2020年12月16日20時24分にYAHOOニュース(テレビ新潟)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ダムに転落した人を連係プレーで見事救助したとして、男性2人に16日、警察から感謝状が贈られた。
その救出劇とは…
11月17日に撮影された写真。
ぐったりとする男性を落ちないように斜面で支える男性。
手には1本のロープ。
このロープがダムに転落した男性の命を救った。
事故があったのは11月17日午後3時ごろ。
新発田市にある内ノ倉ダム湖に1台の車が転落した。
第一発見者の井浦さんは、「写真撮ってたら車がぶつかる音がして、辺りを見回したら車が落ちていたという感じです」と、当時の様子を話した。
井浦さんはすぐにダム管理事務所に駆け込み、事務所で働く斎藤さんと現場に向かった。
2人が到着したとき、男性は斜面にいて下半身が水に浸かり、ぐったりした様子だったという。
斎藤さんは事務所に戻り、ライフジャケットとロープをもって再び現場に。
自分にロープを巻き付け、斜面の上では井浦さんたち男性2人がロープを支えていたという。
斎藤さんは「手も限界で、自分が手を離したらダム湖に男性が落ちるっていうこともあった」と振り返る。
時間にして約1時間…ようやく消防が駆け付け、引き上げたという。
車に同乗していた妻は亡くなったが、男性は命に別状はないという。
斎藤さん、井浦さんの勇気ある行動に対し、警察は16日、感謝状を贈った。
斎藤さんは「奥さんが亡くなられたことはすごい残念なんですけど男性の方が助けられたってことが良かったと思います」と話した。
新発田警察署の増田署長は「迅速的確、かつ献身的な救護活動だった」と話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a76d647ed24ef3d94bc9cfcf8663db7ff29de78
12月18日9時33分に朝日新聞からは、ロープの端は木に結んだなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ダム湖に転落した80代男性を救助したとして、新潟県警新発田署は16日、男性2人に感謝状を贈った。
自分の体にロープをくくりつけて斜面を下りるという、映画さながらの救出劇だった。
感謝状を贈られたのは、県新発田地域振興局ダム管理課職員の斎藤さん(63)=新発田市=と、自動車整備士の井浦さん(41)=阿賀野市。
現場は、新発田市中心部から南東に約15キロの内の倉川上流にある内の倉ダム。
先月17日の午後3時すぎ、紅葉を撮影中、湖中に転落した車を見つけたのが井浦さんだった。
近くのダム管理事務所に車で向かい、斎藤さんを現場に案内した。
斎藤さんは木と自分の体をロープで結び、約15メートル下の湖面まで斜面を下りた。
そして、湖中の男性にもロープを巻き付けて岸に引き上げる。
その間、井浦さんは2人が転落しないよう、斜面上でロープを引っ張って支え続けた。
午後5時過ぎ、消防隊が男性を救助した。
斎藤さんは「とにかく救助しなければという一心だった」、井浦さんは「助けられて良かった」と振り返った。
増田署長は「(転落した男性には)命の危険があった。ありがとうございました」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASNDK7R2RNDJUOHB008.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。