2017年5月23日17時8分に宮崎放送から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
5月23日12時25分にNHK宮崎から、5月15日7時25分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
5月14日、宮崎市佐土原町の東九州自動車道下り線で、家族3人が乗った普通乗用車が路肩の外側に置かれていたコンクリートブロック(高さ48cm)に衝突し、後部座席に乗っていた生後8か月の男の子が死亡した。
運転していた母親(37)は背骨を折るなどの重傷、助手席に乗っていた7歳の長女は軽傷という。
この事故を受け、ネクスコ西日本は「原因は現在も調査中」としながらも、警察と協議した結果、現場付近に設置され、これまで工事や速度規制を知らせる標識の土台として使われていたコンクリートブロック、合わせて13個をすべて撤去することを決めた。
コンクリートブロックは重さが約2.4トンで、約900mにわたって設置されていて、23日夜10時から24日午前6時にかけて西都インターから宮崎西インターを全面通行止めにして撤去作業が行われる。
このほか安全対策として、現場付近には車線をはみ出さないよう注意を呼びかけるため、突起型の路面標示を約700mに渡り新たに設置するほか、速度注意の標識が設けられることになっている。
ネクスコ西日本によると、標識の土台としてコンクリートブロックが使われているのは、九州の高速道路では、この区間だけで、道路との間にガードレールなどは設置されていなかった。
ネクスコ西日本は、「強化プラスチック製の防護柵を設置しているので、ガードレールは必要ないと考えた」と話している。
現場は西都インターチェンジから南に約5kmの地点で、片側1車線の直線。
出典
『東九州道事故受けブロック撤去へ』
『車衝突死亡事故 ブロック撤去へ』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/5063619641.html
『自損事故で0歳の赤ちゃん死亡、母親も背骨を折る重傷 宮崎・東九州道』
http://www.sankei.com/west/news/170515/wst1705150015-n1.html
(ブログ者コメント)
映像を見ると、これが防護柵であろうか、高さ80cm程度の白い衝立状の物体が、10m程度の間隔で道路に対し斜めに置かれていた。
一方、路肩は高さ30cmほどのコンクリート段差になっている。
それゆえ、コンクリートブロックがなくても大きな事故になっていたかもしれない・・・そんな現場だった。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。