







2021年6月11日7時28分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
停電発生時に警備員が出動せず、取水ポンプなどが停止したため、陸上養殖のヒラメやトラフグの稚魚計約10万5000匹が全滅したとして、長崎県漁業公社(長崎県佐世保市)が警備大手「セコム」(東京)を相手取り、約760万円の損害賠償を求める訴えを長崎地裁佐世保支部に起こしたことがわかった。
提訴は5月22日付。
訴状によると、公社は2015年から同社と契約。
同社は養殖場の防犯警戒や停電の監視業務を行うことになっていた。
昨年9月の台風で養殖場が停電になった際、同社の担当者は公社職員に電話し、停電の発生と警報装置をリセットする旨を伝えたが、現場には出動しなかった。
警報装置のリセットは現地での操作が必要なため、公社側は警備員が出動していると考えたという。
翌朝出勤した公社職員が、停電で取水ポンプなどが停止し、全ての稚魚が死滅していることに気づいた。
公社側は「警備員が出動し、停電が続いているとの報告があれば、非常用電源を使うなどの緊急対応ができた」と主張。
セコムは「係争中のため、コメントは差し控える」としている。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210610-OYT1T50180/
6月11日20時11分に毎日新聞からは、これまで停電発生時は警備員が現地に駆け付けていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
訴状によると、2020年9月2日夜、稚魚を養殖している佐世保市内の県漁業公社の事業所で台風による停電が発生。
セコムの警備員は事業所長に停電の発生を連絡し、現地での操作が必要な警報盤をリセットすると伝えた。
このため所長は自宅待機を続けたが、実際は警備員は出動していなかった。
翌朝、所長が出勤すると、停電が解消されないまま取水ポンプなどが停止しており、稚魚が酸欠で死滅していたという。
県漁業公社は15年にセコムと契約し、同社は事業所の停電の監視業務などを担っていた。
公社は「これまでも停電が発生した際は警備員が現地に駆けつけていた」とし、今回も「警備員が出動し、停電が継続していると電話をかけてくれれば緊急対応が可能だった」と主張している。
https://mainichi.jp/articles/20210611/k00/00m/040/265000c
6月12日8時32分に朝日新聞からは、警備員からその後の連絡はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
訴状によると、2020年9月2日夜、佐世保市の矢岳事業所で台風による停電が起きた。
セコムの警備員は、自宅にいた所長に電話で「停電で異常警報が出ているのでリセットする」と伝えた。
所長は、警備員が事業所に駆けつけたと思っていたが、実際は出動していなかった。
その後の連絡もなかったため、停電も復旧したと誤信した。
だが停電は続き、4時間しかもたない非常用電源の燃料も補充できなかった。
3日朝に出勤すると、ヒラメなど養殖の稚魚10万5千匹が酸欠で死滅していたという。
公社側は「警備員が現場に駆けつけて停電が続いていることを所長に伝えていれば、所長は非常用電源の燃料補充などの対応ができた」と主張。
ヒラメの死滅分の損害を求めている。
https://www.asahi.com/articles/ASP6C74S5P6CTOLB005.html
(ブログ者コメント)
過去の停電時には警備員が現地に駆け付けていたということだが、その際、警備員からリセット終了し復旧した旨、公社側に報告されていたのだろうか?
2021年6月11日18時40分にYAHOOニュース(テレビ朝日)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
公園の地面から突き出ていた鉄筋の棒。
13歳の男子中学生が15針を縫う大けがです。
掘り出された鉄筋。
東京・足立区の新田さくら公園に埋まっていました。
鉄筋が見つかったのは2日。
園内で遊んでいた男子中学生が転倒して、ひざの下あたりが鉄筋に当たり、15針を縫うけがをしました。
鉄筋があった原因について「施工業者が抜き忘れた可能性がある」としていましたが、足立区の公園管理課は「工事には様々な業者が関わっていて、現時点で調査中」としています。
さらに、別の可能性も…。
担当者によりますと、この場所の地下は土だけで、鉄筋は使っていないというのです。
公園の舗装を手掛ける業者も…。
「舗装工事等で鉄筋を使うことはまず一般的にはないですね。もし(鉄筋を)利用する場合はコンクリートで固めちゃって鉄筋はコンクリートの中に収まる形になりますので」
だとしたら、なぜ…。
足立区の別の公園では去年、砂場で大量の「つまようじ」が見つかりました。
こうした行為は、いたずらかもしれませんが、「けが」や「心理的な不安」ははかり知れません。
一方、今回見つかった鉄筋。
地面に垂直に近い状態で、担当者によれば、地表に「数ミリ」出たような状況だったといいます。
担当者は悪意のある行為だった可能性も捨てきれないとしています。
この公園では、他にも地中から鉄筋3本と杭が1本見つかりました。
足立区は今後、金属探知機を使ってさらに詳しく調べ、約60の公園も調べるとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c910b97ed0abfdfb9e1dbf7352c34a278e2078d5
6月10日18時33分にTBS NEWSからは、鉄筋の長さは30㎝だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄筋は地面から数センチ出ていたということで、区の職員が引き抜いたところ、直径10ミリで、長さは30センチあったということです。
周辺からは、他にも同様の鉄筋3本とロープを地面に固定する鉄の杭1本が埋まっているのが見つかり、取り除かれました。
公園は2010年の施工で、工事の際、業者が残した可能性もあるとして、区が調査しています。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4288972.html
6月10日21時21分に日テレNEWS24からは、管理人が引き抜こうとしたが引き抜けなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
その後、公園の管理人がこの棒を引き抜こうとしたものの、抜くことができず、区への報告を怠りました。
翌日、中学生の保護者から連絡を受けた区は、この棒を掘り起こして撤去しました。
https://www.news24.jp/articles/2021/06/10/07887618.html
6月10日17時20分にYAHOOニュース(日テレNEWS24)からは、定期的な清掃や点検を行っていたが気付かなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
鉄筋の棒は、園道を舗装する工事の際に地中に埋められ、施工業者が抜き忘れたと考えられるもので、これが地面に露出して事故につながったとのことです。
公園では定期的に清掃や点検が行われていましたが、この棒には気付かなかったということです。
区は今後、金属探知機を使用し、この公園全域を調査するほか、近年工事を行った区内の公園、およそ60か所についても調査を行い、再発防止に努めたいとしています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8e674369c03c38a18dedf067452a2d1de68cc03c
(ブログ者コメント)
垂直に、人の力では抜けないほど強固に埋っていたということで、悪質行為だったことも考えられる。
ただ、もしそうだったとすれば、テレ朝の鉄筋アップ映像で、先端がもっと潰れていてしかるべきかな?という気もする。
