2021年2月19日18時1分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
マイクロソフトを装ってウイルスに感染したかのような警告をパソコンに表示させ、サポート料名目で多額の金をだまし取られる被害が急増しているとして、消費者庁は19日、消費者安全法に基づき注意喚起した。
同庁によると、偽の警告は「Microsoft」のロゴとともに突然現れ、大音量の警告音の中、「ウイルスが見つかりました」「当社に今すぐ電話してください」などと表示される。
電話すると、遠隔操作ソフトを導入させた上で警告表示を消して信用させ、「セキュリティー保護のサポートが必要」「5年で6万9千円」などと勧誘し、コンビニなどで前払い式の電子マネーを購入させ、コード番号を連絡させる手口だという。
2016年以降、全国の消費生活センターに相談が寄せられ、20年は計568件の相談があった。
平均支払額は約15万円で、最高額は278万円。
遠隔操作でパソコンを乗っ取られた女子大学生が室内を撮影されるなどして怖くなり、105万円を支払ったケースもあった。
消費者庁は消費者とのやりとりに使われたIP電話などを調べたが、事業者を特定できなかった。
電話の相手は多くが片言の日本語だったという。
同庁は「マイクロソフトが突然警告を表示して電話をかけるよう求めることは一切ない。絶対に連絡しないで」と呼びかけている。
警告画面は、「Ctrl」「Alt」「Del」の三つのキーを同時に押して、「タスクマネージャー」を起動し、「タスクを終了」を選ぶと、閉じることができる。
閉じない場合は、マイクロソフトカスタマーサービス(0120・54・2244)へ。
https://www.asahi.com/articles/ASP2M5TKFP2MUTIL02F.html
(ブログ者コメント)
関連情報調査結果、ノジマ電気HPに、より詳しい対処方法が掲載されていた。
『確認すべきこと』
・マイクロソフトやアップルからの警告のように表示がされているが、URLにmicrosoft・appleがともに入っていない
・「次のウイルスに感染しています。3つのウイルス。セキュリティチェックでは~」と表示されている
・システムの損傷度を66.7%や28.1%など具体的な数字で提示してくる
・大きなエラー音が絶えず流れている
・有料アプリの登録画面を紹介される(クリックする場所まで教えてくれるなど、異様なほど親切な登録サイト)
・サポートセンターの電話番号へ連絡するよう誘導される(連絡すると片言の日本語を話すスタッフがでる)
×でブラウザを終了できない場合、以下の方法でブラウザを閉じます。
ブラウザを閉じれば不快なエラー音も鳴りやみますのでご安心ください。
・キーボードの「Alt」+「F4」を同時押しし一番上にある
アプリを終了する
・タスクマネージャーを起動しブラウザを終了する
・パソコンを再起動する(Windowsを終了する)
【タスクマネージャーの呼び出し】
Windows10の場合
キーボード【Ctrl】+【Shift】+【Esc】を同時押し
Windows8.1以前
キーボード【Ctrl】+【Alt】+【Del】を同時押し
いずれかでブラウザを終了した後ブラウザからキャッシュとCookieの消去と、お手持ちのセキュリティソフトでウイルススキャンを行ってください。
Google Chromeでの消去
1. 右上の●が三つ並んだアイコンをクリックする
2. その他ツールにマウスを合わせる
3. 横に開いたウィンドウの閲覧履歴を消去をクリックする
4. 消去する期間を選択する(一番安全なのは全期間)
5. Cookieと他のサイトデータ・キャッシュされた画像とファイルに【レ点チェック】を入れる
6. データ消去をクリックする
Internet Explorerでの消去
1. 右上の歯車マークをクリックする
2. インターネットオプションをクリックする
3. 全般タブの閲覧の履歴にある削除アイコンをクリックする
4. インターネット一時ファイルおよびWebサイトのファイルとクッキーとWebサイトデータに【レ点チェック】を入れる
5. 削除アイコンをクリックする
https://www.nojima.co.jp/support/faq/33847/
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。