2018年3月28日20時4分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後、羽田空港で滑走路の端にある「オーバーラン・エリア」で穴が見つかり、滑走路1本がおよそ1時間半にわたって閉鎖され、合わせて55便で欠航や目的地を変更するなどの影響が出た。
国交省東京空港事務所によると、穴は滑走路に近い場所に2つあり、それぞれ縦1m横50cmと、縦90cm横70cmの大きさで、いずれもおよそ20cmほどの深さがあったという。
これらの穴は、夜間に行われた滑走路の整備作業のあとに埋め戻し忘れたもので、当日の午前5時ごろに空港事務所の職員が車で走行しながら目視で滑走路を点検していたが、いずれも見落とされていたことがわかった。
このため東京空港事務所は、点検の前に夜間に行った工事の正確な場所を把握するほか、手持ちのライトを使って確認するなど、滑走路の点検を強化する考え。
出典
『羽田空港の穴 点検で見落とし』
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20180328/0009852.html
3月26日15時0分にテレビ朝日からは、発見当時の様子などに関し、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
国交省東京空港事務所によると、26日午後0時50分ごろ、定期点検をしていた職員が羽田空港のB滑走路で直径約10cm、深さ約20cmの穴を見つけた。
このため、B滑走路を閉鎖して、現在、穴を埋める作業が続けられている。
午後3時半ごろ、復旧の見込みだという。
滑走路にランプを埋め込む工事をした際に、作業用の穴を埋め戻し忘れたのが原因とみて、国交省が経緯を調べている。
離着陸する予定だった航空機は別の滑走路を使用していて、運航に大きな影響はないという。
出典
『埋戻し忘れたか 羽田空港滑走路に穴 修復作業続く』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000123690.html
(ブログ者コメント)
「午前5時ごろの点検で見落とした」という件だが、今朝の東京湾岸の状況でいえば、午前5時ごろでようやく空の底が白みかけたという状況。
26日であればもう少し暗く、それゆえ穴は発見できなかったということかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。