そういった原因推察はさておき、ここでは日常管理での見落とし事例として紹介する。
2021年6月10日9時22分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
高齢男性の抗体の量は若い女性の半分――。
千葉大病院(千葉市中央区)が新型コロナウイルスワクチン接種を2回受けた同病院職員1774人のウイルスに対する抗体の量(抗体価)を調べたところ、年齢や性別などによって、こうした傾向が見られることが分かった。
同病院はさらに、どのくらいの抗体価で新型コロナに感染しにくくなるかについても追跡調査する。
新型コロナ感染拡大を受けて同病院が今年2月に新設した「コロナワクチンセンター」が研究成果として3日に発表した。
医療従事者向けに供給された米ファイザー社製ワクチンを2回接種した同病院の21~72歳の職員1774人(男性606人、女性1168人)について、年齢や性別、生活習慣、薬の服用歴などの要素と、接種後の抗体価の関係を調べた。
この結果、1773人(99・9%)で抗体価が上昇していることが確認できた。
年齢、性別ごとに見ると、21~29歳の女性の抗体価(いずれも中央値、単位はU/ml)が2340だったのに対し、60~69歳の女性は1405にとどまった。
60~69歳の男性では1270と、若い女性のおよそ半分しか抗体が生成されていなかった。
年齢が高くなるほど抗体価は少なくなり、さらに、男性は女性と比較して全年齢で抗体価が少なかった。
また、抗体価の多寡を左右する他の要素も示唆された。
新型コロナの感染歴があるなどして接種前に抗体が確認されていた人は、接種前の抗体価が35だったが、接種後は1万2500と大幅に上昇。
一方、膠原病(こうげんびょう)などに用いられる免疫抑制薬を服用していた場合、抗体価は146しか確認されなかった。
また、酒を飲まない人が2110だったのに対し、毎日飲む人は1720と、やや少なかった。
コロナワクチンセンター副センター長の中島裕史教授は、「一般的には、特定の病気に対する抗体価はその病気に対する免疫力の強さといってもいい。現時点では、免疫抑制薬の服用などで抗体価が少ない場合でも、接種前に比べれば十分に抗体がついていると考えるべきだ」とした。
一方で、「新型コロナの場合に、どのくらいの抗体価があれば感染防御に対して有効かを示す指標はなく、今後、追跡調査して明らかにしたい」と話している。
https://mainichi.jp/articles/20210610/k00/00m/040/023000c
ちょっと前、6月4日9時10分に朝日新聞からは、2回接種の間隔が長いほど抗体が増えやすかったなど、同趣旨の記事がネット配信されていた。
千葉大病院(千葉市中央区)は3日、新型コロナウイルスワクチンの優先接種を受けた同病院職員約2千人を調べた結果、99%で抗体が増えた、と発表した。
接種の1回目と2回目とも9割の職員に副反応が出たが、多くは軽い頭痛や疲労感で、大半が3日ほどで落ち着いたという。
ワクチンはファイザー製。
血液と唾液(だえき)を調べ、1回目の接種前に抗体があった人は全体の1・1%だったが、2回目の接種後に抗体ができた人は99・9%に達した。
また、2回の接種間隔が18~25日の人を比較したところ、間隔が長い人の方が抗体が増えやすかった。
また、抗アレルギー薬を内服している人も抗体が増えやすく、男性よりも女性の方が効果的だったという。
一方、年齢が高い人や飲酒の頻度が高い人、免疫抑制薬や副腎皮質ステロイド薬を内服している人らは抗体が増えにくかったという。
それでも、コロナワクチンセンターの中島裕史・副センター長は「いずれも十分効果が認められる。内服をやめないで接種してほしい」と話した。
同病院によると、2千人規模の抗体を調べた研究は世界的にも例がない。
横手幸太郎病院長は「日本人でも有効性が示された」とし、今後、ワクチンによる副反応と抗体反応の関連についても調べるという。
https://www.asahi.com/articles/ASP636VJ4P63UDCB00H.html
2021年6月10日20時29分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
10日午後2時半ごろ、羅臼漁港の「上架場」で、漁船を陸に揚げて修理していたところ、「爆発が起きた」と消防に通報がありました。
作業にあたっていた40代から60代の男性3人が顔などに軽いやけどをして近くの病院に運ばれましたが、症状は軽く、命に別状はないということです。
漁協などによりますと、爆発が起きたのは羅臼漁協所属の小型刺し網漁船、「第五十八盛漁丸」です。
船は数日前からエンジンが故障していて、当時、作業員3人が甲板の下に潜ってエンジンを修理していたということです。
船は操だ室の後ろの部分が一部吹き飛んで、中がむき出しの状態になっていました。
警察と消防が爆発の詳しい原因を調べています。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210610/7000035252.html
2021年6月9日19時25分にNHK島根から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
島根原子力発電所では先月18日、管理事務所の部屋に保管してあった投光器用のバッテリーから煙が出る火事がありました。
中国電力によりますと、煙が出たバッテリーは8年前に購入し、6か月ごとに点検していましたが、その後の調査で、過去の点検の際、完全に充電ができないといった劣化が見られたことがわかったということです。
このため、島根原発にある同じ型のバッテリー58台を調べたところ、劣化などが見られるバッテリーが、あわせて9台あったということです。
中国電力では、再発防止のため、劣化などが見られるバッテリーについては廃棄することを決めたほか、これまで別々の場所で保管していたバッテリーを1つの場所に集め、延焼を防ぐ金属製のラックで保管するなど、当面の対応策を発表しました。
バッテリーから煙が出た原因などは、消防やメーカーが調査中だということで、中国電力では、こうした調査結果を踏まえた上で、必要な再発防止策を実施していきたいとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/matsue/20210609/4030008776.html
※発煙当時の状況は、下記記事参照。
(2021年5月19日10時0分 山陰中央新報;出火現場などの写真付き)
中国電力は18日、松江市鹿島町片句の島根原発の構内にある管理事務所で午後7時半ごろ、火災が発生したと発表した。
火元は投光器のバッテリーとみられ、約35分後に鎮火した。
放射性物質の放出の恐れはなく、けが人もいない。
中電によると、現場は1号機の原子炉建物から東に70メートル離れた管理事務所2階の情報室内で、投光器の予備バッテリー(縦43センチ、横9センチ、幅11センチ)1台から出火。
火災報知機が作動し、社員が消火器で消した。
情報室は普段、会議などに使っており、通信機器が置かれているという。
市消防本部は中電から事務所内で煙が出ているとの通報を受け、消防車9台と救急車1台を出動させた。
火災発生から17分後に連絡を受けた島根県は同日夜、中電と結ぶ安全協定に基づき、職員を現地に派遣して立ち入り調査した。
島根原発は現在、1号機が廃炉作業中、2号機が運転停止中、3号機が建設中。
2、3号機は原子力規制委員会による新規制基準適合性審査を受けている。
島根原発の構内では17日夕に2号機の原子炉建物内で作業員が転落し、大けがを負う事故があった。
https://www.sanin-chuo.co.jp/articles/-/35327
2021年3月8日に掲載した元記事がブログ運営会社の字数制限に抵触しましたので、ここに新情報を第2報修正3として掲載します。
第1報は下記参照。
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/11455/
(2021年6月16日 修正3 ;追記)
