2019年11月15日12時34分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
黒毛の牛の体に白い塗料を塗ってシマウマのような模様にすると、通常の状態の牛と比べて、アブなどの虫が寄ってこなくなるという研究結果を、愛知県の農業総合試験場などがまとめました。
愛知県長久手市にある愛知県農業総合試験場は、海外の研究者がまとめた「シマウマには虫があまり寄りつかない」という研究結果を牛でも応用できないか検証するため、京都大学と共同研究を行いました。
発表によりますと、研究では、黒毛の牛を、通常の状態と黒い塗料でしま模様にした状態、白い塗料を塗って「シマウマ」のような白黒のしま模様にした状態で、それぞれ柵につなぎ、虫が寄りついた回数などを調べました。
その結果、30分間放置したあと、牛の右半身に付着していたアブなどの血を吸う虫の数は、平均で、通常の状態の牛が129匹、黒い塗料を塗った牛が111匹だったのに対し、白黒のしま模様の牛は半分以下の55匹だったということです。
また、尾を振るなど虫を追い払うような行動をとった回数も、30分あたりの平均で、通常の状態の牛が53回、黒い塗料を塗った牛が54回だったのに対し、白黒のしま模様の牛は39回だったということです。
今回の研究結果を受け、愛知県は、黒毛の牛をシマウマのような模様にすることで、虫を介した感染症を予防したり、虫に血を吸われることによる牛のストレスを軽減したりする効果が期待されるとしています。
愛知県は、この研究成果を牛以外の家畜にも応用できる可能性があるとみて、しま模様を長期間残すための手法など、実用化に向けた研究を進める方針です。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20191115/3000007718.html
(ブログ者コメント)
以下は、映像の2コマ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。