本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2023年8月18日19時22分に鹿児島読売テレビから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
養殖ブリの生産量日本一を誇る鹿児島県。
現場では人の手で養殖ブリなどへワクチン接種を行っています。
鹿児島大学と養殖の魚の研究を行う研究所は、魚に接種する際に誤って人の体に打ってしまうワクチンの誤射事故が高い確率で発生しているとして、解決策などについて会見を開きました。
会見を開いたのは、埼玉県で養殖の魚の研究を行うゴトー養殖研究所と鹿児島大学共同獣医学部です。
ブリの養殖の生産量日本一を誇る県内の現場では、魚の病気を防ぐため、ワクチンの接種を行っています。
人の手で1匹1匹接種していますが、滑ってしまうなどして、誤って人体に接種してしまうケースが高い確率で発生していることが分かったと明らかにしました。
誤って人の体に接種してしまうと、大きくはれ重症化したり、アナフィラキシーショックを起こす恐れもあるといいます。
解決策として、自動ワクチン接種機械を使ったワクチン接種の臨床試験に日本で初めて成功したと発表しました。
(鹿児島大学 越塩俊介名誉教授)
「確実性、信頼性、安全性を検証した。
腹に自動的に刺していく。
導入することによって作業者が針に触れる必要がない。
安全な方法である」
鹿児島大学とゴトー養殖研究所は、養殖の業者に対し、導入に向けて啓蒙をしていきたいとしています。
https://www.kyt-tv.com/nnn/news104ickq9531mj9qhz0y.html
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
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