2021年6月9日16時1分にNHK栃木からは、標高の高い場所にあった消火栓2ケ所が、使うと水圧が下がるため使えなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
当時、消火活動のための水の確保が課題となり、周辺に設置された消火栓が数多く使われましたが、少なくとも2か所が使用できなかったことが、足利市消防本部への取材でわかりました。
これらは、比較的、標高の高い場所にある消火栓で、水圧が弱く、消防が大量の水を使用した場合、周辺の住宅に水を供給できなくなるおそれがあるとわかったため、使用しなかったということです。
その後、消防本部が、市と調査を行ったところ、同様の理由で大規模な火災に使用できない可能性がある消火栓が、ほかにも28あることが分かりました。
消防は、こうした現場では、既存の防火水槽やため池などの活用に加え、大型水槽車をより多く出動させるなど、態勢を強化することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20210609/1090009830.html
(2021年10月15日 修正4 ;追記)
2021年10月14日15時12分にNHK栃木からは、空気が乾燥する季節を迎え、消防が注意喚起看板を登山道に設置したという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ことし2月に発生した足利市の山火事は、およそ3週間にわたって燃え続け、167ヘクタールが焼けたほか、周辺の最大305世帯に避難勧告が出されるなど、住民生活に大きな影響が出ました。
この火事について、市は、ハイキングコースにある休憩所付近から出火した可能性が高いとして、訪れるハイカーに火の取り扱いに注意するよう呼びかけてきましたが、消防は、空気が乾燥する季節を迎えたことから、現場の山に注意を呼びかける看板を14日、設置しました。
看板は、横30センチ、縦51センチほどの板に、燃えている山と消火活動に当たっている消防隊員のイラスト、それに「山火事予防」ということばがデザインされていて、消防職員4人が出て、ハイキングコースの入り口に取りつけました。
この山は、市街地に近く、気軽にハイキングが楽しめる山として人気で、例年、秋には紅葉を目当てに大勢の人が訪れるということです。
足利市消防本部の青山さんは、「山火事の原因は、たばこやたき火など人為的なものが多いので、この看板を見て、火の取り扱いに十分注意してハイキングを楽しんでほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/utsunomiya/20211014/1090010828.html
2021年6月9日6時1分にYAHOOニュース(JB press)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長文につき、これはと感じた部分のみ抜粋して紹介する。
・・・
それらの動きが契機となって、研究所流出説が再燃している。
・・・
【動物からの自然発生は考えられない】
大手紙ウォール・ストリート・ジャーナル(2021年6月6日付)は、米国の2人の有力科学者ステーブン・クウェイ氏とリチャード・ミラー氏による「科学が武漢研究所からの流出を示している」と題する寄稿記事を掲載した。
ベースとなったのは、2020年2月に発表された、新型コロナウイルスのスパイクタンパク質に人工的操作の形跡があることを示す論文である。
その論文の趣旨は以下のとおりである。
〇新型コロナウイルスが人間の細胞に侵入する際の突起物であるスパイクタンパク質は、中国で2002年から発生したSARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスのスパイクタンパク質と酷似しているが、一部に人工的な変更の跡がある。
〇この人工的な変更は、既成のウイルスの感染力を高めるための「機能獲得」という作業だったとみられ、ゲノム編集の形跡があった。コロナウイルスに対するこの種の作業は研究所内でしか行えない。当時の武漢ウイルス研究所で同種の研究が行われていた記録がある。
【次々に指摘される研究所流出の可能性】
・・・
またフランスでは4月中旬、ノーベル生理学・医学賞の受賞者リュック・モンタニエ教授が「新型コロナウイルスは武漢の研究所でつくられた人為的なものだろう」と発言し、波紋を広げた。
同教授は、このウイルスが同研究所から事故で外部に流出したという可能性を指摘していた。
【生物兵器開発の途中で所員が感染?】
・・・
アッシャー氏はこの報告書で、武漢地域でのコロナウイルスの一般感染が知られるようになる直前の2019年11月頃に、武漢ウイルス研究所の所員3人が同ウイルス感染の症状に酷似した感染症にかかっていたことを、米国情報機関の情報として明らかにした。
アッシャー氏はそのうえで、「100%の証拠はないが、今回の新型コロナウイルスは、武漢の研究所で進めていた生物兵器開発の途中でウイルスがまず所員に感染し、その後、市街へと流出したことが確実だ」と述べる。
【メディアの論調も変化】
・・・
ここにきて、流出説を「陰謀説」として排除していた大手メディアも流出説の可能性を報じ、少なくとも米国政府として徹底調査する必要性を支持するようになった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b36abdf66fad9f75762f6286f3fb5708bb67a42
※関連情報調査結果、互いに面識のない世界各地の素人集団が、中国国内で埋もれていた過去の論文を探し出し、武漢の研究所で類似ウイルスを研究していたことを突き止めたという、下記趣旨の記事が見つかった。
これも長文につき、これはと感じた部分のみ抜粋で紹介する。
(2021年6月4日22時40分 YAHOOニュース;Newsweek)
「反中の陰謀説」とされてきた新型コロナウイルスの「研究所流出説」が、ここへ来て急に見直されているのは、中国の説明がおかしいと感じた世界各地のアマチュアネットユーザーがチームを組んで、否定しがたい新事実を科学界と大メディアに突きつけたからだ
・・・
そうした中で、本誌は例外的に2020年4月、武漢ウイルス研究所(WIV)はウイルスの病原性や感染性を強める「機能獲得型」研究を行なっており、ここから流出した可能性も否定できないと報道した。
・・・
【あるのは好奇心と根気だけ】
この1週間ほど、研究所流出説がにわかに注目を浴び始めた
雲行きが変わった理由は明らかだ。
この何カ月かの間に、武漢の研究所からの流出を疑わせる状況証拠が次々に明るみに出て、無視できないほどに蓄積された。
それらの証拠を探り当てたのは、ジャーナリストでもスパイでも科学者でもない。
アマチュアの「探偵」たちだ。
彼らの武器は好奇心、そして来る日も来る日もインターネット上の膨大な情報をかき分け、手掛かりを探す根気強さ。
それだけだ。
パンデミックが始まってからというもの、その原因に関心をもった世界各地のアマチュア20数人が独自に調査を行い、埋もれた文書を掘り起こし、断片的な情報をつなぎ合わせてきた。
彼らがばらばらに発信した推理が1つ、また1つとツイッター上でつながり、やがては、まとまったストーリーが紡ぎ出されてきた。
【チーム名は「ドラスティック」】
それは、言ってみれば「オープンソースの自由参加型ブレインストーミング」であり、ネット調査と市民ジャーナリズムの要素が合体した、全く新しい調査方法である。
彼らは自分たちをDRASTIC(Decentralized Radical Autonomous Search Team Investing COVID-19=新型コロナウイルス感染症に関する分散型の急進的な匿名の調査チームの頭文字を取った略称だ)と名乗る。
・・・
【どう見ても疑うしかない新事実】
まず、武漢の研究所が長年、コウモリのいる洞窟で何種類ものコロナウイルスを収集してきたこと。
その多くは2012年にSARS(重症急性呼吸器症候群)のような症状を起こして3人の鉱山労働者が死亡した銅鉱山で見つかったもので、新型コロナと最も近縁なウイルスも、そこに含まれるとみられている。
