2021年2月11日17時10分にYAHOOニュース(乗りものニュース)から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
三菱重工は2021年2月9日(火)、引火性の高いガスが蔓延する中でも、安全に走ることが可能な磁気誘導式「防爆無人搬送車」を開発し、初号機をこのほど顧客に納入したと発表しました。
無人搬送車とは「AGV(Automatic Guided Vehicle)」と呼ばれる産業用の自動運転車の一種で、人間が運転操作をせずに自動で走行可能な搬送車両のことです。
加えて「防爆無人搬送車(AGV)」は、工場電気設備防爆指針「Ex2018」に準拠した防爆設計となっており、これにより可燃性ガスのある危険エリア(Zone1)においても安全に使用できる自動運転車となっています。
三菱重工の防爆無人搬送車は、自ら出す電気火花や熱などでガスへ引火し、爆発や火災を引き起こす危険性を抑えているほか、今回発表された新型は、床面に敷設した磁気テープを読み取って操縦不要で走行できるのが特徴で、これにより操縦がさらに省力化できるといいます。
このタイプの最大牽引能力は800kg。
また指定場所で牽引物を自動着脱するようカスタマイズしたり、バッテリーを交換することで稼働率を高めたりすることも可能とのこと。
なお、バッテリーには耐圧防爆構造に適用可能なニッケル水素電池を採用しており、高い安全性と信頼性を両立させています。
さらに、安全運用のためのセンサー(接触型および非接触型)が複数設置されており、衝突防止などの安全性向上にも配慮した作りになっています。
開発に際しては、三菱重工が原子力発電プラント事故の収束支援活動などで成果を挙げた防爆移動型ロボットの設計技術をベースに、愛知機械テクノシステム株式会社(名古屋市)が保有する磁気誘導式AGVの設計・製造技術を統合する形で行われたそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/26aa98aafb633c57f3c98430963edad67b3baa35
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。