







2018年4月26日17時45分にNHK神奈川から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午前10時前、平塚市明石町のマンションで、マンションに住む57歳の女性が、出入り口の床下にあった深さ2m40cmの地下倉庫に転落し、胸の骨を折るなどの大けがをした。
地下倉庫のふたは、外装工事のために来ていた業者が開けたままにしていて、業者2人のうち1人が倉庫に入り、もう1人が携帯電話が鳴ったため倉庫のふた付近から目を離していたという。
警察に対し、業者は「ふたが開いていることを注意する目印などを設置していなかった。私たちのミスです」と話しているという。
警察は、女性がふたが開いていることに気づかずに転落したとみて、業者側に問題がなかったか、詳しいいきさつを調べている。
出典
『マンション床下に転落女性大けが』
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20180426/1050002420.html
2018年3月22日19時22分にNHK岐阜から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
去年3月、岐阜市が発注した工事が行われていた市内の公園で、70代の男性がふたの開いたマンホールに落ち、あばら骨が折れる大けがをしていたことが分かった。
岐阜市などによると、去年3月、岐阜市梅林南町の梅林公園で、市の発注を受けた業者が災害時に活用するマンホールトイレを設置する工事を行っていた際、散歩に訪れた市内の70代の男性がふたの開いた直径60cmほどのマンホールに落ち、あばら骨が5本折れる大けがをした。
事故が起きたのは市が工事完了の検査を行う日の朝で、業者が清掃作業に使った用具を片付けようと、マンホールのふたを開けたまま現場を離れた際に男性が転落したという。
男性は弱視のため、周囲が見えにくい状態だった。
また、マンホールの周りに柵を設けるなどの安全対策は取られていなかった。
岐阜市は、工事後の引き渡しの前に起きた事故のため、責任は業者にあるとする一方、「市が発注した工事の現場で事故が起きたのは残念だ」として、今後、市として、安全管理に関する知識と意識の向上を図るとともに、業者に対しても事故の防止策の徹底を求めるとしている。
出典
『弱視男性 市発注の事故で骨折』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3083270341.html
3月21日付で朝日新聞(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市は要件に該当しないとして、公表していなかった。
20日の市議会一般質問で、市側が答弁の中で明らかにした。
市によると、事故は昨年3月22日朝に発生。
市の発注を受けてマンホールトイレの工事をしていた業者が、完成検査の準備中に一時的に蓋を開けたまま現場を離れた際、男性がマンホールに落ち、胸を打ち付けたという。
マンホールは直径約60cm、深さ約130cm。
現場周辺にはマンホールが5つあり、うち2つの蓋が開いていた。
公園内の事故の公表については、
・市の管理瑕疵の可能性が高い
・加害者の特定がされていない
・犯罪性が強い場合
などの要件を精査して判断するといい、「これらの要件にいずれも該当しないと判断した」(後藤・都市建設部長)と説明している。
2018年1月24日14時55分に読売新聞から、下記趣旨の記事が写真付きでネット配信されていた。
23日午後2時50分頃、金沢市西念の市駅西福祉健康センター2階の駅西幼児相談室の窓から、金沢市内に住む1歳7か月の男児が外に転落した。
男児は、同市内の病院に搬送された際、意識はあったが、大けがを負ったとみられる。
市健康政策課の発表によると、男児は、窓際に設置された高さ約70cmの棚に上って遊んでいたところ、半開きの窓から約4~5m下のタイル張りの床に転落した。
当時、窓が施錠されていたかは不明という。
転落時、室内には母親(34)と保育士1人がいたが、目を離した隙に転落したという。
出典
『育児相談受ける施設2階から男児転落、大けが』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180124-OYT1T50022.html
1月25日15時42分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
市健康政策課によると、男児は同日、母親(34)と兄2人と共に、同センター2階の「駅西幼児相談室」を訪れた。
窓際に作り付けられた棚(高さ約70cm)の上で遊んでいるうちに、開いた窓から約5m下のタイル敷きの地面に転落したらしい。
母親が気づき、在室していた保育士が119番通報した。
窓は通常閉まっており、縦向きの取っ手を横にして押すと外側に開く仕組み。
棚の上には、普段は置かれていないおもちゃがあった。
同相談室は保育士らが親子の相談に応じる市の施設で、市内の保育所から同センターに移転し、16日に業務を開始。
予約制で、1家族に保育士1人が対応する。
保育士は当時、同じ部屋の事務スペースにいて、男児が棚の上で遊んでいるのは把握していなかったという。
出典