また、武漢の研究所はこれらのウイルスを使ってさまざまな実験を行なっていたが、安全管理はお粗末で、曝露や流出の危険性があったことも明らかになった。
さらに、新型コロナの発生源とされた武漢の華南海鮮市場で最初の集団感染が起きるよりも何週間も前に、既に感染者が発生していたことも分かった。
【最初は「海鮮市場が発生源」を信じた】
・・・
【「流出説」を揉み消した大物の正体】
・・・
DRASTICの1人、シーカーも、武漢の海鮮市場で野生動物からヒトに感染が広がったと信じていた。
彼がそう信じたのは、主要メディアがそう報じたからで、主要メディアがそう報じたのは、何人かの科学者がそう主張したからだ。
そう主張した科学者の筆頭格がピーター・ダザック。
パンデミックを起こす可能性がある自然界の病原体について大規模な国際調査を行う非営利の研究機関、エコヘルス・アライアンスの代表だ。
ダザックは、武漢ウイルス研究所に所属するコウモリのウイルス研究の第一人者、石正麗(シー・ジェンリー)と長年共同研究を行ってきた。
十数本近い論文を共同執筆し、分かっているだけで60万ドルの米政府の助成金を彼女に回してきた。
【自然発生説のほうが陰謀だった】
・・・
【コウモリウイルスの専門家、石正麗】
・・・
「中国ウイルス説」を唱えるトランプ政権がエコヘルス・アライアンスへの助成金を打ち切ると、メディアはダザックを陰謀論者たちの「犠牲者」として同情的に取り上げたのだ。
シーカーは、2020年前半までにはその考え方に疑問を抱くようになっていた。
そこで、通説のあら探しをしていた人々とのやり取りを始めた。
その中で見つけた重要な情報が、カナダの起業家ユーリ・デイギンによる、オンラインプラットフォーム「メディウム」への投稿だ。
デイギンはこの中で、石正麗が2月3日に科学誌ネイチャーで発表したウイルス「RaTG13」を取り上げていた。
石正麗は論文の中で、新型コロナウイルスについての詳細な分析結果を紹介。
新型コロナウイルスと遺伝子レベルで似ているウイルスとして、「RaTG13」(コウモリコロナウイルス)を挙げていた。
【検閲されて疑い強まる】
論文はRaTG13の起源については曖昧で、中国南部の雲南省に生息するコウモリから以前検出されたと述べるだけで、いつ・どこで発見されたのか具体的な言及はなかった。
デイギンは、この論文に疑念を抱いた。
新型コロナウイルスは、RaTG13あるいはその関連ウイルスを調べていて、遺伝子を混ぜ合わせたり、照合したりする作業の過程で生まれた可能性があるのではないかと考えた。
・・・
彼らはヒントを求めて、インターネットや武漢ウイルス研究所の過去の論文をくまなく調べ、幾つかの重要な指摘を行った。
RaTG13の遺伝子配列が、石正麗が何年も前に発表した論文に記されていた遺伝子コードの一部と完璧に一致した、というのも、その一つだ。
この遺伝子コードは、武漢ウイルス研究所が雲南省のコウモリから発見したウイルスのものだった。
【始祖ウイルス発見は2012年?】
DRASTICチームは、2つの論文に含まれる重要な詳細情報を過去の複数の報道と結びつけて、RaTG13は雲南省の墨江八二族自治県にある鉱山の坑道で発見されたウイルスだと断定した。
ここでは2012年に、コウモリの糞を除去していた男性6人が肺炎を発症し、そのうち3人が死亡していた。
DRASTICは、これが、ヒトが新型コロナウイルスの始祖ウイルス(おそらくRaTG13かそれに類似したウイルス)に感染した初めての症例だったのではないかと考えた。
石正麗は科学誌「サイエンティフィック・アメリカン」に掲載されたプロフィールの中で、複数の鉱山労働者が死亡した墨江八二族自治県の鉱山について調査を行ったことを認めている。
だが彼女は、この銅鉱山の一件とRaTG13を関連づけることは避けており(論文の中でも触れていない)、作業員たちは洞窟の中の「真菌(カビ)」が原因で死亡したと主張した。
DRASTICの面々は納得しなかった。
・・・
ネット情報を探るうちに、シーカーは中国の学術誌や論文を網羅した巨大なデータベース、CNKI(中国学術文献オンラインサービス)を見つけた。
ここにある膨大な学術文献の中に、鉱山労働者の死に関連した情報が埋もれているかもしれない。
問題の鉱山がある地域の名称(墨江ハニ族自治県)に思いつく限りの関連キーワードを付けて、グーグル翻訳で英語を簡体字の漢字に変換して検索をかけ、検索結果をまた英語に翻訳して目を通す。
「墨江+肺炎」「墨江+武漢ウイルス研究所」「墨江+コウモリ」「墨江+SARS」という具合だ。
1回の検索で何千もの結果が出て、雑誌、本、新聞、修士論文、博士論文などのデータベースが半ダース程も表示される。
【大スクープに値する発見】
その宝物に出くわしたのは、あきらめかけた時だった。
昆明医科大学の院生が2013年に提出した60ページに及ぶ修士論文だ。
タイトルは「未知のウイルスによる6人の重症肺炎患者の分析」。
患者1人1人の症状と治療の進展を事細かく述べた上で、執筆者は疑わしい「犯人」を挙げていた。
「シナキクガシラコウモリ、あるいはその他のコウモリ由来のSARSのような(症状を引き起こすコロナウイルス)」の仕業だ、と。
・・・
次に、中国疾病対策予防センターの博士研究員(ポスドク)が執筆した同じテーマの論文を調べると、内容の多くは最初の論文と一致していた。
鉱山労働者のうち4人はSARSウイルスに似たウイルスの抗体検査で陽性だったこと、これらの検査結果は全て、武漢の研究所に報告されていたことも分かった。
(シーカーが2つの論文のリンクを貼った直後に、中国はCNKIのアクセス管理を変更し、彼が行なったような調査はできなくなった)
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/22e6ee99310dfcccde55d8970522a4275115b5a2
※以下は、上記記事の後編。
・・・
【「しまい込んで忘れていた」は嘘】
・・・
【ウイルスのデータベースが消えた】
・・・
【科学界も研究所流出説に注目】
・・・
【感染拡大初期にこの情報があれば】
同じ頃、シーカーがまたもややってのけた。
彼は中国科学技術部が運営するデータベースのサイトを訪れ、石正麗が監修した全ての論文を検索。
すると3件がヒットした。
「1回目の検索で見つかった」と彼は言う。
「なぜこれまで誰もこの方法を考えつかなかったのかは分からないが、おそらく誰もここを見ていなかったのだろう」
新たに見つかったこれらの論文は、武漢ウイルス研究所がごまかしを続けてきたことを証明していた。
研究者たちが、墨江ハニ族自治県の鉱山労働者の死因が真菌(カビ)だったなどと考えてはいなかったことが明らかだった。
石正麗がサイエンティフィック・アメリカンなどに行った説明とは矛盾する内容だ。
研究者たちはSARSウイルスに似た新型ウイルスの感染拡大を心配して、ほかに感染者が出ていないか、銅鉱山の周辺にある複数の村に住む人々の血液検査まで行っていた。
また、パンデミックが発生するずっと以前に、そのほかの8つの類似ウイルスの遺伝子配列を知っていた。
公表していれば、新型コロナの流行初期に多くの研究者の理解を助けていたはずだが、実際は、DRASTICがその情報を引っ張り出すまで公表しなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dbd8696aee8da46238937a206144de9ece5d71d6
(1/2から続く)
一方、2021年6月13日13時1分にYAHOOニュース(FRIDAY DIGITAL)からは、研究所流出説に対し専門家は冷静な目で見ているといった、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
「情報」をどう読むか。
新型コロナが世界を襲ってから、科学分野の記事を目にすることが多くなった。
国内だけでなく、海外の情報に触れる機会も飛躍的に増えるなか、真偽が定かでない「情報」も多くなった。
