2020年9月16日22時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡市や新潟県燕市で先月以降、市街地にイノシシが現れて大捕物になる例が続いたことを受け、「野生生物と社会」学会は16日、自治体職員や警察官が軽装で対応するのは極めて危険だ、などとする声明を発表した。
大型のイノシシは体重100キロを超え、ナイフのような犬歯もあり、太ももを刺されて大量出血すると命の危険があると懸念。
対応する際は防具などを着けるよう求めている。
環境省の2017年度末の調べでは、イノシシは全国に約88万頭いる。
狩猟や有害捕獲で毎年約60万頭前後を捕獲しているが、メスのイノシシは毎年5頭近く子どもを産むため、なかなか減っていない。
近年は人里に現れる例が増え、農業や生活環境への被害が深刻化している。
9月2日に燕市に現れた例では、逃げ回るイノシシを市の職員や警察官らが捕まえようとする「攻防戦」が大きく報道された。
学会は、こうした対応の際、半袖だったり、防護具を着けていなかったりする軽装な人がいたのを懸念。
犬歯で刺されたり、指をかまれたりするほか、感染症の恐れもあるとして、「このような対応はもはや限界に達していると考えるべきだ」と指摘。
下半身を守る防刃用具や盾などの装備、手袋や長袖の衣類を必ず着用するよう求めた。
学会長の鈴木正嗣・岐阜大教授は、「まずは安全最優先とはいえ、このまま警察官らを危険にさらし続けることはできない。市街地での獣害対策専門部署の整備などを早急に検討するべきだ」と呼びかける。
声明は学会のホームページ(http://www.wildlife-humansociety.org/topix/inosisi202009.html
https://www.asahi.com/articles/ASN9J6Q46N9HULBJ019.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
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