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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2017232121分にNHK広島NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

先月、福山市の公園で、鎖でつないだ丸太の上を渡る遊具で遊んでいた4歳の男の子が足を踏み外して転落し、頭を打つけがをしていたことがわかった。
事故当時、丸太の1つが鎖から外れていたということで、遊具を設置した広島県は使用を禁止するとともに、男の子や保護者に謝罪した。


事故があったのは、景勝地として知られる福山市鞆町の仙酔島の公園に広島県が設置した遊具。
遊具は、鎖でつないだ木製の丸太を渡るもので、県によると、先月3日、遊んでいた広島県尾道市の4歳の男の子が足を踏み外して、地上およそ50cmの高さから転落したという。
男の子は頭を打つけがをし、今後も薬の服用が必要となる後遺症が残る可能性があるという。


県によると、事故当時、丸太の1つが鎖から外れていて、男の子が渡る際に足を踏み外したとみられるという。
このため、県では遊具を使用禁止にするとともに、男の子と保護者に謝罪したという。


県によると、この公園では年2回の定期点検のほか、月1回をめどに目視などによる点検をしていて、最後に点検した去年10月には異常は見られなかったという。
広島県の梅村環境部長は、「事故が起きたことを深くおわび申し上げたい。壊れた遊具を発見できず放置していたことは県に責任があると考えている。今後は点検のあり方についても検討していきたい」と話している。


また、県は、廿日市市の「県立もみのき森林公園」にある雪遊び用の広場で、先月29日、6歳の男の子がそり遊び中に柵を超えて隣接する駐車場に飛び込み、止めてあった車と接触して右手首を骨折するなどの大けがをしたことも明らかにした。
県では、現在、この広場の立ち入りを禁止しているという。

 

出典

遊具から転落 子どもがけが

http://www3.nhk.or.jp/hiroshima-news/20170203/3625381.html 

 

 

232110分に朝日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

事故があった公園を所管する県自然環境課によると、事故が起きたのは地上から50cm程度の高さで複数の丸太を鎖でつなぎ、つり橋状にしている遊具。

このうち1本の丸太が破損し、鎖から外れていた。

 

男児は遊具から転落して後頭部を打ち、通院が必要な後遺症が残るけがを負ったという。

 

公園は県が設置し、福山市が管理していた。

同課によると、遊具を最後に点検したのは昨年10月で、事故発生まで破損を把握していなかったという。

県の担当者は、「気づかずに放置してしまい、申し訳ない。点検の仕方も見直したい」と謝罪した。

 

出典

破損遊具から転落、4歳に後遺症 福山市、破損気づかず

http://www.asahi.com/articles/ASK236RQ7K23PITB016.html

 

 

232222分に読売新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は月1回、公園内の遊具の点検を行うことにしていたが、この遊具を最後に点検したのは昨年10月で、以降は行っていなかった。

 

丸太は腐っていたとみられるが、把握していなかったという。

 

出典

公園遊具の丸太腐食?4歳児が落下、けが

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170203-OYT1T50119.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像によると、鎖を通すための穴が4分の1程度欠けており、そこから鎖が外れた模様。

 

 

 

(2017年4月2日 修正1 ;追記)

 

201741日15時40分に読売新聞から、県は国の管理指針を知らず丸太は23年間交換されていなかったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

県は31日、設置から23年間、一度も丸太を交換していなかったことを明らかにした。

県が管理する施設を緊急点検した結果、1割以上で不具合が見つかった。

 

県自然環境課によると、遊具設置時には定期交換の基準がなかったが、2001年度に、木製遊具の耐用年数は10年、踏み丸太は3~5年で交換するなど、遊具の管理について国などが指針を定めたことを把握していなかった。

木製や金属製といった材質に応じた点検もしていなかった。

 

また、県は、遊具を設置する施設や県営住宅など、県民が立ち入る可能性がある466施設を緊急点検し、うち54施設でボルトのゆるみやひび割れなどの不具合が見つかった。

修繕や撤去などをする。

 

出典

遊具の丸太、23年間一度も交換せず男児けが

http://www.yomiuri.co.jp/national/20170401-OYT1T50050.html

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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