海外メディアの「情報」を十分な検証、咀嚼することなく「ダダ流し」ているメディアも、残念ながら少なくない。
それに踊らされることは不幸でしかない。
「インテリジェンス(情報収集・分析)」の手法に詳しい軍事ジャーナリストの黒井文太郎が、その「読み方」を解説する。
【アメリカの新聞が報じたことの正しい「意味」】
6月7日、米有力紙『ウォールストリート・ジャーナル』が、関係者の話として 「米国のローレンス・リバモア国立研究所が2020年5月に、新型コロナ・ウイルスが武漢研究所から流出した可能性にも説得力があるとの報告書を作成していた」 と報じた。
この記事をロイター通信などが「そのまま」伝えたため、日本のメディア各社も大きく報道したが、ひとつ注意が必要だ。
このニュースだけ見ると、あたかもそれが「事実」であるかのような印象だが、実際は、そうではない。
あくまで「一研究機関が、かつてそうした報告書を作成していた」というだけの話であり、しかも何か新たな科学的発見があり、専門家の世界で認められたというような意味ではないことに留意しなければならない。
しかし、それに対して、ウイルス専門家などの科学者サイドは、比較的冷静だ。
たとえば、前述したサイエンス誌への書簡の共同署名者たちも、べつに研究所流出説を支持しているわけではない。
一部の米メディアでは、
「2019年11月に武漢ウイルス研究所の研究員3名が体調を崩して治療を受けたらしい」とか、
「武漢ウイルス研究所ではコウモリのコロナ・ウイルスを遺伝子操作して人間への感染力をつけさせる機能獲得実験と呼ばれる研究を行っていたようだ」とか、
さらには「米国のウイルス研究者の間では、武漢ウイルス研究所の機能獲得実験に米国から資金が出ていたことを隠すために、研究所流出説はタブーにされたらしい」とか、
さまざまな疑惑が報じられた。
こうした流れから、ネットの一部などでは「自然発生説よりも研究所流出説のほうが優勢」になっているかのような論調も見られる。
仮にそれが事実なら、世界中に大混乱を引き起こし、多くの人々を死に追いやった直接の責任が中国当局にあることになり、世界情勢はいっきに緊迫するだろう。
一部メディアとネットでは、その真偽をめぐる論争が過熱している。
【科学者たちは、冷静だ】
しかし、それに対して、ウイルス専門家などの科学者サイドは、比較的冷静だ。
たとえば、前述したサイエンス誌への書簡の共同署名者たちも、べつに研究所流出説を支持しているわけではない。
・・・
つまり、これまでは研究所流出説がほとんど軽視されてきたことに対して、科学界からはすべての可能性が否定されていないことが指摘されているが、かといって研究所流出説を支持する声が強まっているわけではないのだ。
また、研究所流出の可能性を否定しないとしても、機能獲得実験により武漢ウイルス研究所が作ったとする仮説を支持する研究者は少ない。
・・・
専門家たちが研究所流出の可能性を否定していないのは、これまでとなんら変わりはない。
あえて違いを挙げれば、昨年は「ウイルスの起源は証明されていないが、自然変異の可能性が高い」との前提のうえでの議論だったのが、現在は「ウイルスは自然変異の可能性が高いが、その起源はまだ証明されていない」に比重が移っていることだ。
議論の注目点は変化しているが、内容は同じだ。
・・・
しかも、その誤分析の語られ方も、ほぼQアノンなどの陰謀論の拡散のパターンと共通していた。
これに関しては、筆者自身、それらの誤情報拡散の「仕組み」を検証した記事をいくつも書いている。実際のところ、高度なサイエンス領域は第一線の専門家にしかわからない。
そこで私たちメディア側がこうした情報を評価する際には、専門家の議論をフォローすることが必須となる。
仮に興味深い仮説を目にしても、すぐに飛びつかずに、まずは専門家たちの反応を確認することが重要なのだ。
・・・
https://news.yahoo.co.jp/articles/f48670f186060f5c1f5b939a7e64f546252d70b8
2021年6月9日19時8分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
9日午前9時10分ごろ、横浜市戸塚区のゴルフ場「戸塚カントリー倶楽部」で「高所作業車が高圧線に接触し、負傷者がいる」とゴルフ場従業員から119番があった。
神奈川県警戸塚署などによると、40代と50代の男性作業員2人が、乗っていた高所作業車のゴンドラ内で死亡しており、高圧線に接触して感電したとみられる。
同署は、業務上過失致死容疑を視野に事故原因を調べる。
同署によると、2人は東京都渋谷区の造園会社の作業員で、この日は午前7時から高所作業車で樹木の伐採作業をしていた。
午前8時10分ごろ、水まきをしていた業者がゴンドラから炎と煙が上がっているのを見てゴルフ場に連絡。
送電を止めてから救助活動をしたため、遺体の確認をしたのが約5時間後になった。
木と高圧線は離れているが、高所作業車本体とゴンドラをつなぐアームを旋回させると届く位置だった。
ゴルフ場には、死亡した2人のほか、同社の現場監督者と別の作業員2人の計3人もいたが、当時は別の場所にいたという。
現場近くにはJRの送電線もあり、JR東日本は救助作業の安全のため、同日正午ごろに送電を停止。
この影響でJR横浜線の東神奈川―八王子間で約2時間、運転を見合わせた。
上下線計27本が運休し、約1万1000人に影響した。
https://mainichi.jp/articles/20210609/k00/00m/040/122000c
6月9日19時21分にYAHOOニュース(FNN PRIME)からは、カゴの部分は黒く変色していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
FNNのカメラが上空からとらえた事故直後の様子では、高圧電線に引っかかった高所作業車の周りには、救急隊員や消防隊員が複数人確認できる。
高圧電線の下に止まる高所作業車。
近くには、伐採された数本の木が確認できる。
作業員が乗っていたとみられるカゴの部分は焦げたように黒く変色し、激しく損傷しているように見える。
JR東日本によると、接触した高圧電線がJRの設備だったため、点検のため、送電を一時停止。
その影響で、東京と横浜市を通るJR横浜線が、9日正午から運転を見合わせたため、JR町田駅は利用客で混雑した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a3c28e39610e7206d8bd185b57a309b8aca26737
6月9日16時53分にNHK神奈川からは、ゴンドラ部分にあるコントローラーで操作していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
近くには、ほかにも高圧線があったため、救出活動は付近の電気をとめてから行われ、事故からおよそ5時間後に助け出されましたが、2人はすでに死亡していたということです。
これまでの調べで、2人はけさ7時ごろからゴンドラ部分にあるコントローラーを使って高所作業車を操作し樹木の伐採を進めていて、地上の運転席は無人だったということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yokohama/20210609/1050014064.html
(2022年3月13日 修正1 ;追記)
2022年3月12日5時1分にYAHOOニュース(神奈川新聞)からは、事故原因は明確にならなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
横浜市のゴルフ場「戸塚カントリー倶楽部」(同市戸塚、旭区)で昨年6月、高所作業車の男性作業員2人が高圧線に接触して感電死した事故で、神奈川県警が関係者の刑事責任を問えないと結論付け、捜査を終結していたことが11日、県警への取材で分かった。
捜査関係者によると、2月中旬に捜査結果をまとめた書面を横浜地検に送付した。
県警戸塚署によると、これまで、作業車やゴンドラなど設備面について捜査したが、不備は認められなかった。
