2017年2月14日20時19分にNHK札幌から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
14日午前11時半ごろ、長万部町のJR函館線・長万部駅で、排水管がホームに落ちているのを駅員が見つけた。
落ちていたのは、ホームの屋根の雨水を流すための塩化ビニル管で、直径6cm、長さ54cm、重さおよそ300gだったという。
ホームの屋根の3mほどの高さから落ちたということだが、けがをした人はいなかった。
内部にたまっていた水が凍って排水管が膨張し、排水管どうしをつなぎ合わせていた部分が外れて落下したとみられるということで、JRは応急措置をした上で、来年度中に新しいものに取り替えるとしている。
JR北海道では、今月5日に小樽市内の高架橋から塩化ビニル製の排水管2本が落下しているのが見つかり、道内の高架橋の緊急点検を進めていたところだった。
出典
『長万部駅で配水管がホームに落下』
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170214/3924171.html
(ブログ者コメント)
〇小樽市事例は下記参照。
2017年2月12日掲載
2017年2月5日 北海道小樽市のJR高架橋から塩ビ製の排水管2本が6m高さから落下、けが人なし、内部にたまっていた水が凍結して配管が膨張し留め具が外れた模様
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6767/
〇小樽市事例の横展開で高架橋については点検を進めていたということだが、今回はホームの屋根から落下。
記事から推察するに、横展開点検は、おそらく高架橋のみで、ホーム屋根は点検対象外だったのではないだろうか?
類似箇所すべてを点検するのは現実的でなく、まこと、横展開対応の範囲を決めるのは難しい。
〇ちなみに、出典記事のタイトルでお分かりのとおり、小樽市事例ともども、報道では「配水管」と記載されている。
しかしJRの記事では「排水管」。
本ブログでは、記事の内容とも合わせ考え、JRの表現に統一している。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。