愛知県は27日、長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)内にある県児童総合センターで26日に転落事故があり、山口県宇部市の女児(5つ)が頭蓋骨などを折る重傷を負ったと発表した。
県によると、女児は同日午前10時50分ごろ、チャレンジタワーと呼ばれる遊び場で展望フロアへ続く階段を上っている際、途中の踊り場にある格子状の手すり(高さ1.2m)を乗り越え、9mほど下の木製の床に転落したとみられる。
救急搬送されたが意識はあり、命に別条はないという。
女児は,名古屋市に帰省した母親ら5人と遊びに来ていた。
1人でタワーの階段を上り、手すりの上から下をのぞき込んでいて転落したという。
センターは事故後、タワーの外付け階段の使用を禁止した。
出典
『手すり越え転落、女児が頭蓋骨骨折 愛知県児童総合センター』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018032790235219.html
『児童施設で9m転落し女児骨折 愛知県、警察に届けず』
https://www.asahi.com/articles/ASL3W5Q3DL3WOIPE02C.html
3月27日19時27分に四国放送(中京テレビ)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
児童総合センター内の「チャレンジタワー」で、外付け階段の踊り場付近から9m下の木製の床に転落したとみられている。
事故の直前、女の子が高さ1.2mの手すりの上から下をのぞきこんでいるのを母親が確認している。
出典
『5歳女児が施設の階段から転落、頭蓋骨骨折(愛知県)』
http://www.jrt.co.jp/nnn/news86238634.html
(ブログ者コメント)
朝日新聞掲載写真を見ると、縦方向に取付けられている格子は密で、隙間から落ちる心配はない。
手すり高さも120cmということで、これは先月紹介したベランダからの幼児転落事故防止のために望ましいと提言された高さそのものだ。
2018年2月23日掲載
2018年2月16日報道 東京都の有識者会議は子供のベランダ転落事故防止のため、手すりの高さや格子の隙間を法的基準からさらに厳しくすることを検討するなどの対策を業界団体に提言した
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/8057/
そういった場所からの幼児転落事故。
これはもう、危険なことをしないよう幼児に保護者が教え込むしか対策はないような気がする。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。