2016年1月5日20時57分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良市道の水道管工事で柵の設置などを怠り、通り掛かった自転車の女性が掘削した穴に転落して重傷を負ったとして、奈良県警奈良署は、5日、現場責任者の水道工事業の男(56)を業務上過失傷害などの容疑で逮捕した。「ばれないと思った」と、容疑を認めているという。
逮捕容疑は、昨年11月5日午後1時ごろ、同市大宮町4の市道で、危険を防ぐ注意義務を怠り、水道管の工事を実施。
自転車で通り掛かった市内の女性(77)が掘削した穴に転落し、女性に肋骨を折るなど重傷を負わせたなどとされる。
同署によると、市道の幅は約6mで、穴は縦2.3m、横1.3m、深さ1.4m。
コーン3個を穴の周囲に置き、歩行者が通る側に柵1個を掛けただけだった。
誘導担当の警備員を現場に配置していたが、事故を防げなかった。
奈良署に工事に関する苦情が当日寄せられ、署員が現場に偶然居合わせて女性が転落する状況を目撃しており、逮捕につながったという。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160106/k00/00m/040/094000c
1月6日付で朝日新聞奈良版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水道工事業の男は、転落を防ぐ柵を設置せず、警備員による適切な交通誘導をしなかったなどの疑いがある。
現場は、東西に延びる直線道路。
穴(南北約2.3m、東西約1.3m)の南側にしか柵を置かず、西側からきた女性は転落したという。
(ブログ者コメント)
書類送検ではなく、逮捕。
また、適切な誘導をしなかったとされる警備員については、何も報じられていない。
「ばれないと思った」という言葉といい、何か、報道されない事情でもあるのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。