2016年7月6日21時8分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7月7日0時37分に中日新聞から、7月6日21時6分にNHK東海NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後3時50分ごろ、愛知県刈谷市の自動車部品製造工場で「黄色い煙が大量に出ている」と119番があった。
警察によると、ニッケルメッキ液が入ったタンクに誤って硝酸を混ぜたため、有毒な二酸化窒素が発生した。
黄色い煙が工場内に充満。煙突から外部にも流れ出した。
工場で作業していた140人の従業員全員が屋外に避難した。
消防や警察は工場周辺を交通規制し、近隣住民に窓を閉めて屋外に出ないよう呼び掛けた。
消防が工場内に水をまいてガスの濃度を薄める作業を行い、約2時間半後に安全が確認された。
同社社員ら男女4人が煙を吸うなどして体調不良を訴え、病院に運ばれたが、いずれも軽症のもよう。
体調不良を訴えたのは、いずれも愛知県在住の10~50代の男性3人と20代の女性で、うち2人が入院した。
警察が、詳しい状況や安全対策に問題がなかったか調べている。
県によると、二酸化窒素を吸い込むと、呼吸困難などの症状が出るという。
現場近くで働く男性会社員は、「濃い黄色の煙がキノコ雲のように空に上がっていった。同僚が煙に巻かれたが、無事だった」と話している。
同社は、事故後に工場内のすべての生産ラインを停止していたが、6日午後11時半ごろから順次再開すると発表、「みなさまにご迷惑をおかけし、大変申し訳ありません」とコメントした。
同社では、自動車部品のメッキ加工などをしている。
従業員は190人で、2016年3月期の売上高は187億円。
出典
『工場で「黄色い煙」の有毒ガス発生、男女4人が体調不良 愛知の住宅密集地』
http://www.sankei.com/west/news/160706/wst1607060112-n1.html
『自動車部品工場で有毒ガス、4人搬送 刈谷』
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016070690174600.html
『工場でガス発生 4人手当て』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20160706/3798581.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。