2016年4月28日22時20分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4月29日2時12分にNHK福岡NEWS WEBから、4月30日10時56分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡市博多区の市立板付中学校で、トイレや図工室の手洗い場で使った後の再利用水が飲料用の水などに使われていた、と市が28日、発表した。
市は、滅菌処理をしており、全校生徒496人に聞いた結果、健康被害の報告はなかったと説明している。
市によると、再利用水は、本来、トイレや図工室、家庭科室の手洗い場の水を消毒したうえで、トイレの洗浄に使う。
だが、市内の水道設備業者が、2014年6月~10月、トイレの改修工事で再利用水と上水の既設管と新管を地下でつなぎ合わせる際、取り違えて接続した。
その結果、約1年半にわたり、校内の10カ所50の蛇口で再利用水が使われていた。
飲むのも、禁じられていなかったという。
同校の教諭が水の濁りに気付き、14日に市に報告して発覚した。
20日から使用をやめている。
市が水質調査したところ、濁りやにおいはあるが、大腸菌などの数は、健康被害を起こす基準を下回っていたという。
市内69の学校で緊急点検をした結果、同じような間違いはなかったという。
出典
『トイレで手洗いに使った水、誤って飲用に 福岡の中学校』
http://www.asahi.com/articles/ASJ4X6HSLJ4XTIPE046.html
『再利用水が誤って手洗い用に』
http://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20160429/4951761.html
『福岡の中学校 飲み水にトイレ洗浄水 水道管接続誤る』
http://mainichi.jp/articles/20160430/k00/00e/040/137000c
(ブログ者コメント)
○NHKでは、記者会見でフリップを使いながら説明する様子が映されていた。
当該フリップによれば、1階床下で両配管が立ち上がっており、床の直下にあるユニオン部?で、2つの配管を誤接続した模様。
○それにしても、なぜ誤接続したのだろう?
間違いを誘発するような位置関係だったのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。