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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2011年12月9日19時49分に、NHK富山から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

今年8月、富山市の林道の橋の架け替え工事現場で、当時32歳の男性作業員が、橋を固定するボルトを締める作業をしていたところ、バランスを崩して約8m下に転落して死亡した。

富山労基署が現場の調査などをしたところ、男性は、手すりのない高い場所で、転落防止のための安全帯を腰につけていたものの、親綱にフックを引っかけていなかったという。

同署は、危険を防止する措置を怠ったなどとして、労安法違反の疑いで9日、富山市の建設会社「水機工業」と39歳の現場責任者を書類送検した。



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2011年12月4日付で朝日新聞富山全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

富山市の北陸電力神通川第一ダムの工事現場で、2日午後3時ごろ、建設会社社員の男性2人(59歳と47歳)が約5.5mの高さの作業場から転落した。
59歳の男性はコンクリートで腹部を強く打ち、病院に搬送されたが、約7時間半後に死亡した。もう一人も頭を強く打って重体。

警察によると、2人はボルトを締める作業中にバランスを崩して落下したらしい。




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2011年11月25日付の千葉日報紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。

24日午後4時20分ごろ、袖ヶ浦市の荏原製作所で、会社員の男性(62)がコンプレッサーを試運転するための足場作り中、約2m下の足場に落ち、さらに6m下の配管内に落下した。
頭蓋骨骨折などを負い、搬送先の病院で死亡が確認された。



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2011年11月18日付の朝日新聞奈良版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

18日午前9時ごろ、奈良市のマンション6階付近から、とび職の男性(41)が約17m下の地面に転落、頭を強く打って死亡した。

警察によると、男性は外壁補修用の足場の撤去作業中で、誤って転落したらしい。




(2012年3月9日 修正1 追記;)
 
2012年3月6日2時9分にmsn産経ニュース奈良から、当時のやや詳しい状況がネット配信されていた。
 
奈良労基署は5日、労安法違反の疑いで、建設会社「アクア」と現場監督の男性(30)を書類送検した。

容疑は、奈良市のマンション修繕工事現場で、足場の解体作業をしていた男性作業員が手すりを乗り越えて降りようとしているのを目撃しながら、注意を怠ったとしている。

 
出典URL
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120306/nar12030602090002-n1.htm
 
 
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2011年11月12日20時31分に、NHK沖縄から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12日午前10時45分ごろ、沖縄市の住宅で、足場を組んで2階の部屋の窓を付け替える作業にあたっていた内装工事会社の59歳の男性作業員が、およそ6m下の地面に転落したと消防に通報があった。
男性は、病院に運ばれたが、頭などを強く打っていて現在意識不明の重体。

現場は嘉手納基地のすぐ近くで、警察などによると、男性は、朝から、ほかの作業員とともに軍用機の騒音対策の防音工事にあたっていたという。

男性は、足場の上に立って、古くなった窓枠を外側からバールで取り外す作業をしていたということで、警察では、男性がバランスを崩して転落したとみて当時の状況を詳しく調べている。

一方、宮古島市の建設現場で今月9日、プレハブの屋根から転落した事故で意識不明の重体となっていた作業員(52)が12日死亡した。
警察で屋根から転落した原因を調べている。


出典URL■■■

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2011年11月1日0時18分に、NHK岩手から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

31日午後2時前、盛岡市にある下水処理場、都南浄化センターで会社員の男性(54)が作業中におよそ5m下の浄化槽の中に転落したと工事関係者から消防に通報があった。
男性は病院に運ばれたが頭などを強く打っており、およそ5時間半後に死亡した。

警察によると、同センターでは浄化槽のパイプを交換するため、男性らが別の作業員と2人で足場を作る作業をしていた。

警察では、現場にあった転落防止用のロープが適切に使われていたかどうかなど、工事関係者から話を聞いて事故の原因を調べている。




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2011年10月10日14時4分に、KNB NEWSから下記趣旨の記事がネット配信されていた。

10日午前9時半ごろ、射水市の南郷大橋で、塗装工事のために組んでいた地上8mの高さにある足場から庄川の中洲に作業員が転落したと消防に通報があった。
転落したのは射水市の建設作業員(31)で、県消防防災ヘリコプターで病院に運ばれた。 肺に損傷を負ったほか腰の骨を折る大けが。

