2015年1月8日付の神奈川新聞紙面に、下記趣旨の記事が掲載されていた。
また、1月7日16時40分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午後3時半ごろ、相模原市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)相模原キャンパス内で、中央機械棟の非常用自家発電機が爆発、同棟の排気口の一部が破損した。
けが人はいなかった。
消防などによると、委託業者が発電機の定期点検後、試運転のためスイッチを入れたところ、爆発音と煙が発生した。
消防などが原因を調べている。
出典URL
http://www.asahi.com/articles/ASH1755S3H17ULOB00R.html
(ブログ者コメント)
原因不明だが、非常用発電機かつ排気口の一部が破損ということで、ディーゼル発電機の燃焼系異常かもと思い、「ガス爆発」カテゴリーに入れておく。
(2015年4月5日 修正1 ;追記)
2015年1月19日付でJAXAのHPに、原因がトピックス記事として下記趣旨で掲載されていた。
(タイトルとカテゴリーも変更した)
既報のとおり、1月7日に相模原キャンパスの構内西側中央機械棟におきまして、非常用自家発電設備の点検作業中に大きな爆発音と煙が発生しました。
当該設備のディーゼルエンジンの点検及び内部の確認検査を踏まえ、原因究明を行いました結果、この爆発音は、定期点検後の試運転のためにディーゼルエンジンを起動した際にエンジンが十分に温められていなかったため※に燃焼不良が生じ、エンジンの排気口に滞留した未燃焼ガスが発火して発生したものであることが判明しました。
※ 定期点検において冷却水の入れ替えを行いましたが、その後のエンジン起動の前に冷却水を温める時間が不足していました。
今後は、定期点検後の試運転を開始する前のエンジンの温度を確認する手順を徹底することにより、再発防止に努めます。
出典URL
http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2015/0119.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。