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「実験6:下水道が無事なら、くみ置き水で処理」
断水しても、下水道が無事で水を流せるなら、くみ置きした水で処理することができます。
我が家では、ペットボトルが空くたびに、飲料用でなく生活用水として水を入れて蓄えています。
1回に使う水の量は、バケツ1杯(6~8ℓ)くらいです。最新のトイレは洗面器1杯分(3~4ℓ)でも流せるそうですが、我が家の場合、3ℓではきれいに流れませんでした。
尿だけなら、少ない水でも大丈夫ですが、紙などで排水管が詰まるのを防ぐためにも、2~3回に一度は多めの水(10~12ℓ)を流すとよいでしょう。
「備えておく衛生用品」
健康を維持するために、トイレの衛生管理はとても大切です。
トイレ空間を清潔にするために、便器、床が汚れていた場合は、ウェットティッシュで汚れを拭き取り、清潔に保ってください。消臭剤、消臭スプレーの使用もオススメします。
トイレットペーパー、生理用品、ウェットティッシュ、アルコール消毒などの備蓄も忘れずに。
携帯型の洗浄器や赤ちゃん用のおしり拭きも便利です。
水や食料と同じで、災害時のトイレも、1週間程度は乗り切れるように備えることが理想です。
今回、いろいろ試して分かりましたが、携帯トイレを備蓄したら、一度は試しに使ってみることが大事です。
手を汚したり、失敗したりすることもあります。「これが災害時だったら大変なことだ」と何度も思いました。
自分で経験、体験しておくことが、いざという時の安心につながります。
携帯用トイレ、くみ置きした水でトイレを流す経験も、ぜひ平時に行ってください。
避難所のトイレについては、内閣府の「避難所におけるトイレの確保、管理ガイドライン」をご参照ください。
出典
『失敗して分かった! 失敗しない災害時のトイレ』
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160831-OYT8T50059.html?page_no=1
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。