2021年2月19日19時58分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京都足立区は19日、区内の学童保育室で、小学生に水と誤って新型コロナウイルス対策のための消毒用高濃度エタノールを飲ませる事故が起きたと発表した。
小学生は病院に搬送されたが、異常はないと診断された。
学童保育室を管理する区住区推進課によると18日、流し台に置いていた消毒用のエタノールが入ったペットボトルを、職員が水と間違えて冷蔵庫にしまった。
午後5時ごろ、水を求めた小学生に別の職員が冷蔵庫からペットボトルを取り出し、コップに移して与えた。
小学生が「辛い」と訴えたため、中身を確かめるとエタノールと分かったという。
小学生は病院で異常はないと診断。
同課が同日中に小学生と保護者に謝罪した。
この学童保育室では、新型コロナ対策のエタノールを、ラベルをはがした2リットルの飲料用ペットボトルに入れて保管していた。
ボトルには「エタノール80%」などと書かれたテープを貼っていたが、職員が見落としたとみられる。
同課の物江課長は「人命に関わる重大な事案。再発防止を徹底する」とコメントした。
https://www.sankei.com/affairs/news/210219/afr2102190027-n1.html
2月19日20時38分にNHK首都圏からは、白い養生テープにエタノールと書かれていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
職員が調べたところ、液体が入っていた2リットルのペットボトルは、新型コロナウイルスの感染防止対策として配備していた高濃度エタノールで、側面に貼った白い養生テープに「エタノール80%住区推進課より」と書かれていました。
もともと流し台に置かれていたこのペットボトルを水と勘違いした職員が冷蔵庫に移し、エタノールの記載に気付かなかった別の職員が水だと思い込んで児童に誤って飲ませてしまったということです。
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20210219/1000060633.html
(ブログ者コメント)
注意書きした養生テープが貼られていたのなら、気が付きそうなものだが・・・。
テープが貼られていることには気付いたが、何が書かれているかは注意して見なかった・・・ということだろうか?
ちなみに、どのようなテープが貼られていたのか情報を探してみたが、見つからなかった。
同様な事例は本ブログでも多数掲載スミ。
キーワード;ヒューマンエラー 人的エラー
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。