2017年2月3日11時54分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月、東京・江戸川区の区立公園で、滑り台で遊んでいた4歳の女の子が首に縄跳びのひもが絡まって死亡する事故が起きていたことがわかった。
先月3日の午後5時ごろ、江戸川区大杉の区立公園で「滑り台の上で女の子が首に縄跳びのひもが絡まった状態で意識不明になっている」と、通りかかった高校生から119番通報があった。
救急隊がかけつけたところ、近くに住む4歳の女の子が心肺停止の状態で倒れていて、病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認された。
消防や江戸川区などによると、縄跳びのひもは、片端が滑り台の滑り出し部分にある柵に結びつけられていて、女の子は発見された当時、ひものもう一方の片端が首に絡まり、滑り台の上で体がつられた状態だったという。
警察によると、女の子は6歳の姉と2人で遊んでいて、親は公園にはいなかったという。
江戸川区によると、この公園の遊具でこれまでに同じような事故は起きていないということで、警察は「滑り台には不備はなかった」と話している。
事故を受けて東京都は、都内の市区町村を通じて保護者などに対し、小さな子どもが公園の遊具で遊ぶ際は十分注意するよう、呼びかけている。
出典
『滑り台に縄跳び絡まり女児死亡』
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20170203/3600141.html
2月2日18時49分に朝日新聞からは、今回の事故に関し、下記趣旨の解説的記事がネット配信されていた。
子どもの事故情報を収集している消費者庁は、昨年、2009年9月~15年末に公園や幼稚園・保育園、レジャー施設などにある遊具で起きた事故を分析。
登録された1518件のうち、治療期間が3週間以上など重い症状の事故は397件あり、うち死亡事故は4件あった。
死亡事故には、滑り台に衣服が引っかかったり、大阪市のケースと同様にランドセルがうんていに引っかかったりして、窒息するケースなどがあった。
年齢が特定できている1364件中、6歳以下の事故が966件で、約7割を占めている。
遊具の種類別では、滑り台が440件と最も多く、ブランコ(233件)、鉄棒(141件)、ジャングルジム(120件)が続く。
消費者庁は、大阪市での事故をうけ、「ひもやフードなどが遊具に引っかからないよう、子どもの服装や持ち物にも注意してほしい」としている。
出典
『滑り台で首に縄跳び絡まり女児死亡 消費者庁が注意喚起』
http://www.asahi.com/articles/ASK22572FK22UTFL00L.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。