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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20185261630分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

カラスのひなが巣立ちを控えた初夏は、親鳥が神経質になって威嚇行動を取る季節でもある。

たまたま巣の近くを通り、頭を蹴られたという人もいるだろう。

そんなとき身を守るには、両腕をまっすぐ上げるバンザイポーズが効果的だという説が注目を集めている。

 

札幌市のホームページでは、カラスの威嚇対策の一つとして、腕を上げる方法を紹介している。

 

この方法を勧めるのが、20年近くカラスの観察を続けてきた、NPO法人「札幌カラス研究会」(札幌市中区)代表理事の中村眞樹子さん(52)だ。

 

中村さんによると、カラスの威嚇には段階があり、初めはじっと人を見たり、威嚇鳴きをしたりする。

さらに、頭すれすれへの低空飛行をする。

それでも効き目がない相手に繰り出すのが、後頭部を蹴る攻撃だという。

 

バンザイポーズが、なぜ有効なのか。

中村さんは、「バンザイポーズをすれば、カラスは人の腕にぶつかって翼にけがをするのを避けようと、腕よりも上を飛ばざるを得なくなり、頭への攻撃を避けられる」と説明する。

 

中村さんは十数年前、巣の近くで作業していた造園業者がほうきを立てて持っていたところ、カラスがほうきの上までしか近づけなかったのを目撃。

これを参考に、自らバンザイポーズを試してきた。

 

コツは、カラスに攻撃と勘違いされないため、まっすぐ上げた両腕を動かさないこと。

走ると追いかけてくるおそれがあるため、そのままゆっくり通り過ぎるのがいいという。

 

元日本鳥学会長の樋口広芳・東京大名誉教授(鳥類学)も、「カラスにとっては両腕が邪魔になり、効果がある。老若男女みんながいつでも使える方法だ」と評価する。

 

カラスが威嚇をするのは、主に5~6月。

ひなが巣立つ前後約2週間とみられる。

 

「巣から落ちそうになりながら飛ぶ練習をするひなを、親鳥はひやひやして見ている。威嚇は家族を守るための行動で、巣があるのがわかっているなら、回り道も被害を避ける方法の一つ。子育てに専念してもらったほうが、巣立ちが早まります」と中村さんは話す。

 

出典

カラスの威嚇にバンザイが効く? 札幌のNPO「両腕まっすぐに」

https://digital.asahi.com/articles/DA3S13513025.html?rm=150 

 

 

ちょっと前、20184242342分にウエザーニュースからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

街中や郊外、どこでも見かけるカラス。

ゴミをあさって散らかす、黒くて大きくて鳴き声も怖いなど、あまり好かれている鳥とはいえません。

この季節になると彼らの子育てが始まり、通行人が攻撃を受けるなど、そのイメージはますます悪化します。


しかし、このカラス、実はとても賢くて愛情が深く、上手に付き合えば、お互いにストレスなく共存できる鳥なのです。

 

彼らとの付き合い方や、この季節特有の攻撃を簡単に防げる方法など、NPO法人札幌カラス研究会代表理事の中村眞樹子さんに伺いました。

 

 

【身近なカラスは2種類、見た目も性格も違う】

 

私たちが身近に見かけるカラスは、主にハシブトガラスとハシボソガラスの2種類です。

ハシブトガラスは、名前の通りくちばしが分厚く、体も大ぶりで、声は澄んでいます。

一方、ハシボソガラスは、くちばしがスマートで、体はやや小ぶり、声はしわがれています。


ともにとても賢く、記憶力も抜群です。

また、雛に対する愛情は鳥の中でも群を抜いていますが、「このうち、主に人を攻撃するのはハシブトガラスです」と中村さんは話します。

 

「ハシボソガラスは、雛が落下して人が手を出そうとしない限り、まず攻撃しません。しかし、ハシブトガラスは、特に雛のふ化直後から巣立ち後10日間は雛を全力で守ろうとするあまり、巣のそばを通りかかる人を攻撃することがあるのです。大体、4月中旬から8月ぐらいがその期間にあたります」(中村さん)


雛を守ろうという親の愛情から、攻撃という手段に出るわけですね。

では、彼らの攻撃から身を守り、お互いにストレスなくこの期間を過ごすには、どうすれば良いでしょうか。

 

 

【攻撃する前の警告メッセージに気をつけよう】

 

できれば、人に接触するリスクは避けたいカラス。

中村さんによると、人を攻撃するのは最後の手段のようです。

「カラスが攻撃に出るまでは、『じっと見て警戒』→『威嚇鳴き』→『接近』→『人を追跡』→『低空飛行』→『攻撃』という段階を踏みます。このメッセージに注意が必要です。
カラスが『カウ、カウ、カウ』とピッチの早い声で鳴きながら頭上を飛び回ったり、近くに止まり『ガーッ、ガーッ、ガーッ」と少し濁った声で鳴きながら枝をつついたりすれば、それは巣が近くにあるということ。避けられるのであれば、その道は通らないようにしましょう。
『カラスのために、なんで人が遠慮するのか』という意見もありますが、それはカラスのためではなく、人が攻撃されないようにするため。人とカラスのむやみな衝突は避けよう、ということです」(中村さん)

 

 

【避けて通れない場合の簡単な回避法は】

 

では、迂回路がない場合はどうしたら良いでしょうか。

また、カラスはどのように攻撃してくるのでしょうか。


「カラスの攻撃は『くちばしでつつく』と思っている方が多いですが、実は後ろから人の後頭部を蹴るんです。

そのため、傘をさせば頭が隠れるので防げるのですが、いつも持っているわけではありません。

一番良いのは、『両腕をまっすぐに上に挙げて動かさず、そのまま歩いて通り過ぎる』という方法。

両腕を挙げていれば、頭を攻撃しようとすると翼が腕に引っ掛かる可能性があるため、頭を蹴ることができなくなるんです」(中村さん)

 

また、カラスは人の行動をよく覚えていて、大声を出したり石などを投げたりして怖い目にあわせると、その人と似た年齢や風貌の人も威嚇するようになるようです。
「むやみに刺激することなく、カラスの威嚇を察知したら穏便に通り過ぎるのが一番です」と中村さんはアドバイスします。

 

 

【魅力的で謎多き鳥、カラス】

 

こんなに身近なカラスですが、警戒心が強いうえに賢いので、野生の生態がつかみにくく、実はいまだに謎が多い鳥だそうです。

 

カラスを観察すると、カラスもこちらをじっと観察しているのがわかります。

カラスの脳研究に詳しい宇都宮大学の杉田昭栄特命教授によると、カラスは人の7歳程度ができる簡単な三段論法的な知能行動ができるそうです。

電線でブランコをしたり滑り台を滑るなどの遊び行動も観察されるほど、お茶目な一面も。
いたずらに恐れたり忌み嫌うことなく、互いにストレスなく共存できればいいですね。

 

 

【参考資料など】


環境省「カラス対策マニュアル」 

 

出典

『繁殖期(48)のカラス攻撃は「バンザイ」で防ぐ!?

https://weathernews.jp/s/topics/201804/190105/  

 

 

 

 

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化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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