本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2016年5月20日18時58分にNHK福島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
火災の消火の実験を行える国内最大級の屋内設備や、消防車の製造施設などを備えた工場が新たに福島市に完成し、20日、報道関係者などに公開された。
福島市北部の福島工業団地のおよそ1万坪の敷地に完成したのは、東京に本社を持つ総合防災企業「日本ドライケミカル」とその子会社の工場。
このうち、総合防災研究棟は、スプリンクラーや泡を放射する消火器、それに火災報知器などの評価や実験を行う施設だ。
実際に火を消す実験ができる屋内の設備としては国内最大級で、雨や風の影響を受けやすい泡を使った消火器でも精密な測定が行えるほか、トンネルのような密閉された空間を想定した訓練も実施できる。
20日は、油から上がった火を放水銃で消火するデモンストレーションが行われ、4mほど上がった炎を、放水銃による泡で20秒ほどで消していた。
(ブログ者注記;社長談)
外ではなかなか実験できないので、こうした大空間を作ることによって、(消火?)設備の効果の検証が可能になってくる。
敷地内には、このほか、大型トラックにポンプや配管などを取り付けて消防車にする施設、火災報知器や火災が起きた場所を把握する受信盤などを作る工場も設けられている。
この企業では、地元から新たに26人を雇用したということで、遠山社長は、「津波や原子力災害で被害を受けた福島で、防災企業として経済振興に努めたい」と話していた。
出典
『国内最大級の消火実験施設』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054491151.html?t=1463773445609
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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