2018年5月26日19時13分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
26日午後2時40分ごろ、山梨県富士吉田市の遊園地「富士急ハイランド」で、ジェットコースター「ド・ドドンパ」が、乗客8人を乗せて走行中に停止した。
同園によると、乗客は約20分後、係員に誘導されて降車した。
けが人はいなかった。
同園の説明では、地上から高さ約40mの地点を走行中、コースター全5両のタイヤ計51本のうち、2両目の右側後方の1本がパンク。
減速してループを回り切れずに後退し、安全装置が働いて、地上約1.5mのトンネル内で停車したという。
「ド・ドドンパ」は、出発直後に時速180kmに達するという「世界一の加速力」(同園)で人気があるという。
昨年7月、営業開始から2日目に、タイヤのパンクで同様のトラブルが起きていた。
出典
『ド・ドドンパ、走行中に停止 タイヤ1本パンク 富士急』
https://www.asahi.com/articles/ASL5V5QKNL5VUZOB00J.html
5月26日19時39分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
地上からはしごをかけ、乗客を降ろした。
パンクしたのは5両ある車両のうち、2両目の右後方主車輪のタイヤ1本で、営業前と午後1時すぎの計2回の点検では、異常は見つからなかったという。
出典
『コースターがパンクで停止 ループを回り切れずに逆走 富士急ハイランド
けが人なし』
http://www.sankei.com/affairs/news/180526/afr1805260011-n1.html
5月27日10時23分に産経新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「富士急ハイランド」は27日、走行中にタイヤがパンクし、運転を中止していたジェットコースター「ド・ドドンパ」の運転を再開した。
別の車両を使って試運転した結果、安全が確認できたとしている。
富士急ハイランドによると、車両がループに入る前、U字形のカーブを走行中に大きな負荷がかかった可能性がある。
同社は、ド・ドドンパを計4台保有。
パンクが起きた車両は、使わずに詳しく点検する。
出典
『パンクのコースター再開 富士急ハイランド』
http://www.sankei.com/affairs/news/180527/afr1805270005-n1.html
(ブログ者コメント)
昨年のトラブルは、本ブログでも紹介スミ。
2017年7月24日掲載
2017年7月16日 山梨県富士吉田市の遊園地で営業2日目のジェットコースターがタイヤパンクで緊急停止、前日にもパンクしたが停止はせずタイヤ交換して営業を続けていた (修正1)
http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7381/
今回パンクした車両と昨年パンクした車両は、同じだろうか?違うのだろうか?
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。