現場では作業員数人が橋の裏側に足場を設置する作業をしていて、転落を防ぐ防護ネットはまだ張られておらず、落ちた作業員は命綱をしていなかったという。

警察は現場責任者などから話を聞いて事故の詳しい状況を調べている。


出典URL■■■


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2011年7月25日21時12分に、朝日新聞から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

25日午後4時5分ごろ、阪神高速大和川線(建設中)の大阪府発注のトンネル工事現場で、とび職(30)がトンネルの天井部分から転落。約8m下のコンクリートの地面で頭などを強く打って重体となった。
警察などによると、現場の工事は戸田建設が受注し、被災者は下請けの作業員として同僚と足場を解体中だった。警察が落下原因を調べている。

大和川線の府発注トンネル工事では6月11日にも、今回の事故現場の約400m西で高さ約7mの足場が崩れて作業員らが転落し、6人が重軽傷を負う事故が起きている。阪神高速大和川線は2014年度末に開通予定で、建設工事が進んでいる。


出典URL■■■



(ブログ者コメント)

6月11日の事故は、本ブログにも掲載している。




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20117111621分に、msn産経ニュース埼玉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
10日午後3時半ごろ、所沢市の市立狭山ケ丘中学校校舎の耐震工事現場で、建設中の足場が崩れ、24歳と33歳のとび職の男性2人が高さ約9mから転落。24歳の男性が頭を打って重体となり、33歳の男性が足に軽傷を負った。

警察によると、足場を作る作業は9日から行われ、1階屋根から4階部分まで組み立てられる予定だった。別のとび職の男性は「足場が予定より高くなったため、高さを調節する部品を動かしたら、崩れた」と話しているという。

警察で詳しい事故の原因を捜査している。
 
 
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2011782224分に、msn産経ニュース千葉から下記趣旨の記事がネット配信されていた。また、79日付の千葉日報にも掲載されていた。
 
8日午後2時半ごろ、千葉県旭市の大洋マテリアル旭営業所内で、塗装業の男性(63)が地面に倒れているのを他の作業員が見つけた。
男性は病院に運ばれたが、頭部を打つなどしており、間もなく死亡した。

警察によると、男性はこの日、午前8時半ごろから、2つの倉庫をつなぐ屋根の支柱の塗り替えのため、高さ約6mの足場の上で一人で作業していたという。
倒れていたそばにはヘルメットが落ちていたが、安全ベルトは着けていなかったという。
 
 

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2011616日付の朝日新聞宮崎版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
宮崎労基署は、15日、宮崎市の電気工事会社「E電設」と現場責任者の社員(32)を、労安法違反(危険防止措置違反)容疑で書類送検したと発表した。
発表によると、1月12日、市立中学校体育館の照明取替工事で、移動式の足場に手すりなどを設けず、派遣社員の男性(45)が約4.7mの高さから転落、重体になる労働災害を招いた疑い。
 
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20116181216分に、NHK水戸から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
ことし4月、筑西市の住宅建築現場で、高さ4.6mの足場に乗って2階の壁に板を取り付ける工事をしていた67歳の男性作業員が、重さ15kgの合板を別の作業員から受け取った直後にバランスを崩して転落し死亡する事故があった。
この事故について、筑西労基署は、作業員に安全帯をつけさせるなどの転落防止策を怠っていたとして、きょう、労安法違反の疑いで、作業員を雇っていた経営者(59)を書類送検した。

調べに対して経営者は、「転落する危険があることは認識していたが、安全帯をつけると動きにくくなり作業効率が下がると思い指示しなかった」と話しているという。
 
 
 

(ブログ者コメント)
 
□「安全帯をつける」という表現では、「身に着ける」のか「作業時に足場にひっかける」のか、よく分からない。文脈からすると前者のようだが。
□残念ながら、今回のような小規模工事現場では、まだまだ効率優先の考え方が根強いのかもしれない。
 

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20116171923分に、NHK富山から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
去年11月、砺波市の橋の修繕工事で当時45歳の男性社員が転落し死亡した事故で、砺波労基署は、17日、安全対策を怠っていたとして工事を請け負った会社や現場責任者らを労安法違反容疑で書類送検した。送検されたのは、名古屋市のI組と43歳の現場責任者、工事の元請け会社のF技建と37歳の係長。