『事故 1歳児、2階窓から外に転落 大けが 金沢市の施設』
https://mainichi.jp/articles/20180125/k00/00e/040/220000c
1月26日16時15分に読売新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
金沢市の山野市長は25日、記者会見を開き、窓の無施錠など施設管理に不備があったことを認め、謝罪した。
市は26日、管理する全施設を緊急点検する。
男児は高さ約80cmの棚に上り、窓から転落したとされる。
市によると、室内の4つの窓全てが無施錠だった。
同室の運営は15日に始まったばかりで、窓の施錠が徹底されていなかったという。
棚の横には高さ約40cmのマットが置かれ、小さな子どもでも容易に上れる状況だった。
市の担当者は、「棚に上らないよう指導しているが、配置が適切ではなかった」と釈明した。
また、男児ら子ども3人を見ていた保育士が、転落時に電話で目を離していたことも判明。
ただ、市は「子どもの育児相談を受ける場で、預かる場ではない」として、「監督態勢に落ち度はなかった」と説明した。
出典
『男児転落、施設室内の窓無施錠…市長が謝罪』
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180125-OYT1T50114.html
1月26日3時0分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事が窓の写真付きでネット配信されていた。
相談室の業務中は窓の鍵をかけておく決まりだったが、施錠されないまま事務局に鍵が保管されていたという。
駅西幼児相談室は1歳からの未就学児と保護者が利用できる予約制施設。
現在は業務を中止している。
出典
『石川)男児転落事故、窓の施錠せず 山野市長が陳謝』
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20180125002922.html
(ブログ者コメント)
〇朝日新聞掲載写真によれば窓の形は長方形で、よく見かけるタイプ。
〇同じような事故は過去にも起きている。
2012年1月26日掲載
[昔の事例の顛末] 2011年10月12日 堺市の小学校で用具入れの上に乗った児童が窓から転落死した事故で最終報告、他所の事例が活かされなかった教訓も反映 (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/1281/
(2018年3月4日 修正1 ;追記)
2018年2月27日付で朝日新聞石川全県版(聞蔵)から、男児の意識障害が続いているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。 (新情報に基づき、タイトルも修正した)
金沢市は26日、男児の意識障害が続いていることを明らかにした。
市によると、男児は頭部に外傷を負い、「びまん性軸索損傷」と診断された。
目は開いているが、呼び掛けには反応しない状態で、入院中だという。
市は、市有施設の管理者として、治療費や慰謝料を含めた賠償責任を負うとしている。
市は、再発防止策として窓が開かないように固定するほか、相談室内に配置する保育士を2人から3人に増員するなどする。
事故後、幼児相談業務は休止していたが、3月1日から別の場所で再開。
安全対策工事が済み次第、現在の場所に戻って再開するという。
2017年11月28日付で毎日新聞東京版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
28日0時9分にTBS NEWSから、11月27日23時44分に産経新聞から、11月28日付で上毛新聞から、11月29日付で朝日新聞群馬全県版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
27日正午ごろ、群馬県伊勢崎市今泉町1の市道のガス管埋設工事現場で、台車に載せていたガス管(直径17cm、長さ45m、重さ900kg)が掘削した溝(深さ約1.2m、幅90cm)に落下し、作業員ら3人が下敷きになった。
設備工事会社社員のNさん(男性、52歳)=埼玉県三郷市=が出血性ショックで死亡し、工事請負会社のIさん(男性、43歳)が骨盤を折る重傷、もう1人の男性作業員(55)もあばら骨に軽傷を負った。
ガス管は1本の重さが178kg、長さが約9m。
溝にガス管を埋めるため、5本を連結した状態で台車に載せ、Iさんら5人が埋設溝脇までガス管を運んだところ、バランスを崩して台車ごと転落。
打ち合わせのため溝の反対側に立っていたNさんが止めようとして巻き込まれた。
溝は、ガス管を埋設するため、東西方向に深さ1.2mまで掘られていた。
警察が事故の原因を詳しく調べている。
出典
『ガス管下敷き 作業の3人死傷 工事中に 群馬・伊勢崎』
https://mainichi.jp/articles/20171128/dde/041/040/050000c
『作業員がガス管の下敷きに、重体の男性が死亡』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3223755.html
『180キロのガス管の下敷き、男性死亡 群馬の工事現場 2人けが』
