2016年8月12日に掲載した元記事がプロバイダーの字数制限オーバーとなりましたので、ここに新情報を第2報修正2として掲載します。
第1報は下記参照。
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/6172/
(2017年2月21日 修正2 ;追記)
2017年2月14日17時57分に産経新聞westから、換気扇8台のうち吸気用2台が故障していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2月14日9時44分にNHK宮崎からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
(新情報に基づき、第1報ともども、タイトルを修正した)
複数ある換気扇の一部が壊れた状態で実習を続けていたことが、14日、経産省九州産業保安監督部(福岡市)への取材で分かった。
同部は、故障で換気が不十分になった可能性があるとみている。
同部によると、実習室には換気扇が計8つあり、室内の空気を外に出す4つは全て動いていたが、外気を取り込む4つのうち2つが壊れていたため、室内の気圧が低くなっていたとみられる。
当時、窓を閉め切ったままガスオーブンを加熱しており、オーブンのダクトを通って排出されるはずのガスが、気圧低下の影響で室内に逆流した可能性が高いという。
ガスオーブンには、故障などはなかったという。
出典
『調理実習室、換気扇が故障 15人手当ての宮崎・門川高』
http://www.sankei.com/west/news/170214/wst1702140055-n1.html
『換気扇故障し排気ガス逆流か』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063891811.html?t=1487104605763
(2017年9月16日 修正3 ;追記)
2017年9月13日6時42分にNHK宮崎から、再発防止として警報器2台設置など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
発生からおよそ1年が経過し、学校は12日夜、保護者向けの説明会を開き、およそ40人が参加した。
説明会は非公開で行われ、学校によると、外から空気を取り込む換気扇のうち2つが故障し、換気が不十分だったということで、消防や経産省の指導を受けて、安全に授業を行う環境を整えたことを説明した。
具体的には、故障していた換気扇を取り替えたほか、一酸化炭素の発生を知らせる警報器2台を設置したという。
そのうえで、今月下旬から実習室での授業を再開する方針を示した。
2年生の生徒の母親は、「学校がしっかり対応してくれたことがわかり、安心して子どもを通わせることができる」と話していた。
門川高校の奥平教頭は、「今後、機器が作動するかを最終的に確認をしたうえで、実習を再開する。安全管理を徹底したい」と話していた。
出典
『門川高校 実習室の使用再開へ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063881741.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。