2018年5月26日0時55分に埼玉新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
埼玉県富士見市は25日、5月1日と14日の2日間に市立小、中学校に提供された給食を食べた小学生3人と中学生1人の計4人(いずれも男子)がじんましんなどのアレルギー症状を発症したと発表した。
小学生1人は1日入院したが、2日後から通学。
ほかの3人は投薬後に回復し、翌日から通学している。
市教委などによると、両日とも、アレルギーの原因とされる卵、乳、小麦入りの「ミートボールのしょうゆ煮」が提供されていた。
同市の小、中学校計17校には、学校給食センターの給食が提供されている。
同センターは毎月、アレルギーのある生徒の保護者に対し、調理素材にアレルギーの原因になる物質の有無を明記した「食物アレルギー食品対象表」を配布。
食物アレルギーの生徒らは、この対象表を事前に確認し、給食を選別している。
ただ、両日の対象表には、アレルギーの原因物質は記述されていなかったため、生徒らはそのまま食べた。
調査により、ミートボールの納入業者が、原因物質のある食材とない食材の2種類の規格書を同センターに提出。
職員が、原因物質のない食材の規格書を見て、対象表に記載していたことが分かった。
星野光弘市長は、「4人の児童、生徒や家族にはおわびしたい。子どもたちが安心しておいしく食べられる給食の信頼を失墜してしまった。今後は二度とこのようなことがないように、再発防止と職員の確認作業の徹底を図りたい」としている。
出典
『アレルギー発症…富士見市立小、中学校で給食食べた4人 ミートボールに原因物質、連絡なくそのまま食べる』
https://this.kiji.is/372775459454207073?c=39546741839462401
(ブログ者コメント)
2種類の規格書が提出されたという件、それはルール通りなのだろうか?
規格書は1種類だけとし、アレルギー食材には〇印をつけるなどの運用にすれば、間違いは起きないと思うのだが?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。