2020年12月16日18時13分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後2時半ごろ、大分市片島にある廃棄物処理施設で「作業員が機械の中に転落した」と消防に通報がありました。
警察によりますと、その後、施設の作業員、藤原さん(男性、64歳)がコンクリートを砕く機械の近くで倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが死亡が確認されました。
藤原さんは、ほかの作業員数人と機械のそばで、コンクリートを運ぶベルトコンベアが正常に作動しているか確認する作業をしていて、もっとも機械に近い場所にいたということです。
警察は、現場の状況などから、藤原さんが作業中にコンクリートを砕く機械に巻き込まれたとみて、当時の状況を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20201216/5070008601.html
12月16日19時0分に大分朝日放送からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
16日午後2時半すぎ、大分市片島の廃棄物処理場で「コンクリートの粉砕機に人が落ちた」と事務所の人から119番通報がありました。
作業員の藤原さん(64)が粉砕機の中に落ち、意識不明のまま市内の病院に搬送されましたが、約2時間半後に死亡が確認されました。
現場では数人でコンクリートを砕く作業を行っていて、藤原さんは粉砕機の運転を監視していました。
作業員の1人が藤原さんがいないことに気づき、発見に至ったということです。
粉砕機の高さは約10メートルで、発見時は機械が作動中でした。
警察は作業中に巻き込まれたとみて、事件事故の両面で調べています。
https://www.oab.co.jp/sp/news/?id=2020-12-16&news_id=16369
2021年4月20日16時38分にNHK大分からは、社長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年12月、大分市の廃棄物処理施設で、コンクリートを砕く機械に巻き込まれて男性作業員が死亡した事故で、大分労働基準監督署は20日、安全対策を怠ったことが事故につながったとして、施設の運営会社と54歳の社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
この事故は去年12月、大分市片島にある廃棄物処理施設で、当時64歳の男性作業員が、コンクリートを砕く機械に巻き込まれて死亡したものです。
大分労働基準監督署によりますと、当時、男性作業員は機械が正常に作動するかどうか確認していた際、機械の中に転落したとみられるということです。
機械の周りには柵などが設置されておらず、労働基準監督署は、転落を防ぐための安全対策を怠ったことが事故につながったとして、施設を運営する有限会社「K企画」と54歳の社長を労働安全衛生法違反の疑いで書類送検しました。
NHKの取材に対し、K企画は「担当者が不在のため、コメントできない」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/20210420/5070009538.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。