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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20185251459分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

米アマゾン・ドット・コムの人工知能(AI)スピーカー「エコー」が所有者の会話を録音し、許可なく知人に送信するトラブルが発生していたことが24日、米メディアの報道で明らかになった。

 

アマゾンによると、今回の誤作動はAIの「聞き間違い」が原因という。

アマゾンの本社がある米西部ワシントン州シアトルの地元テレビ局が最初に報じた。

 

エコーは、搭載されたAI「アレクサ」に呼びかけることで起動する仕組み。

アマゾンによると、スピーカーの不具合等ではなく、アレクサのマイクが所有者の声を聞き間違えたという。

 

所有者の夫婦が会話の中で「アレクサ」と聞こえた声に反応してエコーが誤って起動し、会話の録音を開始。

その後の会話の中の言葉を「メッセージの送信」のリクエストと勘違いした。

 

アレクサは、メッセージの送信先や、送信してよいかどうかをたずね返したが、背後の会話の中の言葉を、送信先の人の名前や送信許可と聞き間違え、誤送信してしまったという。

 

録音ファイルを受信した知人から知らされて判明したという。

アマゾンは再発防止に努めるとしている。

 

アマゾンのエコーをはじめ、グーグルの「グーグルホーム」やアップルの「ホームポッド」など、スマートスピーカー市場は拡大が続く。

 

声だけで操作でき、様々なタスクをこなしてくれる便利さが人気を集めるが、プライベートな情報の管理に対する一部消費者の警戒感は根強い。

 

ピューリサーチセンターの昨年末の調査では、音声アシスタントを利用していない人の約3割がプライバシーに関する懸念を持っているという。

 

出典

『アマゾンのスピーカー、夫婦の会話を録音し勝手に送信』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3095780025052018TJC000/ 

 

 

525日付でBBC NEWS JAPANからは、より詳細な下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

米西部オレゴン州のある夫婦は、アマゾンの人工知能(AI)「アレクサ」が搭載されたスピーカー「エコー」が自分たちのプライベートな会話を聞いているんじゃないかと、冗談を言い合っていた。

 

それが急に冗談でなくなったのは、アレクサが実際に会話を録音していて、夫婦の連絡先のリストから無作為に選ばれたと思われる人々に送信されていたと分かったときだ。

 

最初にこれを報じた米ABCテレビ系列の地方局KIR07によると、録音を送られて当惑した人物から、「あなたのアレクサの電源を落としなさい。今すぐに!」と警告されたという。

 

なぜ起きたのかについて、アマゾンは釈明しているが、その前にまず、妻のダニエルさんがABCの記者に語った、ちょっと怖くなるような出来事の経緯について紹介しよう。

 

きっかけは、ダニエルさんの夫の部下からかかってきた電話だった。

 

「私たちの家の中で録音された音声ファイルが送られてきたと、彼が言い出したんです」とダニエルさんは話す。

 

「当初、私の夫は『そんなことはない!』と言っていましたが、(録音を受信した人は)『あなたは座って、堅木張りの床についてしゃべってましたよね』と。

それで私たちは、『なんてことだ。本当に私たちの話を聞いたんだ』となったわけです」

 

ちょっと気味が悪い話ではないだろうか。

今回は堅木張りの床の話で済んだが、今度は親密な愛のむつ言かもしれない。

 

なので、筆者はアマゾン社に、なぜこのようなことが起きてしまったのか問い合わせた。

広報担当者とのやりとりは以下の通りだ。

 

「エコーは、背景で聞こえてきた『アレクサ』に似た音を感知し、起動しました」

なるほど……

 

「そして、続いて聞こえてきた会話が『メッセージを送る』という指示だと認識しました」

それはまずい……

 

「その時点でアレクサは音声で、『誰あてですか?』という質問をしています。

そこで背景に聞こえてきた会話が顧客の連絡先リストにあった名前だと解釈しました」

ちょっと信じがたいけど、まあいい……

 

「そこでアレクサは音声で、『連絡先ですよね?』と質問し、背景に聞こえた会話を『そうだ』と言ったと解釈しました」

おかしな話になってきたぞ。

 

「一連の出来事はあり得ないように思えるかもしれませんが……」

言われなくても分かっている。

 

「……このような事例をさらに予防するための選択肢を検討しています」

 

すぐ一つの選択肢を思い付いた。

 

証明はできないものの、ダニエルさんは、アレクサが作動していると警告する音声は聞こえてこなかったとABCに語っている。

一つアドバイスできるとしたら、アレクサの声はかなり小さいと感じられる可能性があることだ。

特に、堅木張りの床などについて熱心に話しているときなどはそうだろう。

 

音声操作のデバイスに伴う危険性にあらためて気付かされる事例だった。

アレクサのように、所有者にフレンドリーで、親密になろうとするデバイスでは特にそうだ。

 

少なくともアレクサは、もう私たちのことを笑ったりはしないのだが。

 

(英語記事 Amazon Alexa 'heard and sent private chat'

 

出典

『夫婦のプライベートな会話を録音し送信 アマゾンのAI「アレクサ」』

http://www.bbc.com/japanese/44249440 

 

 

 

 

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自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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