本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。 それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。 本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。 一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。 (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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2019年7月28日17時30分にNHK富山から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
後を絶たない用水路の転落死亡事故を防ごうと、住民などがみずから地域の危険箇所を回り安全対策を考えるワークショップが富山市で開かれた。
富山県は、用水路の転落死亡事故の件数が全国最悪レベルになっている。
県は、自分が住んでいる地域の用水路の危険性を住民などにみずから考えてもらおうと、28日に富山市でワークショップを開き、地域の自治振興会や土地改良区、長寿会などからおよそ40人が参加した。
はじめに、農業土木の専門家が、会場の公民館の横にある幅80cm、水深16cmの用水路で足を滑らせて転落したという想定で、人型の模型を使った実験を行った。
用水路に入れられた模型は、流れを自分の体でせき止め、止まった場所では水位が40cmまで上昇し、顔の部分にかかっていた。
専門家は、流れが速いと水位が上がるスピードも速く、死亡事故につながる可能性が高くなることを説明した。
そして、住民が実際に地域の用水路の危険箇所を見て回り、どこにどのような安全対策を行うのが最も効果的かを話し合った。
県は、8月にも同様のワークショップを開くことにしていて、地域で用水路事故の危険箇所についての情報を共有し、安全対策を行うことで事故防止につなげたいとしている。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/toyama/20190728/3060002364.html
(ブログ者コメント)
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プロフィール Profile
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
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