2017年3月30日21時17分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
30日午後5時5分ごろ、東京都国立市西2の駐車場で、子供が井戸に落ちたと119番があった。
消防が約1時間後、小学2年の女児(8)をロープでつり上げて救出した。
女児は、あごなどに軽傷を負ったが、意識ははっきりしているという。
警察が事故の経緯を調べている。
警察によると、女児は友達の小学5年の女児(11)と遊んでいて、コンクリート製のふた(直径約1m、厚さ約8cm)の上に乗った際に、ふたと一緒に転落。
女児は下まで落ちたが、ふたは途中でひっかかって止まった。
井戸の深さは約12mで、85cmほど水がたまっていたという。
現場はJR国立駅の南西約1kmの、商店と住宅が混在した地域。
近所の住民によると、井戸は現場に2~3年ほど前まであった銭湯が使用していたものとみられる。
建物が壊された後は駐車場として利用されているが、井戸は残ったままだった。
救出活動を見守っていた近くの男性(79)は、「子供たちがふたの上で遊んでいたのを見かけたことがある。女の子の両親が駆けつけていた。助かって良かった」と話していた。
出典
『井戸転落 ふたに乗って一緒に落下 2~3年前まで使用』
http://mainichi.jp/articles/20170331/k00/00m/040/115000c
3月31日0時17分にTBS News iからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。
警察によると、女の子は、11歳の女の子と2人で井戸の上を覆っていたコンクリート製の蓋の上で遊んでいたところ、突然、2つある蓋の片方が外れ、転落したという。
Q.あの場所は?
「お風呂屋さんのあとです」
Q.井戸の蓋は開いてる?
「絶対開いてないです。きちんと蓋がしてある。コンクリートの人が動かせないくらいの蓋」(近所の人)
以前撮影された井戸の写真。
コンクリート製の半円形の蓋2枚で覆われている。
厚さ8cmほどの蓋の片方が女の子の上で引っかかっていて危険なため、まずは蓋を取り除き、1時間後、女の子は救出され、病院に運ばれた。
あごに擦り傷を負うなどしているが、軽傷だという
出典
『古井戸に女児転落、緊迫の救出劇』
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3016893_ie9.html
(ブログ者コメント)
TBSの映像によれば、井戸の縁は地面から20cmほど立ち上がっている。
そして、そばに置かれている蓋は2つともきれいな半円形。半割タイプだったのかもしれない。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。