事故は去年11月17日、北陸自動車道の庄川大橋の修繕工事で、荷揚げ作業中のI組の45歳の男性社員が7m余りの高さの足場から河川敷に転落し、死亡したもの。
労基署によれば、高さが2m以上の場所で作業をする場合は囲いや手すりなどの安全策を設けなければならないのに、現場には転落を防止するための手すりなどがなかったという。
 
 
(ブログ者コメント)
 
当時の状況調査結果、20101121日付の朝日新聞名古屋版(聞蔵)に下記趣旨の記事が掲載されていた。

橋桁の耐震補強工事中、橋桁付近に組んだ足場で作業していて誤って転落したとみられる。
 
 
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昨日掲載した松戸市での転落死事故に関し、朝日新聞「聞蔵」に当時の記事がないか、「足場」+「転落」で直近のデータを調べたところ、当該事例はなかったものの、別の事例を見つけた。それ以外に見つけたものと併せ、紹介する。
 

 
201161日、2日 「聞蔵」富山版
31日午前8時50分ごろ、富山市の北陸新幹線工事現場で、高架橋の周りに組んでいた足場から契約社員(56)が転落し、死亡した。足場の組み立て中に地上7mから誤って落ちたとみられる。

(2011年10月15日 修正1 ;追記)

2011年10月13日付で、朝日新聞富山版(聞蔵)から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察は12日、現場責任者の男性(61)を業務上過失致死容疑で書類送検した。
男性は、契約社員に、高所での作業の際に着けさせるべき安全帯を使用させるなどの転落防止策を怠った疑いがある。
労基署も、建設を請け負っていた建設会社と現場責任者の男性を、安全帯の使用を怠ったとして労安法違反容疑で書類送検した。



 
2011531日 備後版
30日午前10時ごろ、三原市の国道2号付近の工事現場で、建設会社社員(58)が足場から約6m下の地面に転落。病院に運ばれたが、間もなく死亡した。
被災者は現場の技術責任者で、橋の基礎部分に土を埋め戻す作業をしていた。
 

2011525日 毎日新聞大分版
24日午後2時ごろ、大分市で建設中の13階建てマンションで、鉄製の足場が10階から1階まで突然崩れ、7階で作業をしていた30代男性2人と20代男性1人が約20m転落、30代男性1人が骨折で重傷を負い、いずれも入院したが、意識はあるという。転落の際、下階の足場が衝撃を和らげたらしい。
警察によると当時、3人は足場に付設したゴンドラで各階にタイルを運搬。各階で必要な分を約30m2の木製台に置いていたという。荷物を載せ過ぎたか、台の構造に問題があった可能性もあるとみて調べる。

仲間の男性(40)は「ガシャガシャと大きな音がして足場が崩れた。まさか人が巻き込まれているとは。自分も足場で作業する時があり、危なかった」と話した。


http://mainichi.jp/area/oita/archive/news/2011/05/25/20110525ddlk44040476000c.html

 
 
2011522日 宮崎版
20日午後5時50分ごろ、宮崎市の宮崎日本大学学園校舎の新築現場で、建設作業員(59)が倒れているのを別の作業員が見つけた。病院に運ばれたが、首のけがのため死亡。
警察によると、現場は基礎工事のため地面を掘り、支柱に鉄板を渡した足場が3mの高さで組んであった。
警察は、何らかの原因で転落したとみて調べている。
 
 
2011514日 栃木版
13日午後1時50分ごろ、小山市の「生井ライスセンター」で同僚1人と共に屋根の鉄骨の塗装作業をしていた塗装工(62)が、高さ約7mの足場からコンクリートの地上に落下。頭を強く打って死亡した。
警察によると、作業場所を移動しようとして命綱を外し、足場を踏み外した可能性があるという。
 
(ブログ者コメント)
一部、以下の下野新聞記事の内容を加筆してある。
 
 
2011325日 岐阜版
24日午前11時15分ごろ、岐阜市の7階建てのビルから塗装工(62)が転落し、頭を強く打って、約5時間後に死亡した。
警察の調べでは、作業のために組んだ足場の上で、ビル7階部分の外壁の破損を修理していたという。
警察は、足場と外壁の間から転落したとみて、一緒に働いていた5人から事情を聴くなどして調べている。
 