また事故当時、現場には死亡した2人以外に直接の目撃者がおらず、事故原因も明確にならなかったことなどから、関係者の過失を認定できる十分な証拠がそろわなかったという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/2854e00e8bdb574f0cb2d2874dfb93abb3f08e98
2021年6月8日21時50分にYAHOOニュース(石川テレビ)から、下記趣旨の記事が事故現場の写真付きでネット配信されていた。
石川県輪島市で砂浜をパワーショベルで清掃していた男性が機械ごと横転し、心肺停止の状態で発見されました。
8日午後1時45分ごろ、輪島市門前町の海岸で「男性が重機の下敷きになっている」と近くで工事をしていた作業員から消防に通報がありました。
男性は発見時、心肺停止の状態で、発見した作業員らが消防の指示に従って心臓マッサージを行いました。
心臓マッサージした人:
「指示に従ってやったんですけど、10分くらいですかね。顔も見たことある人やったんで何とか助からんかなと」
消防によりますと、男性は砂浜をパワーショベルで清掃中に機械ごと転倒し、機械に服が引っかかった状態で倒れていたということです。
男性はその後、ドクターヘリで県立中央病院に運ばれました。
現在、警察が詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd17abde1f91a32a5c78d974767add558f6be18f
2021年6月7日13時1分にYAHOOニュース(朝鮮日報)から、下記趣旨の記事が出没する野犬などの写真付きでネット配信されていた。
6日午後4時、ソウル市冠岳区の冠岳山公園入口からわずか600メートルの森の中。
体長1メートルほどの白と黄みがかった色の野犬2頭が、捕獲用の鉄製わなの回りをうろうろした後、逃げていった。
山登りに来たシン・ヨンシクさん(63)は、「二日に1回くらいのペースで冠岳山に来るが、多い時は3-5頭が道のすぐそばに立ち、人々をじっと見つめている」、「正直言って不安だ」と語った。
妻と一緒に来たハン・ヨンミンさん(58)は、「ほとんど毎日、冠岳山に来るが、多い時は2-3頭ずつで3つの群れになっているのを見た」と話した。
毎年700万人以上が訪れる冠岳山には野生化した犬が約30頭いると、ソウル市冠岳区庁では推定している。
「危険だ」、「野犬を捕まえてほしい」という苦情が、一日に多くて20件ほど区庁に寄せられるそうだ。
野犬が冠岳山の入口にも出没していることから、同区庁では山に捕獲用のわなを4つ設置している。
また、夜中や明け方にソウル大学の学生寮や教職員宿舎近くにも野犬が現れたため、捕獲用のわな6つをソウル大学キャンパス内に別途設置した。
ソウル市によると、冠岳山だけでなく、北岳山、仁王山、白蓮山などにも数十頭の野犬が生息しているという。
ソウル市内の主な山々に野生化した犬が全体でどれだけいるのかは、きちんと把握できていない。
ソウル市関係者は、「随時移動する上、あまりにも繁殖が早いため」と説明した。
最近、ペットを飼う家庭が増えているのに伴い、捨てられる動物もますます増える傾向にある。
農林畜産食品部によると、全国で昨年、捨てられるなどして救助・保護されたペットは13万401頭で、そのうち犬が73%(9万5000頭)を占めた。
消防庁関係者は、「屋外活動が頻繁な5-8月は、犬にかまれないよう細心の注意が必要だ」と話す。
特に先月22日、京畿道南楊州市内の山で野犬に首をかまれた50代の女性が出血により死亡する事故が発生、不安が募っている。
各自治体は独自に野犬捕獲に乗り出したが、効果は上がっていない。
冠岳区庁のコンパニオンアニマル・チーム関係者は、「捕獲用のわなの中に置いたエサは鳥やリスなどにすべて食べられてしまうし、学習能力がある野犬たちは、わなを避けている」と話す。
捕獲専門家らが麻酔銃で野犬を捕まえ、動物保護機関に渡す方法もある。
しかし、「動物の命も人間と同じように大切だ」という動物権に対する認識が高まり、実行できずにいる。
ある区庁関係者は、「麻酔銃を撃てば動物保護団体の抗議は避けられないし、動物保護法違反になる可能性もある」、「しかも、野犬たちにエサをやったり、わなにはまった犬を放してやったりする人もいて、困っている」と言った。
先月、50代の女性が野犬にかまれて死亡する事故があった後、捕獲された野犬についても、南楊州市庁には「犬には過ちがないから殺処分しないでほしい」「私が飼う」といった電話が相次いでいるとのことだ。
ソウル市も2016年から野生動物捕獲専門家を雇用し、麻酔銃で野犬を捕獲してきた。
ところが、2018年に麻酔銃で犬が死ぬという事故が発生すると抗議・苦情が殺到。
それ以降、行われていない。
ソウル市関係者は、「今は麻酔銃で捕獲する業者を雇うのも難しいし、捕獲するという人もいない」と語った。
犬の飼い主たちの責任意識を向上させるべきだという指摘もある。
ソウル市冠岳区で暮らすイさん(54)は、「野犬そのものよりも、犬を捨てて野犬にした個人が責任を取るべきだ。事故が発生した場合、刑事処罰も受けなければならない」と言った。
野犬を含め、捕獲された犬は、まず動物保護管理システムに登録し、10日間「飼い主を探している」という公告を出す。
飼い主が現れなければ、所有権は自治体に移ることになる。
だが、引き取る人がいなければ殺処分となる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/79d26e9489dda4ac75732188909b8be23ce27e45
※上記記事中の南楊州市事例は下記記事参照。
『野山を散歩中の女性、犬に噛まれて死亡…女性が動かなくなるまで離さず=韓国』
(2021年5月25日9時43分 YAHOOニュース;WOW! Korea、犬の写真付き)
韓国・キョンギド(京畿道)ナムヤンジュ(南楊州)市内の野山で50代の女性を攻撃して殺した大型犬が、被害女性の首筋に噛みつき、体がぐったりするまで離さなかったことが調べで分かった。
25日、警察によると、防犯カメラを分析した結果、犬は今月22日午後2時すぎ、山を散歩していた50代女性の後ろから走ってきて襲撃したという。
女性が驚いて振り返ろうとした瞬間、首に噛みついた。
そして、その女性が動かなくなるまで噛みついたままだった。
女性が動かなくなると、犬は近くの山に逃げた。
通りすがりの人が血を流して意識を失っている女性を見つけ、病院に搬送したが、息を引き取った。
女性は近くの住民ではなく、この日、知人に会いにこの地域を訪れ、一人でいる時に事故に遭ったという。
警察関係者は、「知人の証言によると、家庭菜園を一緒にやっている時に、ちょっと散歩に行ったようだ」と伝えた。
救助隊は麻酔銃を撃ち、この犬を捕獲した。
犬の体長は150cm、体重30kgほどで、サモエドと豊山犬の雑種だと専門家はみている。
捕獲された犬の首には首輪がかけられた痕跡が見つかったが、現在は捨てられたものと推定される。
事故現場付近に数十匹の犬を飼育する飼育場があり、飼育場の所有者を調べたが、自分が飼育していた犬ではないと強く否定した。
警察は飼育場との関連の可能性も排除せずに調べを進めている。
この犬は、2か月前からこの付近に出没していたという。
住民たちは警察に、「2か月前から現れ、人が呼ぶと近寄ってきて食べ物をもらったりしていた」、「そんなに荒っぽく見えないのに、人に噛みついて殺したと聞いて驚いた」と伝えた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b13cf34b1d52c45f7aab698b14ec5af5cdea2daf
(ブログ者コメント)
〇山口県周南市では野犬が増え、人が噛まれる被害が出ているという記事を昨年暮れに本ブログで書いた。
その関連情報として紹介する。
〇ブログ者も10日ほど前、田園地帯をサイクリング中に野犬2匹を目撃した。
5~6年前、そこから3~4km離れた場所で野犬に出遭ったことがあったが、野犬との遭遇はそれ以来だ。
あの時は1匹・・・?2匹だったかも。記憶は薄い。
今回出遭ったのは、あの時の犬だったのだろうか?
