2017年3月31日5時38分に共同通信から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
子どもが家庭内の電気コンセントに金属片などを差し込んで感電し、やけどなどを負った事故が今年2月までの約6年間に約30件起きていることが、31日、消費者庁への取材で分かった。
死亡例はないが、同庁は保護者に対し、専用キャップで対策を取るよう呼び掛けている。
各地の30医療機関からの情報を分析。
5歳児が両穴に鍵2本をそれぞれ差し込んで感電し両手指にやけどを負うなど、鍵やヘアピン、クリップの金属を差し込んだ事故が多かった。
未就学児の事故が目立つという。
同庁は、専門家の見解を踏まえ、「家庭用の100Ⅴの電圧でも、子どもが感電すると心臓まひを起こす恐れもある」としている。
出典
『コンセント穴、感電注意 子どもの金属片差し込み』
https://this.kiji.is/220281248433833464?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
取材のきっかけとなったと思われる消費者庁からの発表資料は下記。
『電気コンセントでの感電に注意しましょう!』
(2017年 3月 2日 Vol.329 消費者庁)
電気コンセントは、小さな子供の手が届きやすい位置にあります。
消費者庁には、子供がヘアピンや鍵など身近にある金属を電気コンセントに差し込んで感電したという事故の情報が医療機関(※)から寄せられています。
「子供が二つの鍵をそれぞれコンセントに差し込んで、感電し、両手指にやけどを負った。」(5歳)
家庭用の100Vの電圧であっても、感電すると心臓まひを起こす可能性があり、大変危険です。
こうした事故を防ぐため、最近ではカバー付きの電気コンセントやコンセントキャップなども市販されています。
なお、コンセントキャップを使用する際は、子供が取り外しにくく誤飲しにくい形状・仕組みのものや、興味を示しにくいシンプルなデザインのものを選びましょう。
子供は好奇心旺盛なため、色々なものを触りたがったり、大人のまねをしたがったりします。
上記のような感電防止対策をするとともに、対策を過信することなく子供の見守りと気配りを心掛けましょう。
http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/vol/20170302.php
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。