作業中に風にあおられて落下したという。
男性は、命綱をしていなかった。
落ちた場所が資材置き場で、ベニヤ板がクッションの役割を果たしたらしい。右腕を骨折するなどしたが、命に別条はないという。
出典URL
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150312-00000002-asahi-soci
2014年12月23日12時59分に高知放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
12月23日12時19分にNHK高知からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後3時頃、南国市双葉台の工場建設現場で、クレーンを組み立てる作業をしていた会社員の男性(59)が、高さ約8mの足場から落ちた。
男性は頭などを強く打ち、高知市内の病院に運ばれたが、22日午後11時すぎ、死亡が確認された。
男性は、建物の天井に取り付けるクレーンを支える桁をボルトで固定していた。
安全ベルトを身につけていたものの、転落した時には固定していなかったという。
現場では他にも複数の人が働いており、警察では関係者から話を聞き、詳しく調べている。
出典URL
http://www.rkc-kochi.co.jp/news/
http://www.nhk.or.jp/lnews/kochi/8014211541.html?t=1419375265778
2014年12月7日7時44分にNHK宇都宮から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後1時すぎ、日光市西川にある電気工事会社の資材置き場で倉庫を建設していたところ、足場に使っていた木製の板が折れ、作業していた男性2人が4m下のコンクリートの基礎部分に転落した。
作業をしていたのは、この会社を経営する男性(64)と、息子で従業員の男性(41)の2人で、警察によると、経営者の男性は頭を強く打つなどの大けがをして病院で手当てを受けている。息子で従業員の男性も、右腕を骨折するなどの大けがをした。
警察によると、2人は6日午前10時半ごろから作業をしていたということで、警察では、当時の状況を調べるとともに、事故の詳しい原因を調べている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1093777281.html?t=1417986392090
2014年12月1日18時0分にテレビ大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1日午後、大分駅近くのマンションの建設現場で足場が倒れる事故があり、警備員の男性1人がけがをした。
現場の作業員は、「強い風が吹いた後、足場が倒れた」と話している。
事故があったのは、大分駅のそば、大分市要町のマンション建設現場。
警察などによると、1日午後1時半前、建設現場の高さ8mほどの足場が倒れた。
この事故で、当時、足場の上で作業をしていた49歳の警備員の男性が転落し、足や胸にけがをしたが、命に別条は無いという。
気象台によると、午後1時半頃、大分市内で最大瞬間風速22.5mを観測している。
出典URL
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=16162
2014年11月24日14時55分にNHK金沢から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午後1時ごろ、金沢市北安江の県道で、乗用車が理容店の壁に沿って設置されていた作業用の足場に衝突した。
この事故で、理容店から仕事を請け負ってペンキを塗っていた男性(39歳)が、衝突したはずみで転落した。
男性は頭を強く打って病院に運ばれたが、およそ1時間半後に死亡した。
警察によると、現場は見通しのよい直線道路で、作業用の足場は車道へ50cmほどはみ出ていたという。
警察は、乗用車を運転していた71歳の男性に話を聞くなどして、事故の原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023434561.html?t=1416863633194
2014年10月22日付で毎日新聞青森版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10月22日付で朝日新聞青森全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
青森労基署は21日、トラックの高さ2m強の荷台から人を降ろすためにフォークリフトを用途以外で使ったとして、外ケ浜漁業協同組合(外ケ浜町)と同組合の男性指導課長補佐(48)を、労安法違反(事業者の講ずべき措置)の疑いで書類送検した。
課長補佐は、容疑を認めているという。
容疑は7月2日午後2時10分ごろ、同町蟹田漁港で、課長補佐が荷物を動かす以外の目的でフォークリフトを使ったとしている。
課長補佐は、トラックの荷台にホタテ養殖用の籠を積み込んでいた作業員4人を地面に降ろす際、荷物を載せるバケットに乗るよう促したという。
このバケットが傾いて3人が転落し、足や腰を骨折する重軽傷を負った。
課長補佐は、作業の責任者だった。
出典URL
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20141022ddlk02040249000c.html
2014年10月7日17時59分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前10時ごろ、糸魚川市青海にある電気化学工業青海工場のセメント工場で、プラント建設会社の作業員の男性(23)が、およそ10mの高さの作業場から転落した。
男性は病院に搬送されたが、全身を強く打って意識不明の重体。
警察によると、男性は事故当時、機械の部品を交換するため工具を運搬する作業を行っていたということで、男性が転落した作業場には手すりがなかったという。
この工場では去年6月にも、電気炉から吹き出した熱風に巻き込まれて作業員1人が死亡している。