 
2011315日 群馬版
前橋労基署は、4日、伊勢崎市の建築会社「N産業」と同社の現場責任者(25)、下請け事業主(28)を、労安法違反の疑いで書類送検した。
労基署によると、市内の住宅建築現場で、昨年10月、作業中の男性(62)が1m上の足場に乗り移ろうとした際、高さ3.6mの足場から落ちて死亡した事故があり、同社は安全な昇降設備を設けなかった疑いがある。
 
201138日 湘南版
横浜労基署は、7日、藤沢市にある「K塗装」と同社取締役の現場責任者(31)を、労安法違反容疑で書類送検した。
容疑は、1月29日、横浜市の2階建住宅の屋根の塗装工事中、作業員(61)が約6m下の道路に転落し死亡した事故で、手すりや足場を設置せず、危険防止義務を怠った疑い。
 
 
 
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201163日付の毎日新聞千葉版に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
 
柏労基署は、2日、高所作業用の足場に義務付けられた転落防止用パイプを設置しなかったとして、建築業の男(43)を労安法違反容疑で書類送検した。
 
容疑は、昨年2月9日午後4時ごろ、松戸市内の2階建て住宅建築現場で同パイプの設置を怠り、作業員(78)を転落させたというもの。
作業員は脳挫傷で死亡した。

 
労基署によると、労働安全衛生規則で、2m以上の高所作業には同パイプの設置が義務づけられているという。
 

(2011年6月19日 修正1 ;追記)
 
201163日付の千葉日報に、より詳しい記事が掲載されていた。
 
作業員は、作業床と手すりの隙間(約90cm)から道路に落ちた。労安法では、作業床と手すりの間に転落防止用の「中さん」の設置が義務付けられている。

 
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20115181953分に、msn産経ニュース茨城から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午前11時35分ごろ、つくば市の「つくばウェルネスパーク」で、天井の補修工事を始めるため足場の上に乗っていた作業員(26)が9.5m下の水が抜かれたプールに転落、重傷肋骨や肩胛骨を折る重傷を負った。

警察の調べによると、バランスを崩して転落したとみられる。同館は市の施設で、東日本大震災で天井が破損するなどの被害があった。
 
 
 
 
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201012282025分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
28日午後2時20分ごろ、大阪市の機械加工会社の工場で、社員(39)がフォークリフトと鋼材の間に挟まれ、約4~5m下の床に転落。搬送先の病院で死亡が確認された。
警察によると、工場の大掃除中、高い所を掃除するため同僚(31)が操作するフォークリフトの「爪」の部分に乗っていた。同僚は「操作を誤った」と話している。
 
 
 
(ブログ者コメント)
 
□鎌ヶ谷事例の調査中、この情報が漏れていたことに気がついたので、追加掲載した。
□安全対策せずにフォークリフトの爪の上に乗って作業することは法律で禁止されている。(今年4月20日の記事で解説したとおり)
□このブログを書き始めてまだ1年も経ってないが、フォークリフトによる死亡事故は、ブログ者が把握しているだけで、すでに8件ある。それだけ作業が多く、かつ危険ポテンシャルが高いということだろう。
  20101210日 横須賀、大型クレーンと衝突して死亡
  20101213日 焼津、荷降ろし中に荷崩れして死亡
  20101228日 大阪、爪の上から転落して死亡
  2011年 120日 函館、荷降ろし中に荷崩れして死亡
  2011年 2月 7日 寒川、配管加工中の作業員が轢かれて死亡
  2011年 328日 石狩、運転席から転落して死亡
  2011年 418日 島田、前部に設置した板の上から転落して死亡
  2011年 5月 6日 鎌ヶ谷、誘導中にはさまれて死亡
 
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2011420149分に、msn産経ニュース静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
18日午後1時25分ごろ、島田市の製材メーカー「ナガイ」の資材置き場で、同社従業員(62)が転落、頭を強く打って搬送先の病院で死亡した。