今回も、襲ってくる素振りも見せず通り過ぎた犬だったが、カメラを向け続けていると、途中からこちらを見るようになった。
クワバラクワバラ・・・だ。
今回は早朝の団地内散歩時だ。
住宅街の道路や緑地公園内をウロウロ。
カメラを向けると、やはりこっちをじっと見るようになった。
黒い中型犬につき、怖さ半端なし。
1枚だけ撮って、すぐに犬のいないほうに歩き去った
ここ数年、皆無だったのに、1週間で2回も野犬に遭遇。
不心得飼い主が増えたのか?
放置しておくと誰かに噛みつくかもと思い、保健所のHPに写真を撮ったことなど情報提供したところ、翌日に情報確認の電話があった。
聞かれたのは目撃当時の状況と首輪の有無。
ただ、詳細な目撃場所のヒアリングや写真の送付依頼はなく、ちょっと拍子抜けだった。
2021年6月7日16時51分にNHK鹿児島から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時44分ごろ、出水市明神町の米ノ津中学校近くの用水路で、草刈り作業をしていた人から「高齢の男性が草刈り中に怪我をした」と消防に通報がありました。
消防が現場に駆けつけたところ、出水市汐見町の無職、肱黒さん(70)がすでに心肺停止の状態で、病院に搬送されましたが、およそ1時間半後に死亡が確認されました。
肱黒さんの左のひざの裏側には草刈り機によるものとみられる傷があり、死因は失血死だということです。
警察によりますと、当時、現場では7人ほどが草刈りを行っていて、肱黒さんは自ら「救急車を呼んでほしい」と周りに声をかけたということです。
また、肱黒さんはエンジン式の草刈り機を使っていましたが、消防によりますと、防具などは付けておらず、軽装だったということです。
警察は、どのようにして草刈り機の刃が肱黒さんの膝の裏にあたったのかなど、詳しい事故の原因を調べています。
【この時期は草刈り機事故が増加!】
雑草が伸びるこの時期、消費者庁は、草刈り機の事故が増える傾向にあると注意を呼びかけています。
消費者庁によりますと、エンジン式の草刈り機を使用中の事故は、報告があったものだけで、去年までの過去5年間で65件にのぼり、そのうちおよそ7割が5月から8月に集中しています。
国民生活センターがエンジン式の草刈り機による事故を再現した映像では、
▼刃の右側に障害物があたると反対方向に刃が跳ね返る現象が起こること
▼近くに人がいると誤って接触してしまう恐れがあること
▼刃に当たった石や空き缶などが勢いよく飛ぶこと
などを紹介しています。
消費者庁は事故を防ぐために、
▼作業する際には長袖・長ズボンのほかヘルメットやゴーグルを着用すること
▼周りの人と15メートルほど距離を保って作業を行うこと
▼草刈り機の点検を定期的に行うこと
などを呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20210607/5050014970.html
6月7日16時27分に南日本放送からは、左膝の裏から多量の血が出ていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
7日午前8時半すぎ、出水市明神町の用水路で、近くの草を刈っていた出水市汐見町の肱黒さん(70)が足をけがしているのに一緒に作業をしていた人が気付いて、消防に通報しました。
肱黒さんは左膝の裏から多量の血が出ていて、病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
死因は失血死とみられています。
https://www.mbc.co.jp/news/article/2021060700049571.html
(ブログ者コメント)
以下は、消費者庁HPに掲載されている事故再現映像の一部。
草刈り機をゆっくりと右方向に動かし、障害物に見立てた木の棒に刃を当てたところ、刃ははじかれるように右方向に動き、ダミー人形に当たっていた。
映像は消費者庁HPの該当記事参照。
https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_032/
2021年6月7日17時20分にNHK山形から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
6日午後7時半ごろ、五泉市赤羽にあるJR磐越西線の猿和田駅と五泉駅の間にある橋を列車が通過した際、橋の下にある市道を走っていた乗用車に部品が落下し、車のフロントガラスが破損したと警察に通報がありました。
JR東日本新潟支社によりますと、落下したのは縦33センチ横23センチ、重さ2.4キロの、線路の枕木と橋げたの間に挟んで線路の高さを調節する合成樹脂でできたシート状の部品で、列車の振動で少しずつずれ、通過した際、落下したとみられるということです。
乗用車を運転していた人にケガはありませんでした。
JR東日本によりますと、列車の運行には支障はなく、磐越西線はその後も通常通り運行しています。
また、先月31日に点検した際、異常はなかったということで、今後、落下箇所を詳しく点検することにしています。
JR東日本は「同様の事象が起きぬよう点検を強化し、再発防止に努めて参ります」としています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210607/1030017101.html
2021年6月4日17時21分にYAHOOニュース(FNN PRIME)から、下記趣旨の記事が治具のイラスト付きでネット配信されていた。
【磁石でピタリと吸い寄せ…“新兵器”を実演】
事故やダイヤの乱れにもつながる、線路への落とし物。
JR東日本によると、首都圏の駅でのワイヤレスイヤホンの落とし物は、2~4月の3カ月で800件近くに上るという。
ワイヤレスイヤホンを線路に落としてしまった場合、駅員がマジックハンドを使って回収してくれるが、小さな物を拾うのは大変だ。
そこでJR西日本が開発したのが、様々なアタッチメントをつけることができるマジックハンドだ。
たとえば、ワイヤレスイヤホンを拾う際に使われるのは、先端に磁石がついたアタッチメント。
磁石の部分をワイヤレスイヤホンに近付けると、吸い寄せるようにして一瞬で回収することができた。
さらに、粘着パッドのアタッチメントに切り替えると、スマートフォンなどの大きな落とし物にもピタッと貼りつき、しっかりと安定させて拾うことができるのだ。
【回収作業でダイヤに乱れは? JR東日本も開発】
アタッチメントには、他にもフックなど様々なバリエーションがあり、ICカードやお土産、靴、駅弁など、あらゆるものがこの1台で回収可能だという。
JR西日本によると、ワイヤレスイヤホンの落し物は、2019年6月には265件だったのが2021年4月には1323件と、約5倍に増えており、高価なものも多いことから、回収の依頼が増えているという。
こうしたことが開発のきっかけになったという、このマジックハンド。
磁石を使うことで線路にくっついてしまったり、携帯電話の保護カバーなどが剥がれてしまうといった懸念もあり、粘着力の強さなどを調整し、完成までには1年半かかったという。
加藤綾子キャスター:
落し物は、かなりの件数あるんですね。
これだけあると、ダイヤの乱れや、遅れてしまったりといったことはないんですか?
