2017年5月22日12時35分にNHK広島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大規模な災害が起きたときに、避難所で簡易のベッドや間仕切りなどとして使える段ボールを優先的に届ける協定が、広島県と段ボールの製造業者でつくる団体の間で締結された。
広島県庁で行われた協定の締結式には、広島県の担当者と西日本段ボール工業組合の丹羽副理事長が出席した。
段ボールは、大規模な災害で避難所での生活が長くなる際に、簡易ベッドや間仕切りなどとして利用されることが多くなっている。
中でも簡易ベッドは、簡単に長さ1m90cmのベッドを組み立てることができるほか、物入れが備わっていて、避難者が快適で衛生的に過ごすことができるようになっている。
協定では、災害時には組合に加盟する事業者などが必要な数だけ優先的に段ボールを避難所に届けることになっている。
西日本段ボール工業組合の丹羽副理事長は、「段ボールは短時間で大量に生産できるので、災害時にはすぐに供給できる。業界を挙げて社会貢献に取り組んでいきたい」と話していた。
また、広島県健康福祉局の菊間局長は、「段ボールベッドなどの有効性は十分浸透しており、避難所に早期に供給できることは、災害の備えという面で大変、安心できる」と話していた。
出典
『県と段ボール組合が災害時の協定』
http://www.nhk.or.jp/hiroshima-news/20170522/3490471.html
5月23日12時47分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
広島県と西日本段ボール工業組合(大阪市)は22日、災害時に組み立て式の段ボールベッドなどを避難所などに優先提供してもらえる協定を結んだ。
段ボールベッドは長さ約190cm、幅約90cm、高さ約35cmの組み立て式。
仕切りやベッドの上に敷くシートもある。
災害時に県から連絡を受けた組合が必要な数を72時間以内に届け、県が買い取る仕組み。
県によると、平成26年8月の広島市の土砂災害では、組合から避難所に段ボールベッドの支援を受けたという。
県庁で協定の締結式があり、県健康福祉局の菊間局長と組合の丹羽副理事長が調印した。
県の担当者は、「2次的な健康被害をなくすためにも有効に活用していきたい」と話していた。
出典
『災害時に段ボールベッド提供 広島県と西日本段ボール工業組合が協定』
http://www.sankei.com/west/news/170523/wst1705230031-n1.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。