2017年7月13日15時41分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分空港(大分県国東市)の滑走路に隆起している部分が見つかったとして、国交省大分空港事務所は、13日午前7時から滑走路を閉鎖した。
国交省九州地方整備局によると、地盤の耐震補強工事が原因。
午前中の大分空港を発着する全便が欠航した。
隆起部分を削り取って平らにし、同日午後0時45分に再開した。
同事務所などによると、隆起は滑走路(長さ3000m、幅45m)の南端から500m付近で、半径約4m、高さ約6cm。
空港では前夜から、地震による液状化を防ぐため、地盤にモルタルを流し込んで固める耐震補強工事をしていた。
13日午前2時半ごろ、現場の作業員から「滑走路が盛り上がった」と連絡が入り発覚。
作業中だった4カ所のうち、1カ所がモルタル注入後に膨らんでいたという。
空港では、出発ロビー前に搭乗便変更手続きをする人たちの行列ができるなど、混乱した。
午前4時半に自宅を出たという大分県佐伯市の会社社長(65)は、「茨城県の支社で予定していた会議はキャンセルした」と困惑。
群馬県館林市に出張する予定だった大分市の男性会社員(47)は、「福岡空港発の便に変更して向かう。午後3時に到着しなければならないのだが」と時計を気にしていた。
出典
『大分空港 滑走路修復し再開』
https://mainichi.jp/articles/20170713/k00/00e/040/293000c
7月13日13時13分に時事通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
九州地方整備局によると、滑走路の地面にモルタルを注入する耐震補強工事を行っていた作業員が、13日午前1時半ごろ発見した。
隆起があったのは工事に着手していない部分で、原因は不明という。
県災害対策本部によると、自衛隊などによる豪雨被災地への救援物資輸送には影響は出ていない。
出典
『大分空港、滑走路隆起で一時閉鎖=耐震補強工事中、欠航相次ぐ』
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071300428&g=soc
7月13日13時6分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大分空港事務所によると、12日午後10時から、滑走路の液状化防止の地盤改良工事を実施。
滑走路南端から500m付近で、アスファルトに開けた穴に凝固剤を注入したところ、想定を超えて膨張し、半径約4mにわたって約6cm隆起した。
工事前に滑走路の異常は確認されておらず、この工事が原因とみている。
出典
『滑走路隆起、大分空港が一時閉鎖…工事が原因か』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170713-OYT1T50027.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。