http://www.sankei.com/affairs/news/171127/afr1711270048-n1.html
『ガス管下敷き1人死亡 2人けが 伊勢崎で埋設作業中』
https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/17964
2017年8月8日付で毎日新聞愛知版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
8月8日付で朝日新聞名古屋版(聞蔵)からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
春日井市は7日、同市御幸町の衛生プラント浄化槽汚泥貯留施設で、男性作業員(50)が施設内のマンホールから地下の貯留槽に落ち、肋骨骨折と心的外傷後ストレス障害(PTSD)などを発症したと発表した。
市によると7月10日、市職員が貯留槽から汚泥を引き抜くためのマンホール(直径90cm)のふたを開け、コーンで囲うなどの安全対策をしないまま、その場を離れ別の施設に向かった。
その直後、汚泥回収業者の車がマンホール横に停車し、助手席から降りた作業員がふたが開いているのに気づかず、貯留槽内へ約2.5m転落した。
約5分後、作業員ははしごを登って自力で出てきたが、肋骨4本が折れ、今月初めにPTSDを発症したという。
市は今後、安全対策を徹底して事故防止に努めるとしている。
出典
『マンホール転落、骨折とPTSD 春日井 /愛知』
http://mainichi.jp/articles/20170808/ddl/k23/040/240000c
2017年7月15日18時43分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
15日午前9時40分ごろ、大津市園山3丁目のT社滋賀事業場の研究棟新築工事現場で、作業中だった会社員の男性(25)が、3階の床に開けられていた穴から約10m下の1階に転落した。
病院に運ばれたが、頭の骨を折るなどの重体。
警察によると、男性は3階天井の電気配線に必要な機械を搬入するため、床の穴を覆っていた転落防止用の板を外した後に転落した。
ヘルメットは着用していた。
穴は、大きさが縦50cm、横150cm。
直下に床などはなく、1階まで吹き抜け状態になっていた。
警察が、原因や安全管理の状況を調べる。
出典
『工事中に床穴から10メートル転落、20代作業員重体 滋賀』
http://www.sankei.com/west/news/170715/wst1707150071-n1.html
7月16日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、研究棟3階の床に配線・配管用の吹き抜け(長さ約50cm、幅約150cm)があり、配線作業の準備中に転落したとみられる。
当時、近くでは男性ら5人が作業していた。
2017年7月14日23時22分に朝日新聞から、下記趣旨の記事が現場写真付きでネット配信されていた。
14日に金沢港に入った海上自衛隊第4護衛隊群所属の護衛艦「かが」艦内で、同日午前10時40分ごろ、関係者らへの特別公開に参加していた金沢市の男性(83)が、甲板と格納庫を結ぶエレベーターの隙間に落ちた。
男性は約20分後に救助され、病院に搬送された。
左まぶたの上を切るけがをしたが、意識ははっきりしているという。
同艦によると、男性は自衛隊石川地方協力本部友の会の役員。
山野・金沢市長らと20人のグループで艦内を見学中、航空機運搬用エレベーターのケーブルが通る隙間から、約3m下にある可動式の甲板の床に転落した。
自衛官10人が引率にあたっていたが、隙間の周辺には誰もいなかったという。
遠藤艦長は、「艦内のお客様への対応の警戒が十分でなかった。深く反省している」と述べた。
1万人超の来場者を見込む15日の一般公開では、隙間周辺に柵を設け、警戒にあたる人員も増やして安全確保に努めるとしている。
「かが」は、海自最大の基準排水量1万9500トンのヘリコプター搭載護衛艦。
就役訓練中で、金沢港大浜埠頭で15日にある「港フェスタ金沢2017」にあわせて入港し、17日まで停泊する予定。
3月の就役以来、民間港への入港や内部の一般公開は初めてという。
出典
『護衛艦「かが」見学中の男性が転落、けが』
http://www.asahi.com/articles/ASK7G5J0DK7GPJLB01S.html
7月14日18時41分にテレビ朝日からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
金沢港に停泊している海上自衛隊の最新護衛艦「かが」で、見学中の83歳の男性が、ヘリコプターを甲板まで上げる大型エレベーターの隙間から3m下に落下した。
隙間は縦約50cm、幅約75cmで、男性はまぶたなどにけがをして病院に搬送された。
14日は、関係者向けの特別見学会が行われていた。
15日は護衛艦が一般公開されることから、海上自衛隊では、隙間の周辺にロープを張るなどして再発防止に努めるとしている。
出典
『護衛艦の見学中に転落 83歳男性が隙間から3m下に』
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000105408.html
(2018年7月4日 修正1 ;追記)
