2017年5月20日19時52分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月20日20時7分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
21日午後0時半頃、越前市粟田部町にある市立花筺(かきょう)小学校で運動会の最中、校庭に設置されたテント1張り(縦5.4m、横3.6m、高さ3m)が強風で倒れた。
この事故で、小学4年生の女子児童1人と保護者など男女4人がけがをして市内の病院に運ばれたという。
このうち、70代の女性1人が倒れてきたテントで腰を打ち、腰の骨を折る重傷を負ったほか、女子児童が右足と腰を打撲するなど3人が軽いケガを負った。
警察によると、事故当時、運動会は昼休みで、テントの下で児童や保護者が休憩していたところ、土のうで固定していたテントが突風で倒れたということで、詳しい事故の原因を調べている。
警察や同小によると、テントは17張りあり、いずれも重さ約15kgの土嚢をくくりつけた支柱4~6本で固定されていた。
事故後はテントを減らし、余った土嚢で他のテントを補強し、運動会を続けた。
学校によると、21日は朝から天気が良く、昼頃に気温が高まったところ、急に強い突風が吹き、テントがおよそ1mほど浮き上がったあと、倒れたという。
花筺小学校の平岡校長は、「午前中は無風だったが、昼過ぎに突然、つむじ風のような突風が10秒から20秒くらい起きた。テントを固定する土嚢や風の通し方に注意し、今後、このようなことがないようにしたい」と話していた。
県内では、この日、強風注意報などは出ていなかった。
出典
『運動会中 突風でテント倒れ4人けが』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/3053572951.html
『運動会 テント1張りが倒れ4人重軽傷 福井・越前』
https://mainichi.jp/articles/20170521/k00/00m/040/032000c
5月21日17時0分に福井新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
児童を含む4人が重軽傷を負ったテント倒壊事故。
楽しい体育大会の会場は、一時、騒然となった。
事故当時、倒れたテントの中にいた43歳女性は、「砂嵐の中に巻き込まれたようで、とっさに目と耳をふさぎ、テントが浮かび上がったのにも気づかなかった」と話した。
「元の場所から1、2m南側に倒れ、『痛い』という子どもの声が聞こえた」と、事故の瞬間を振り返った。
30mほど離れた場所にいたPTA役員(37)は、「突然、砂嵐が起き、必死に自分たちのテントの支柱を持って支えた」という。
「子どもたちが楽しみにしていたのに、事故が起きてしまって残念。二度と起きないようにしなければ」と話した。
同小の教頭は、「しっかりと準備して臨んだのだが。来年は土嚢の数を増やすなど対策を検討したい」としている。
出典
『テント倒壊、「痛い」子どもの声 砂嵐に襲われ体育大会騒然、越前市』
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/accidentandincident/121415.html
(ブログ者コメント)
NHKからは、文字情報にはなっていないが、音声情報として、下記趣旨の説明があった。
3時間後に別の小学校で映された30秒ほどのツムジ風の映像。
事故の際は、これより大きいツムジ風のような風が舞い上がっていたという。
こういう風を校庭で3回ほど目撃したという。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。