2021年2月21日10時1分にYAHOOニュース(佐賀新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前8時5分ごろ、唐津市二タ子3丁目の九州電力旧唐津発電所で、煙突の解体工事に従事していた請負会社の従業員男性(36)=唐津市菜畑=が約40メートルの高さから転落。
頭を強く打ち、市内の病院に搬送されたが、約1時間20分後に死亡が確認された。
九電や唐津署が原因を調べている。
解体現場では2020年7月にも九電社員の男性が転落して死亡している。
九電や唐津署によると、20日は請負会社の従業員31人で解体に当たり、このうち転落した男性を含む3人が2号煙突の高さ約40メートルの場所で作業をしていた。
男性は、作業のために足場に開けられていた130センチ×70センチ四方の開口部から転落したとみている。
九電の作業基準では、風速が毎秒10メートル以上の際は作業を中止するが、事故当時は7~8メートルだった。
男性はヘルメットや安全帯を身につけていたが、安全帯を使用していたかどうかは不明と説明している。
旧唐津発電所では20年7月、解体中だった3号煙突の階段を上っていた九電の40代男性社員が転落し、死亡した。
原因は不明だが、唐津労働基準監督署の調査で、階段や踊り場にある手すりの高さや作業床、踏み板の幅などに問題がなかったことが確認されている。
煙突の解体工事は20年4月から本格化し、7月の転落事故を受けて2カ月中断した。
10月に再開し、21年5月までに完了させる予定だったが、今回の事故で再び中断し、中断期間も未定としている。
九電は「事故原因を調査し、再発防止に努める」と話している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/956ad5cbfea5c95c134fd4b23d4747d5596c311a
2月20日12時11分にYAHOOニュース(サガテレビ)からは、床デッキと呼ばれる場所で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前8時ごろ、唐津市の旧唐津発電所で煙突で解体作業をしていた唐津市菜畑の男性作業員(36)が、高さおよそ40メートルから転落し死亡しました。
警察によりますと、死亡した男性は3人で床デッキと呼ばれる場所で作業をしていましたが、解体のために開けられた穴から転落したということです。
男性は九電から委託を受けた建設・解体関係の会社に勤めていて、警察は事故当時の状況を調べています。
この旧発電所の解体をめぐっては、去年7月にも煙突から男性1人が転落し死亡しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4cbb8aba558acac2d43a841981b4ec2490880f29
2月20日16時31分にNHK佐賀からは、煙突の最上部で作業していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
20日午前8時すぎ、唐津市にある九州電力の「旧唐津発電所」で、煙突の解体作業にあたっていた建設会社の作業員の野添さん(36)が高さ40メートルほどの場所から転落しました。
野添さんは病院に運ばれましたが、頭を強く打つなどして、まもなく死亡が確認されました。
当時は解体中の煙突の最上部で、ほかの2人と作業にあたり、足場の床にある作業用の穴から転落したとみられるということで、警察が安全ベルトの装着状況など当時の状況を調べています。
この現場では、去年7月にも別の煙突の解体の際に、作業員1人が転落して死亡していて、九州電力は安全対策を強化したうえで工事を再開していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20210220/5080008192.html
(ブログ者コメント)
2020年7月の転落事故は、本ブログでも紹介スミ。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。