2020年11月27日6時0分にラジオ関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
姫路市保健衛生所は26日、市内在住の60代の夫婦が釣ったフグを食べ、食中毒になり入院したと発表した。
夫婦は25日午後に姫路市白浜町の海岸で約25cmのフグ1匹を釣り上げた。
その場で皮や内臓を取り除いて身の部分のみを自宅に持ち帰り、夕方にフライにして食べたところ、約20分後に妻のくちびるや舌がしびれる神経症状が出た。
夫婦そろって医療機関を受診したが軽症。
すでに回復しているが、「身の部分なら大丈夫だと思った」と説明しているという。
姫路市では1989(平成元)年以降、 今回の件を含め、9人がフグの毒による食中毒に。
保健衛生所の担当者は、「フグの毒は煮ても焼いても消えない猛毒で、時には死に至ることがある。素人がフグの種類を見極め、有毒部位を正しく取り除くことは困難で、必ず適正な処理ができる飲食店などで適正に処理・調理したものを食べてほしい」と注意を呼びかけている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f20baa9087d7e080737480082acbd3e4ba31b30
11月26日17時42分に神戸新聞からは、身にも毒があるフグがいるなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2人はフグの調理資格を持っていなかった。
市保健所の担当者は、「内臓だけでなく身にも毒を持つ種類がある」と注意を呼び掛けている。
https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/202011/0013893986.shtml
(ブログ者コメント)
関連情報調査結果、東京都福祉保健局から、身に毒があるフグの例が写真付きで配信されていた。
『食用にできないふぐ(例示)』
次に掲げるふぐは、筋肉が有毒で食用にならないものまたは毒性が不明な種類です。
中毒事故の原因となっているものもあるので、絶対に食用にしないでください。
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/itiba/suisanbutu/fugufuka.html
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。