2018年7月3日21時53分にNHK石川から、当時の艦長らが書類送検されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
金沢海保は、安全対策が不十分だったとして、当時の艦長と副長の2人を業務上過失傷害の疑いで書類送検した。
同海保の調べによると、事故が起きたのは昇降機を動かすワイヤーが通る隙間で、安全ネットなど、落下を防ぐための措置が取られていなかった疑いがあるという。
2人は、同海保の調べに対して、容疑を認めているという。
出典
『護衛艦落下事故 元艦長ら送検』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kanazawa/3023140241.html
2017年1月27日9時48分にNHK東海NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後2時ごろ、名古屋市天白区向が丘の市道で行われていた下水道管の修復工事の現場で、道路を歩いていた60代の女性が工事で掘られた穴に転落した。
女性は足などにけがをしていて、病院で手当を受けているという。
穴は長さ4mあまり、幅1mのL字型に掘られ、深さは約2mあり、当時、周囲には転落を防ぐための柵などは設置されていなかった。
名古屋市は、道路工事を発注する際、業者に対し、柵などで歩行者や車の安全を確保するよう義務づけているが、工事を請け負っていた業者は、市の聞き取りに対し、「段取りを誤って、柵は穴を掘ったあとに設置しようと考えていた」と話しているという。
市は、女性の家族に謝罪するとともに、柵が設置されていなかったいきさつを詳しく調べている。
出典
『下水工事の穴に転落 女性けが』
http://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20170127/3393031.html
(ブログ者コメント)
映像によれば、住宅街の中にある幅6~8m程度の道路のように見える。
2017年1月20日付で埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月20日19時54分にNHKさいたまからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
さいたま市は、20日、市水道局が発注していた同市岩槻区本町4丁目の水道管の工事現場の穴に、電動自転車で通行中の川口市の男性(70)が転落し、脳挫傷と頭蓋骨骨折の重傷を負ったと発表した。
市によると、19日午後1時10分ごろ、電動自転車に乗っていた男性が、コーンバーの設置されていないカラーコーンの間から、道路の掘削された箇所(幅0.8m、深さ1.45m、長さ5m)に転落した。
現場は片側1車線で、19日は午前中から道路の片側を立ち入り禁止にして、老朽化した水道管を取り替えるため、道路に穴を掘って工事していたという。
市によると、現場付近には立ち入り禁止を知らせるコーンを設置していたが、現場を囲うバーやロープは取り付けられていなかったという。
交通誘導員は3人いたが、事故当時、進行方向にいた交通誘導員は車の渋滞に対応するため、男性に気付かなかったという。
男性は、事故直後は話せたものの、入院中の現在は手や膝を動かすが、話すことはできない状態だという。
市は、「工事現場はコーンを置くだけでなく、ロープなどで囲うよう指導していたが徹底されておらず残念だ。今後、安全対策を徹底させ再発防止に努めたい」としている。
出典
『男性重傷…自転車で工事現場の穴に転落 誘導員が気付かず』
http://www.saitama-np.co.jp/news/2017/01/21/02.html
『工事の穴に自転車転落し重傷』
http://www3.nhk.or.jp/lnews/saitama/1106043071.html?t=1484947197547
2016年10月16日7時32分に産経新聞westから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
滋賀県日野町北脇の作業用施設の建設現場で、15日午後3時55分ごろ、アルバイトとして作業中だった三重県伊賀市の男性介護士(51)が高さ約10mの屋根から転落し、死亡が確認された。
警察によると、男性は屋根を後ろ向きに移動しながら防水シートを張る作業をしていた際、空調設備を埋め込むために開いていた約1.3m四方の穴に転落した。
警察が、当時の安全管理の状況などを調べている。
出典
『高さ10メートル屋根を移動中…作業用の穴に転落して死亡』
http://www.sankei.com/west/news/161016/wst1610160019-n1.html
2016年3月4日付で朝日新聞宮城全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前9時ごろ、塩釜市のT社で、契約社員の男性(71)が工場2階から約4m下のコンクリート床に転落した。
男性は頭を強く打ち、搬送先の病院で約3時間後に死亡した。
警察によると、男性は2階で、開閉式の床板(2m四方)から漁網を吊り上げる作業をしており、誤って転落したらしい。
事故当時、2階では同僚2人が作業をしていた。
