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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20229202158分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

20日午後245分ごろ、石川県白山市の金沢工業大やつかほリサーチキャンパスにある地域防災環境科学研究所で、耐震実験用の土壁が倒れ、男性教授(64)と、25歳と22歳の女子学生の計3人が足を挟まれるなどのけがをした。

地元消防によると、このうち学生(25)は重傷という。

大学や地元消防によると、現場は住宅の耐震実験などを行う施設で、土壁は幅2メートル弱、高さ3メートル弱、重さ約400キロ。

9枚を立てて並べていたところ、8枚がドミノ倒しになったという。

大学の説明では、当時現場にいたのは建築学部建築学科の学生4人と教授の計5人。

木枠内に土などを塗り込んで作った土壁に機械で力を加え、壊れる状況を調べる実験の準備中だったとみられる。

通常は天井からつるしたクレーンを使って壁を動かし、参加者はヘルメットを着用することになっている。

当時の状況は確認中といい、大学広報課は「実験中の事故はあってはならないことで、安全管理が徹底されていたかを調べ、再発防止に努めたい」とコメントした。

(共同)

https://mainichi.jp/articles/20220920/k00/00m/040/273000c

 

9211231分にYAHOOニュース(北陸放送)からは、土壁の耐震性を調べる実験の準備中だった、クレーンで吊り上げる準備をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

消防によりますと、実験室には9枚の土壁がおよそ80センチの間隔で立てられていて、両脇の3か所は一辺が5センチほどの角材でビス止めされていたということです。

その際、最も端の1枚を男性教授がクレーンを使ってひもをかけ吊り上げる準備をしていたところ、他の8枚の土壁がドミノ倒しになったということです。

事故当時は土壁の耐震性を調べる実験の準備作業中で、警察は業務上過失傷害の疑いも視野に調べを進めています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4ebdd4a9fff22d0969c470a08306027a8ca5eda

 

2022921191分にYAHOOニュース(北陸放送)からは、同趣旨の記事が解説図付きでネット配信されていた。

事故があったのは石川・白山市八束穂の金沢工業大学やつかほリサーチキャンパスの実験室で、20日午後245分ごろ、実験に使う土壁を移動させる作業をしていた際、9枚のうち8枚が次々とドミノ倒しになり、女子学生2人と教授が下敷きになりました。

この事故で女子学生(25)が頭を強く打つなどして大けがをし、女子学生(22)と男性教授(64)が足などにけがをしました。
いずれも命に別状はありませんでした。

大学や消防の情報をもとに事故当時の状況を説明します。

土壁を側面から見た図です。
当時、実験室にあった土壁は9枚で、厚さ約10センチ、土壁の間隔は約80センチでした。

倒れた土壁には木の枠がついていて、一番端の壁はクレーンからロープをかけ固定されていたほか、壁の側面は一辺5センチほどの角材でつなぎねじ止めされていました。

その後、実験で使うため一番端の固定していた土壁を移動させようと、教授と1人の女子学生がねじを外していたところ土壁が次々と倒れ、下敷きになったということです。

大学は事故当時の状況について、教授と女子学生のうち1人は壁の外側に、もう一人の女子学生は反対側にいたため正確な位置は分かっていないと説明しています。

一方、実際に救助活動に当たった消防隊員によりますと、女子学生は2人とも壁と壁の間に入っていたと近くにいた学生から聞いたということです。

1
枚およそ400キロもの壁がなぜ次々と倒れたのか、安全面での問題はなかったのか、大学は事故調査委員会を設置し詳しい原因を調べています。











https://newsdig.tbs.co.jp/articles/mro/159694?display=1

 

92251分にYAHOOニュース(北國新聞)からは、外側の1枚をクレーンで吊った後、ネジを外そうとしていた、学内規則に反し、ヘルメットと作業服を着用していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

金沢工大の大澤学長は21日、野々市市の同大扇が丘キャンパスで会見し、後藤教授や学生が学内の規則に反してヘルメットや作業服を着用していなかったと説明した。

教員らで事故調査委員会を設置し、原因究明を進める。

大澤学長は会見の冒頭、事故とけが人の発生を陳謝した。

同大の説明では、1枚当たり高さ28メートル、重さ約400キロ(推定)の土壁9枚は、側面同士を木材でつないで倒れないようになっていた。

事故が起きたのは後藤教授が外側の1枚を移動させるため、クレーンで吊った後、木材のねじを外そうとした時で、ほかの土壁8枚が突然倒れてきたという。  

学生の1人は全身を土壁に挟まれて頭などを強く打ち、もう1人の学生は足を挟まれた。

後藤教授は土壁に当たって飛ばされた。

大澤学長は「命は別条がないと聞いている」と述べた。  

同大は学内規則「安全指針」で実験に適した服装を定めている。

巨大な土壁を扱う今回の実験では、ヘルメットと作業服、安全靴を着けることが義務付けられているが、実際にはヘルメットと作業服は着用していなかった。
安全靴は不明という。  

事故調査委は安全衛生委員長や教員らを中心に設けた。
設備や実験の手順などを検証する。

原因の特定までは、現場となった構造実験室での実験を見合わせる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/0359ed85f6d627e5822d49d5df9c8ff1ccdd28fe

 

 (2023年3月18日 修正1 :追記)

202331851分にYAHOOニュース(北國新聞)からは、クレーン操作をしていた教授は無資格だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

金沢労働基準監督署は17日、無資格でクレーンを運転したとして、労働安全衛生法違反の疑いで、教授と法人としての大学を金沢地検に書類送致した。

【写真】奥の1枚を残して土壁が倒れた事故現場

書類送検容疑は昨年920日午後、白山市八束穂(やつかほ)2丁目の大学実験室で、教授が資格を持たず、必要な教育を受けていないのに、クレーンで土壁をつり上げる作業をした疑い。

大学は教授に安全のための教育をしなかった疑いがある。

金沢工大などによると、当時、教授らは高さ3メートル弱、幅2メートル弱の土壁(1枚約400キロ)を9枚立てて並べていた。

教授がクレーンで1枚を運ぼうとした際、8枚がドミノ倒しになり、3人が下敷きになって頭や足を挟まれるなどした。  

金沢工大は「書類送検の事実を確認できていないのでコメントできない」としている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/728de091ec63d772c7bd8039ea036110526fc29d 

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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