2021年4月20日19時51分にNHK福井から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
幼少期に嗅いだ匂いが、成長後の行動に影響する「刷り込み」のメカニズムを、福井大学の研究チームが解明しました。
研究チームでは、研究成果は自閉症など発達障害の原因究明にも役立つことが期待されるとしています。
ふ化したばかりの動物が最初に見たものを親と認識するなどの行動は、生まれた直後の視覚や嗅覚からの「刷り込み」によるものだとされていますが、その詳しいメカニズムはこれまで明らかになっていませんでした。
福井大学医学部の西住裕文准教授の研究チームは、生まれて1週間のマウスに与える匂いの量や種類を変え、成長後の行動の違いを調べる実験を行いました。
その結果、匂いを感じて増えるタンパク質と生後1週間にだけ特別に現れるタンパク質が結びつき、脳内の神経回路が増強されることで「刷り込み」が成立することがわかったということです。
また愛情を高めるホルモンとして知られる「オキシトシン」が、幼少期に嗅いだ匂いを「刷り込み」として記憶し、成長後もその匂いに安心感や心地よさを思い出させる働きがあることもわかったということです。
幼少期にこうした匂いによる「刷り込み」が行われないマウスは、成長後に仲間の匂いを避けるような行動をとったということで、研究チームで、こうした研究成果は自閉症など発達障害の原因の究明にも役立つことが期待されるとしています。
福井大学の西住准教授は、「今回の研究を発展させて『三つ子の魂百まで』と言われるように幼少期の経験が、その後の成長に影響を与えるメカニズムの解明につながることを期待したい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukui/20210420/3050007759.html
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