2018年5月29日付で毎日新聞兵庫版から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
姫路市の市立小学校で、一昨年秋、4年生男児(当時9歳)が校内のごみ置き場にあった裁断機で指を切断する事故があり、市が慰謝料や治療費など約40万円を児童側に支払っていたことが、28日、明らかになった。
同日の市議会運営委員会で、損害賠償額決定を専決処分したと報告された。
市によると、2016年10月12日午前、休み時間中に児童4人が不燃ごみ置き場の裁断機を持ち出し遊んでいるうちに、男児が右人さし指の第1関節付近を切断した。
約10カ月の治療を要したという。
同小は裁断機を、同年9月15日のごみ回収に合わせて置き場に出したが、刃と木製の台を分離しなかったため、業者が引き取らなかった。
危険なごみは、置き場付近にある鍵付きのフェンス内に収納することになっているが、職員が「さわるな」の張り紙をしただけで、1カ月近く放置された。
職員の処分は無く、市教委は同10月に市立学校長宛てに注意喚起の文書を出した。
また、過失を認めて児童側と示談し、今年3月に賠償金を払った。
事故は28日の議運で初めて公表された。
市教委は、「子の安全を一番に考え、再発防止を徹底したい」としている。
出典
『姫路市 小4指切断を賠償 議運で専決処分報告』
https://mainichi.jp/articles/20180529/ddl/k28/010/399000c
5月28日21時0分に神戸新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
子どもたちが裁断機で鉛筆を切るなどして遊ぶようになり、2時限目後の休み時間だった午前10時半すぎ、この児童が同級生と遊んでいた際、右人さし指の第1関節を切断した。
市教育委員会健康教育課は、「鍵付きの倉庫に入れておくべきだった」と指摘する。
再接着手術が成功し、入院と10カ月の通院を経て、男児の指は動くようになったという。
市教委は事故後、校内の危険物を除去するよう通達を出し、「再発防止を徹底している」としている。
出典
『小学校で男児が指切断 ゴミ置き場に裁断機放置で』
https://www.kobe-np.co.jp/news/himeji/201805/0011301974.shtml
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。