(1/2から続く)
〇アルミホイル使用不可な理由については、下記記事が分かりやす
かった。
(平成24年6月28日 東京消防庁)
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電子レンジは、マイクロ波という電磁波を庫内に照射して食品を加熱します。
このマイクロ波は、水分に吸収され、分子を振動させて摩擦熱で食品を加熱しますが、紙や陶磁器、ガラスなどは通り抜け、金属面は流れたり反射したりします。
アルミなどの金属が使われた容器やレトルトパック食品の袋、内側にアルミなどの金属が貼られた冷凍食品の袋などを電子レンジで加熱すると、電磁波によりスパークが発生し、加熱していた食品の容器や袋、庫内に付着した油・食品等のかすに着火して火災となります。
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https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/hp-kouhouka/pdf/240628.pdf
(ノジマ電気HP)
電子レンジ機能を利用する場合、アルミホイルを使うことはできません。
火花が散り、大変危険です。
【火花が出る原因】
電子レンジは、マイクロ波という電磁波を出して、食品に含まれている水分を激しく振動させることで、熱を発生させています。
また、金属表面には電子が存在し、電磁波を浴びることで、この電子が活発に動き回るようになりなります。
アルミホイルも、アルミニウムという金属を薄く伸ばしたものです。
そして、アルミホイルのシワや尖った部分を出口として、電子が飛び出た(放電した)ものが、火花なのです。
そのため、アルミホイルに限らず、金属製食器や金属装飾が施された食器は注意が必要です。
特に、突起の多いものは火花が出やすくなっています。
うっかり加熱してしまうと電子レンジが壊れるだけでなく、火災の原因にもなりますので、食器などが電子レンジ対応かどうか、しっかり確認をしてください。
※オーブン機能付きのレンジに付属している角皿も、電子レンジ機能使用時にはご使用いただけません。
https://www.nojima.co.jp/support/faq/10807/
〇電子レンジ内の食品カスなどが発火する原因については、以下の
ケースもあるとのことだった。
(平成27年3月19日 独立行政法人国民生活センター)
6.テスト結果
(1)電子レンジ庫内壁面の発煙・発火の例(食品カスの付着)
マイクロ波の出口カバーに食品カスが付着したまま加熱すると、その部分にマイクロ波が集中し、発煙・発火することがありました。
http://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20150319_1.pdf
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。