警察は、工場の関係者に話を聞くなどして、事故の詳しい原因を調べることにしている。
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/niigata/1035195341.html?t=1412712706876
2014年10月3日10時8分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前3時45分ごろ、愛知県豊田市白浜町の豊田大橋で、補強・補修のための足場をつくる作業をしていた建設会社員の男性(36)が、高さ約6mの足場から地面に転落した。
警察によると、男性は頭や首を強く打ち、搬送された病院で死亡が確認された。
男性が体を足場に固定するためのロープをつけていなかったとみて、警察は安全管理に問題がなかったかを含め、関係者から事情を聴く方針。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASGB33242GB3OIPE007.html
2014年9月9日20時30分に下野新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9月10日6時6分にNHK宇都宮からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午後1時45分ごろ、那須町豊原の農場で、会社員の男性(61)が飼料用タンク設置用基礎の鉄骨を組む作業中、高さ4mほどの移動式足場から転落。搬送先の病院で間もなく死亡が確認された。
警察によると、足場の倒れる大きな音を聞いた同僚が駆け付け、崩れた足場の上で倒れている男性を発見し、消防通報した。
警察は、足場が何らかの原因で崩れたものとみて調べている。
出典URL
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/accident/news/20140909/1712799
http://www.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/1094478061.html?t=1410297072491
(2015年1月22日 修正1 ;追記)
2015年1月21日付で朝日新聞栃木全県版(聞蔵)から、規格を満たしていない足場の上で溶接作業中だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月21日付で毎日新聞栃木版からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(同記事に基づき、タイトルも、若干修正した)
大田原労基署は20日、建設現場で規格を満たしていない移動式足場を使用したとして、労安法違反の疑いで、那須町の建設会社相馬鉄工と同社社長の男性(63)を、それぞれ書類送検した。
同署によると、昨年9月9日、那須町の農場で、飼料用タンクの基礎部分を設置していた下請け会社の男性作業員が、高さ約3.6mのキャスター付き移動式足場の最上部で溶接作業をしていたところ、足場が倒れて転落、倒れた足場で腹部を打つなどして死亡した。
同署は、足場には安全に昇降するための設備がなく、転落防止の手すりもないなど、必要な規格を備えていなかったとしている。
出典URL
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20150121ddlk09040216000c.html
2014年8月24日21時19分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月25日7時52分に山形新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
24日午後1時すぎ、酒田市の飛島で防波堤の復旧工事を行っていた作業員の男性(66)が、1m80cmほどの高さにあった足場からコンクリート地面に転落した。
地面には長さ80cm、直径1cmほどの鉄筋が突き出ていて、鉄筋が男性の右腰の部分に突き刺さったという。
転落後、助けを求め、同僚が島内の診療所に運んだ。その後、具合が悪くなり、ドクターヘリで酒田市内の病院に運ばれたが、警察によると、出血の量が多く、死亡が確認された。
警察によると、男性は数人で作業していた。
男性は、破損した防波堤の一部にコンクリートを流し込むための作業を1人でしていたという。
警察は、男性が足場から転落した原因などを調べている
出典URL
http://www.nhk.or.jp/lnews/yamagata/6024045971.html?t=1408918549782
http://yamagata-np.jp/news/201408/25/kj_2014082500508.php
(ブログ者コメント)
2m以下の高さの足場から落ち、下から突き出ていた鋼材に突き刺さって死亡した事故は、今年7月に立山町でも起きている。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/4089/
さほど高くない場所で作業する場合でも、下に突き出たものがあれば御用心。
2014年8月8日14時46分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月8日付で朝日新聞島根版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
広島高裁松江支部・地裁の新庁舎建設現場で6月に作業員男性(57)が高さ2.5mの足場から転落して死亡する事故があり、松江労基署は7日、鳥取県米子市花園町の建設業「Y社」の男性社長(71)と男性現場責任者(46)を労安法違反(墜落防止措置義務違反)の疑いで書類送検した。
発表によると、足場は幅40cm以上必要であるにもかかわらず、社長と現場責任者は幅25cmの足場で作業させた疑い。
作業員は6月11日、工具落下を防ぐ板の上で型枠を解体中に転落して胸を強打、3日後に死亡した。
2人とも容疑を認め、現場責任者は「墜落しても足をくじく程度だと考えていた」と話しているという。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/20140808-OYT1T50070.html