警察の調べでは、資材置き場にハトの糞が落ちるのを防ぐため、高さ4~5m程度の場所に防鳥ネットを張る作業中だった。

ネットを張る際、板を土台代わりにする目的でフォークリフト前部に設置。3.5m程度の高さまで持ち上げた板の上に乗り、作業していたという。
 
どのようにして転落したのかは不明だが、そもそも、このようなフォークリフトの使い方は、労働安全衛生規則で禁止されている。
 
(搭乗の制限)
第百五十一条の十三 事業者は、車両系荷役運搬機械等(不整地運搬車及び貨物自動車を除く。)を用い て作業を行うときは、乗車席以外の箇所に労働者を乗せてはならない。ただし、墜落による労働者の危険を防止するための措置を講じたときは、この限りでない。
※車両系荷役運搬機械;フォークリフト、ショベルローダー等
 

 

(2011年8月17日 修正1 ;追記)

2011年8月12日18時57分に、NHK静岡から下記趣旨の記事がネット配信されていた。

労基署は、十分な安全対策をとらないまま男性をフォークリフトに乗せていたとして、会社と社長(60)を労安法違反の疑いで書類送検した。
フォークリフトの荷受部分に人が乗るためには手すりを設けたり命綱を用意したりするなど安全対策を取ることが法律で義務づけられているが、署の調べで当時、こうした対策は取られていなかったことがわかった。

さらにフォークリフトを運転していた社長はネットの位置を調整するため男性を乗せたままフォークリフトを移動させていて、男性はバランスを崩して転落していたこともわかった。
このため署は、安全対策をしっかり取っていなかったことが事故につながったとして書類送検した。 ナガイは「再発防止に努めたい」としている。



(ブログ者コメント)

2011年8月13日付の朝日新聞(聞蔵)では、以下の表現になっていた。

板の上に立たせて作業していて、方向転換した時に落下した。


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2011413日 旧ブログ掲載記事)
 
201147217分に、msn産経ニュースから下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
 6日午前9時35分ごろ、京都市の電子機器製造会社「大日本スクリーン」の工場で、解体作業をしていた建設作業員(24)が足場から約10m下に転落し、頭などを強く打って間もなく死亡した。
警察は関係者から事情を聴くなどして、安全管理が適切だったかどうかについて調べている。

 
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(2011年1月10日 旧ブログ掲載記事)
 
2011年1月9日9時51分に、読売新聞から、以下の骨子の啓蒙記事がネット配信されていた。
 
高所の建設現場について、厚労省が2009年、「建設現場の足場には、作業員の足が出ないように囲いを設置するか、手すりを二段構えにすること」など、足場の安全対策を強化する規則改正や通達を出したにもかかわらず、昨年も09年を上回るペースで139人の死者が出ていることが分かった。

□足場のメーカーなどでつくる民間団体の調査では、対策が徹底されていないことが判明。背景には、不況下のコスト削減があるとみられる。

□足場は元請けの責任で組み立てられる。「危険だと感じる足場は少なくないが、受注競争が激しいため、我々から『もっときちんとした足場を組んでほしい』とは言いづらい」と、都内工務店社長は打ち明けている。

□足場メーカーなどで作る「全国仮設安全事業協同組合」が、全国の現場約1万7000ケ所を調べたところ、厚労省の通達を実施している現場は約25%にとどまった。
同組合理事長は、「作業員は日々危険な現場にさらされている。国は、全国の現場に安全な足場の設置を徹底させるよう法令を強化すべきだ」と訴えている。

□事態を重く見た厚労省では、規則や通達が現場にどのように反映されているかを検証し、結果を11日にも取りまとめる方針。

□厚労省によると、規則改正後の事故例で最も多かったのは、足場から手すりや筋かいをすり抜けるなどして転落するケースで、規則が守られていない現場での事故が全体の約89%を占めたという。
 
 
 
 

 
(2011年1月12日 修正1; 追記)
 
2011年1月11日19時56分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
 
厚労省は、11日、改正労働安全衛生規則が順守されているかどうかなどについて、検証した結果を取りまとめた。
対象は全国約4800の現場で、約8%で規則が守られていなかった。同省では、こうした現場で事故の発生率が高いとしている。
同省は今後、事業主や元請けの建設業者などに対し、規則を順守するよう指導を強める方針。国の直轄工事で採用されている頑強な足場の仕組みの普及にも努めるという。
 
 

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 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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