2017年3月31日19時10分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
消費者庁は31日、天然ゴム製品に触れたことでアレルギー症状が出た事例が過去に40件以上報告されているとして、注意を呼びかけた。
まれに呼吸困難や意識障害など、アナフィラキシーショックを起こすこともあるという。
消費者庁によると、天然ゴムに含まれるたんぱく質の一部が原因とされ、「ラテックスアレルギー」と呼ばれる。
天然ゴムを使った手袋や風船、医療用チューブに触れると、赤み、かゆみ、じんましんが出る。
クリ、バナナ、アボカド、キウイフルーツを食べて発症するケースもあるという。
国内では、過去にゴム風船で遊んでいた5歳児の唇とまぶたが腫れ、手袋を着けた30代女性は全身にじんましんが出たことが報告されている。
実際にアナフィラキシーショックを起こした例もあったという。
消費者庁は、医療や介護、製造業、清掃業など手袋をよく使う人や、慢性的な肌荒れで皮膚表面の機能が低下している人は発症のリスクが高いとして、「自分にアレルギー体質があるかを知っておくのが重要。疑われる症状が出たら医療機関に相談してほしい」と呼びかけている。
出典
『消費者庁 天然ゴムアレルギーに注意呼びかけ』
http://mainichi.jp/articles/20170401/k00/00m/040/053000c
(ブログ者コメント)
以下は、平成29年3月31日付の消費者庁ニュースリリース(全6ページ)。
5事例などが詳しく掲載されている。
『天然ゴム製品の使用による皮膚障害は、ラテックスアレルギーの可能性があります。アレルギー専門医に相談しましょう。』
http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/170331kouhyou_1.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。