2014日年7月15日12時15分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午後0時ごろ、横浜市中区尾上町の商業ビル解体工事現場で、解体工の男性(54)が地上に転落して全身を強く打ち、搬送先の病院で約10時間後に死亡が確認された。
警察によると、男性は搬送時に「5階から落ちた」と話していたという。
警察は、男性が昼食のために地上へ降りるため、ビルの外壁に設置された幅約50cmの足場を歩いている際に誤って転落したとみて、詳しい原因などを調べている。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140715/dst14071512150006-n1.htm
2014年7月6日20時8分にmsn産経ニュースから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月6日18時7分に日テレNEWS24(テレビ岩手)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5日午後6時20分ごろ、岩手県北上市の食品工場の建設現場で、土木作業員の男性(62)が作業中に高さ1.7mの足場から転落した。
病院に搬送されたが腹などを強く打っており、6日午後、内臓出血に伴う出血性ショックで死亡した。
警察によると、男性は当時、足場にのぼって高圧洗浄機で地面のほこりやごみを洗い流す作業をしていた。
足場は濡れていたという。
落下した際、足場の下に置かれていた鉄製の籠のへりに腹を強く打ち付けたという。
足場には柵のようなものがあったが、命綱はしていなかった。
警察は、詳しい状況を調べている
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140706/dst14070620080014-n1.htm
(ブログ者コメント)
奇しくも同じ日に、富山と岩手で、高さ2m未満の足場から転落し死亡する事故が起きていた。
高さ2m未満の場所での作業だからといって、安心はできない。
そう高くはない場所で作業する際も、下に何があるかを確認し、万一落ちた場合の危険予知をしておいたほうがよさそうだ。
2014年7月5日19時10分に北日本放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
北アルプス立山天狗平の「Tホテル」で、耐震補強の工事をしていた男性が足場から転落し、死亡した。
警察によると、5日午後2時25分ごろ、北アルプス立山の標高2300m、天狗平にある「T」ホテルの1階玄関ホールで、耐震補強の工事をしていた作業員の男性(45)が、高さおよそ1.5mの足場から転落した。
男性は、床に立ててあった長さ92cm、直径2cmの棒状の鋼材が左脇腹に刺さり、病院で死亡が確認された。
ホテルは、今年4月から耐震補強工事のため休業していた。
警察は、安全管理に問題がなかったかなど原因を調べている。
出典URL
http://www.knb.ne.jp/news/detail/?sid=4071
7月5日21時5分にmsn産経ニュースwestからは、若干ニュアンスの異なる下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、男性はボルトの設置や補修の作業中だった。
約1.5mの高さから転落し、床に固定されていた約1mのボルトが左脇腹に刺さった。
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140705/waf14070521050020-n1.htm
(2014年8月4日 修正1 ;追記)
2014年7月6日付の北日本新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
同僚1人と作業していた。
叫び声に気付いた同僚が、左脇腹から体の側面にかけてボルトが貫通した男性を発見した。
2014年6月11日付で朝日新聞北海道版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
函館労基署は10日、労安法(主たる用途以外の使用の制限)違反の疑いで、水産食料品製造業の「K水産」と、現場の安全管理責任者だった取締役(42)を書類送検した。
同署によると、同社は今年1月、社内の倉庫で、フォークリフトを高所作業時の足場として従業員に作業させ、高さ2.3mのフォークリフトの木製パレット上から従業員(当時69)が転落して死亡する事故を起こした疑いがある。
同社は、容疑を認めているという。
(ブログ者コメント)
この種の事故は、しばしば起きている。
用途外使用制限(労安則164条)の条文は下記。
(主たる用途以外の使用の制限)
第百六十四条 事業者は、車両系建設機械を、パワー・ショベルによる
荷のつり上げ、クラムシェルによる労働者の昇降等、当該車両系建設機械
の主たる用途以外の用途に使用してはならない。
2 前項の規定は、次のいずれかに該当する場合には適用しない。
一 荷のつり上げの作業を行う場合であつて、次のいずれにも該当する
とき。
イ 作業の性質上やむを得ないとき又は安全な作業の遂行上必要な
とき。
ロ アーム、バケット等の作業装置に次のいずれにも該当する
フック、シャックル等の金具その他の つり上げ用の器具を
取り付けて使用するとき。
(1) 負荷させる荷重に応じた十分な強度を有するものであること。
(2) 外れ止め装置が使用されていること等により当該器具から
つり上げた荷が落下するおそれの ないものであること。
(3) 作業装置から外れるおそれのないものであること。
二 荷のつり上げの作業以外の作業を行う場合であつて、労働者に危険を
及ぼすおそれのないとき。
・
・
・
http://www.jaish.gr.jp/anzen/hor/hombun/hor1-2/hor1-2-1-2h2-0.htm
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。