3月3日19時10分に東北放送からは、若干ニュアンスの異なる、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前9時頃、塩釜市の漁網製作会社「T社」の工場の2階で、作業をしていた契約社員の男性(71)が、漁業用の網を吊り上げるために床に空けられている穴から3.9m下に転落した。
男性は全身を強く打ち、約3時間後に死亡した。
警察によると、男性は、穴を塞いでいた縦2m、横1.5mの木製のふたを、電動ウインチで吊り上げる作業をしていた。
男性は命綱をつけていなかったということで、警察で安全管理に問題がなかったかなど、事故原因を調べている。
出典URL
http://skip.tbc-sendai.co.jp/01news_2/20160303_25549.htm
2016年1月30日20時56分にNHK首都圏NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
1月30日21時28分に朝日新聞から、1月30日20時29分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午前11時ごろ、東京・中央区の築地市場にある立体駐車場の4階で、水産物の運搬作業に使われる小型搬送車(ターレット)が貨物用のエレベーターの扉に衝突し、運転していた男性(69)が衝突でできた扉の隙間から8m余り下にあったエレベーターの天井部分に転落した。
男性は病院に運ばれたが、頭や胸などを強く打っていて、まもなく死亡した。
「反動で人だけが落ちちゃったって感じ。ドンって当たった瞬間、扉が開いちゃったのかな」(目撃者の男性)
警察によると、男性は水産物を降ろしたあと、エレベーターに乗ろうとしていたということで、警察は、運転操作を誤って扉にぶつかったとみて、事故の原因を調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20160130/5489241.html
http://www.asahi.com/articles/ASJ1Z433KJ1ZUTIL00L.html
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2691703.html
(ブログ者コメント)
「ターレット」とは、築地を紹介するテレビ番組で必ずといっていいほど映される運搬車。前方で運転手がハンドルを回し、後方に荷台がある。
2016年1月5日20時57分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
奈良市道の水道管工事で柵の設置などを怠り、通り掛かった自転車の女性が掘削した穴に転落して重傷を負ったとして、奈良県警奈良署は、5日、現場責任者の水道工事業の男(56)を業務上過失傷害などの容疑で逮捕した。「ばれないと思った」と、容疑を認めているという。
逮捕容疑は、昨年11月5日午後1時ごろ、同市大宮町4の市道で、危険を防ぐ注意義務を怠り、水道管の工事を実施。
自転車で通り掛かった市内の女性(77)が掘削した穴に転落し、女性に肋骨を折るなど重傷を負わせたなどとされる。
同署によると、市道の幅は約6mで、穴は縦2.3m、横1.3m、深さ1.4m。
コーン3個を穴の周囲に置き、歩行者が通る側に柵1個を掛けただけだった。
誘導担当の警備員を現場に配置していたが、事故を防げなかった。
奈良署に工事に関する苦情が当日寄せられ、署員が現場に偶然居合わせて女性が転落する状況を目撃しており、逮捕につながったという。
出典URL
http://mainichi.jp/articles/20160106/k00/00m/040/094000c
1月6日付で朝日新聞奈良版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
水道工事業の男は、転落を防ぐ柵を設置せず、警備員による適切な交通誘導をしなかったなどの疑いがある。
現場は、東西に延びる直線道路。
穴(南北約2.3m、東西約1.3m)の南側にしか柵を置かず、西側からきた女性は転落したという。
(ブログ者コメント)
書類送検ではなく、逮捕。
また、適切な誘導をしなかったとされる警備員については、何も報じられていない。
「ばれないと思った」という言葉といい、何か、報道されない事情でもあるのだろうか?
2015年11月27日19時4分にNHK高松から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
27日午後3時半ごろ、丸亀市浜町の市営駅前地下駐車場で、管理人の61歳の男性が換気室を点検しようとして、高さ3.6m下のコンクリートに落下した。
男性は、意識はあるものの、頭などに大けがを負った。
換気室は排気ダクトが集まった吹き抜けの空間で、男性は、点検をしようと吹き抜けの途中にある扉から足を踏み入れたが、吹き抜けであることを知らなかったため、足を踏み外して転落したと見られている。
警察は、転落したときの状況などについて、さらに詳しく調べている。
出典URL
http://www3.nhk.or.jp/lnews/takamatsu/8033853461.html?t=1448659377094
(ブログ者コメント)
管理人になって初めて点検する場所だったのだろうか?
