2013年9月4日21時40分に朝日新聞から写真や図解付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
栃木県で4日、竜巻とみられる突風が発生し、鹿沼市や矢板市などで3人が軽傷を負い、143棟が損壊した。
気象庁によると、南から湿った空気が入り込んで大気が不安定になっていたという。
竜巻は2日、埼玉県越谷市や千葉県野田市で起きたばかりで、気象庁は現地に調査班を派遣した。
被害は、鹿沼市から北東の矢板市にかけた約30kmの範囲で、ほぼ直線上に確認された。
鹿沼市では午後0時20分ごろ、矢板市で同1時ごろに被害の報告が消防にあった。
県と各地の消防によると、鹿沼市では男性(52)が割れた窓ガラスで肩を切り、別の男性(77)が足を打撲した。資材工場の屋根がはがれるなど建物73棟に被害があった。
矢板市では男性(60)が軽傷で、57棟が損壊した。
宇都宮市では2棟の屋根が飛ぶなどし、塩谷町では11棟が被害を受けた。
4市町で60本以上の倒木も確認された。
東京電力栃木支店によると、電線が断線した影響で矢板市の約1300世帯が一時停電したが、午後4時すぎに復旧した。
気象庁は、4日昼すぎ、鹿沼市から矢板市へ移動した積乱雲の塊をレーダー解析で確認。矢板市の被害については、目撃情報から竜巻と断定した。
5日にかけて近畿から北海道までの広い範囲で積乱雲が発達し、各地で竜巻が発生する恐れがあるとして、気象庁は注意を呼びかけている。
出典URL
http://www.asahi.com/national/update/0904/TKY201309040487.html
2013年9月5日21時43分に読売新聞から、F1クラスの竜巻だったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
気象庁は5日、栃木県鹿沼市で4日発生した突風を竜巻と断定した。
同県塩谷町、矢板市で同日起きた別の竜巻とともに、強さはそれぞれ国際的尺度「藤田スケール」(6段階)で上から5番目のF1(風速33~49m)と判断した。
竜巻は鹿沼市で午後0時20分頃、塩谷町で午後0時50分頃に発生し、ともに約10分後に消滅。
同庁の調査では、東北自動車道鹿沼インターチェンジ西側の鹿沼市茂呂~同市栃窪の約6kmと、塩谷町大久保~矢板市荒井の約11kmに竜巻特有の帯状の被害が幅200~300mにわたり確認された。
被害が発生した地域が約15km離れており、同庁は別々の竜巻と判断。
家の屋根瓦が飛散するなどの被害程度から、F1に相当するとした。
出典URL
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130905-OYT1T01187.htm
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。