2018年5月24日15時37分にNHK NEWS WEBから、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
全国で相次いでいる10代の自転車事故のうち、ハンドルに掛けた傘などが前輪に巻き込まれて転倒したケースが多くを占めていることから、調査に当たったNITE=製品評価技術基盤機構は、ハンドルに物を掛けて運転しないよう呼びかけている。
NITEによると、昨年度までの5年間に報告があった自転車事故のうち、年齢がわかっているケースを見ると、20代以上の成人の事故が183件だったのに対し、10代の事故は74件に上っている。
このため10代の事故の原因を調べたところ、走行中にハンドルに掛けていた傘や買い物袋などが前輪に巻き込まれたり、ライトを足でつけようとして靴が車輪に巻き込まれたりして転倒した事故が21件と、最も多くを占めていた。
一方、20代以上でも、前輪に物を巻き込んだ事故は11件あったほか、電柱にぶつかったり段差を乗り越えたりした際に車体が変形したまま走り続けた結果、部品が壊れて転倒した事故が34件あった。
NITEは、「ハンドルに掛けた荷物が巻き込まれると、前輪が急にロックされて事故に直結するので、絶対にやめてほしい。また、大きな衝撃を受けた場合は、車体に異常がないか販売店などで必ず点検を受けてほしい」と話している。
出典
『自転車のハンドルに傘などを掛けて走らないで 事故多発』
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180524/k10011450751000.html
(ブログ者コメント)
1年ほど前になろうか、ブログ者も似たような経験をしたことがある。
舗装道路走行時、自転車が急にガタガタッと大きく揺れたのだ。
停車して道路状態を確認したが、穴などなし。
首を傾げつつ家に戻り、いざ鍵をかけようとしたところ、キーホルダーにぶら下がっていたアクセサリーが無くなっていた。
まさかアクセサリーが後輪に巻き込まれたなど、揺れた時には思ってもみなかった。
あの時、キーホルダーのアクセサリーだったから異常振動ですんだが、もっと大きな物が巻き込まれていたら、転倒しケガしていたかもしれない。
今回の情報に接し、そんなことを思い出した。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。