過去に同じようなヒヤリを体験した管理人はいなかったのだろうか?
あるいは、設置して間もない駐車場だったのだろうか?
そんなことを考え、何年前に設置された駐車場か調べてみたが、分からなかった。
丸亀市の駐車場条例は平成17年制定につき、それ以降だとは思うが・・・。
2015年9月9日付で朝日新聞埼玉版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東松山市は8日、同市宮鼻の市立南地区体育館で、利用者の男性(74)が負傷したと発表した。
市によると、8日午後4時ごろ、空調点検のため、業者が用具庫内の床の点検口(縦横各60cm)を開けて作業中、男性が点検口に足を落とし、弾みで脇腹を強打、市立病院に搬送された。
男性は、肋骨を折るけがを負った。
作業は2人で行い、1人が床下の点検口の中で作業、1人が外で資材の片付けを始めた直後に、男性が用具庫内に入ってきたらしい。
男性はパドルテニスのサークル仲間10数人と活動中だった。
(ブログ者コメント)
不特定多数の人が利用している体育館での工事につき、開けた点検口の周囲に何らかの落下防止対策をしていたとは思うのだが・・・。
2015年9月1日10時58分に千葉日報から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
31日午前9時10分ごろ、千葉市中央区村田町の同市が管理する下水処理施設「南部浄化センター」で、消防設備の点検中だったアルバイトの男性(22)が、3階から約17m下の地下2階に転落した。
男性は頭を強く打ち、間もなく死亡した。
警察は、詳しい事故原因を調べている。
警察によると、施設は地上3階地下3階建て。
男性は、施設の消防設備の点検を委託されているメンテナンス会社の従業員で、同日午前9時ごろから同僚2人と作業。
火災警報器などの点検中に、配管やダクトなどを通している穴の約70cmの隙間から誤って転落したとみられる。
男性は約1カ月前、アルバイトとして入社したばかりだったという。
警察は、施設の安全管理や点検指導に問題がなかったかなど、状況を詳しく調べる。
同市は、「事実確認中」としている
出典URL
http://www.chibanippo.co.jp/news/national/275538
2015年3月19日付で朝日新聞伊賀版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
伊賀労基署は18日、アルバイト従業員の男性(当時74)が清掃作業中に転落死した事故があったとして、砕石会社「Ⅾ社」と同社の砕石・リサイクルプラント工場長の男性(41)を、労安法違反容疑で書類送検した。
両者とも容疑を認めているという。
同署によると、昨年12月4日昼前、同市の砕石・リサイクルプラントで、ベルトコンベヤー近くの通路で清掃をしていた従業員が約5m下に転落して死亡した。
従業員が作業をしていた通路は、穴が開くなど劣化した状態のままで、同社と工場長は、安全な状態を保つのを怠っていた疑いがある。
2015年1月21日付で朝日新聞新潟全県版(聞蔵)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
2015年1月20付で毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
19日午後3時ごろ、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の2号タービン建屋に隣接するIPBシャフト室で、協力会社の男性作業員(51)が作業中、金網状の足場(幅約80cm)から約3.5m下に転落し、右足の大腿骨を折るなど1カ月の大けがをした。
はしごで下りるために設けられた80cm四方の開口部から転落したという。
同室はタービン建屋から延びる電線を変圧器につなぐ施設で、作業員は、他の2人と一緒に作業用電源の点検作業中、設備の一部を写真に撮ろうとして足場から落下。
作業員は31年のベテランだったが、安全帯は付けていなかった。
出典URL
http://mainichi.jp/select/news/20150121k0000m040092000c.html
(ブログ者コメント)
東電HPに掲載されている写真を見ると、開口部とはグレーチング通路の端の、垂直ハシゴで人が昇降するための出入口。
転落防止用の安全バーは、写真では見当たらない。
http://www.tepco.co.jp/kk-np/data/publication/pdf/2014/27011901.pdf
(2015年2月9日 修正1;追記)
2月2日に東京電力からプレスリリースされた資料に、事故時の詳しい状況などが掲載されていた。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu15_j/images/150202j0301.pdf


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。