榎並大二郎アナウンサー:
JR西日本によりますと、回収する時間が数十秒と短いのと、回収のタイミングを運転指令所と調整しているので、ダイヤの乱れはほとんどないそうです。
ちなみにJR東日本も、池袋駅が家電メーカーに依頼してイヤホンの形に近いものだけを吸い取る掃除機のノズルを開発し、威力を発揮しているということです。
さまざまな工夫がなされていて、ありがたいです。
榎並大二郎アナウンサー:
いずれにしても、まず線路に物を落とさないようにご注意いただいて、落としてしまった場合には絶対に自分で取りに行かないように、線路に下りたりしないように、駅員さんにお願いしてください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d89b6d440142c8dbbb784fc416997c2a48aea0ac
(ブログ者コメント)
ワイヤレスイヤホンを線路に落とすケースが増えているが、小さいのでマジックハンドでは取りにくいといった記事を昨年10月に掲載した。
今回は、その関連情報として紹介する。
2021年6月4日8時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ノリの養殖などに必要な栄養分を増やすため、工場や家庭からの排水規制を緩和する改正瀬戸内海環境保全特別措置法(瀬戸内法)が3日、国会で可決、成立した。
これまで汚染物質である栄養塩(窒素、リン)の排出を減らしてきたが、海水がきれいになりすぎて生き物の栄養が不足してきたため、管理しながら流せるよう方針転換する。
同法は、1960~70年代の高度経済成長期に増えた工場・生活排水による汚染を減らすため、栄養塩などの排出総量に上限を設けて規制してきた。
その結果、水質は一部の海域を除いて大幅に改善したが、近年は栄養塩で育つ養殖ノリやワカメの色落ちが目立つようになった。
水温上昇で、栄養塩をたくさん吸収する大型の植物プランクトンが増え、競合していることも一因とされる。
改正法は、栄養塩を排出の総量規制の対象から外し、特定の海域ごとに管理しながら海に流せるようにする。
瀬戸内海に面する府県が、周辺自治体の意見を聴きながら、環境基準の範囲内で水質の目標値や測定方法などを定める。
今も栄養塩が多く赤潮が起きる海域もあるため、定期的に水質を調べ、問題があれば計画を見直す。
さらに、自然の海浜が減っていることから、海水浴や潮干狩りなどで利用しながら環境を保全する「自然海浜保全地区」に、藻場や干潟を再生したり、作ったりした場所も指定できるようにする。
https://www.asahi.com/articles/ASP634VZYP61ULBJ01C.html
(ブログ者コメント)
海が綺麗になり過ぎて・・・という記事は、これまでに何件か掲載している。
2021年6月4日7時55分にNHK山梨から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山梨県が大気中の二酸化炭素の増加を防ぐ国際的な取り組みに参加する中で、大月市は二酸化炭素を減らすため、木の枝などを炭にして地中に閉じ込める取り組みの一環として、枝などからの炭作りの視察会を3日、大月市で開きました。
県は、土の中に含まれる炭素の量を増やすことで大気中の二酸化炭素の増加を防ぐ「4パーミルイニシアチブ」という国際的な取り組みに参加しています。
3日は、この一環として、木の枝や竹を燃やしてできた炭を地面にまく取り組みを行っている大月市の施設で視察会が開かれ、市の職員や農家などがおよそ15人が訪れました。
視察では、施設を運営するNPOの担当者が、枝を燃やす時は同じくらいの太さのものを使うことや、事前に水を準備して安全管理を行うことなど作業の注意点を説明しながら、施設内のサクラの木のせんていでできた枝を大きなステンレス製のすり鉢状の装置の中で燃やし、およそ30分ほどで炭にしていました。
視察に参加した大月市農業委員会の米山会長は、「作業は自分にもできそうだと思えた。みんな興味を持つと思うので、しっかり広めたい」と話していました。
キウイフルーツ栽培農家の小宮さんは、「キウイフルーツはせんていの枝がたくさん出るが、畑が山に近いので、火を使うときの安全性などを検討していきたい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kofu/20210604/1040013307.html
(ブログ者コメント)
枝を燃やしてCO2を発生させているのに、なぜ大気中のCO2削減に寄与?
疑問に思い、調べたところ、そのものズバリの解説記事は見つからなかったが、どうも、下記のようなことらしい。
◇地球上の炭素は、植物⇒土壌⇒大気⇒植物というサイクルで
循環している。
植物から大気までの流れを説明すると、植物は枯れた後、
土の中で微生物などによって分解され、CO2を発生する。
◇その植物を炭の状態で土に返せば、分解されることはない
ので、炭にした分だけ大気への炭素循環量が減る。
つまり、CO2を地中に貯留したことになる。
以下は、山梨県発行のリーフレット。
『山梨県における4パーミルイニシアチブの取り組み』
https://www.pref.yamanashi.jp/nou-han/documents/4pergaiyou.pdf
以下は、当該運動には現状、13都県が参加しているという記事。
(2021年2月12日18時24分 日本経済新聞)
『農業分野の脱炭素、取り組み推進へ全国協議会発足』
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFB124VP0S1A210C2000000/
以下は、1年前にネット配信されていた、かなり詳しい解説記事。
(2019年5月23日 朝日新聞)
『「4パーミル」で地球は変えられる 土の力を使った温暖化対策、世界が
注目』
https://globe.asahi.com/article/12388872
2021年6月5日16時37分にNHK北海道から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日午後8時ごろ、足寄町茂足寄の道道で、停電の復旧作業に交通誘導員として同行していた音更町の警備員、有田さん(男性、64歳)が行方不明になりました。
現場の脇にある湖「オンネトー」と道路の間の斜面に有田さんが持っていた誘導灯が落ちているのが見つかったことから、警察は湖に転落したおそれもあるとみて捜索を続けていました。
その結果、5日午後2時すぎ、捜索にあたっていたダイバーが深さ2.5メートルほどの湖の底に男性の遺体が沈んでいるのを見つけました。
遺体が見つかった場所は、誘導灯が落ちていた斜面の近くで、岸からは5メートルほど離れていたということです。
警察は、見つかった場所や着衣などから遺体は有田さんとみて、身元の確認を進めています。
北海道電力によりますと、現場の周辺では4日夕方から荒れた天気の影響で停電が起きていて、ショートした電線を探す作業が行われていました。
https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20210605/7000035033.html
6月5日12時30分に北海道文化放送からは、当時、現場には枝が散乱していたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
当時現場は真っ暗なうえ、強風で枝が散乱して足場が悪く、警察は湖の側の斜面に滑落したとみて調べています。
https://www.uhb.jp/news/single.html?id=20827
2021年6月5日18時11分にYAHOOニュース(北陸放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
4日、石川県白山市のリサイクル工場で作業員とみられる男性が古紙や段ボールを圧縮する機械に挟まれ、死亡しました。
警察などが労災死亡事故として捜査を進めています。
事故があったのは、白山市水島町のリサイクル工場「H」松任工場で、4日午前11時半ごろ、「従業員の男性が圧縮機に挟まれた」と消防に通報がありました。
男性は古紙や段ボールを圧縮する機械に挟まれていて、駆け付けた救急隊員がその場で死亡を確認しました。
警察によりますと、男性は当時1人で、工場に運び込まれた古紙や段ボールをベルトコンベアに移す作業を行っていたところ、誤って機械に巻き込まれたとみられています。
警察は、死亡したのは工場に勤務する60代の男性作業員とみて、身元の確認を進めるとともに、当時の状況を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/1486a3e03ce14e13956eb1bc73cd13f11df250ba
2021年6月3日18時14分にNHK茨城から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
日本製鉄の鹿嶋市の製鉄所で去年8月、設備の配管が破断し水蒸気が作業員の全身にかかってやけどを負った事故について、鹿嶋労働基準監督署は、会社が実施すべき定期検査を行っていなかったとして、法人としての日本製鉄と設備の責任者を書類送検しました。
書類送検されたのは、法人としての日本製鉄と工場で設備の維持管理をしていた41歳の責任者です。
去年8月、鹿嶋市にある製鉄所で薄い鉄板を製造するラインでの作業中に、設備の配管の一部が破断して、30代の男性作業員が全身に水蒸気を浴びて軽いやけどを負いました。
鹿嶋労働基準監督署が調べた結果、この設備では塩酸が扱われていて、2年に1回以上の定期検査が法律で定められていたのにもかかわらず、事故の前、少なくとも2年間は実施されていなかったことが分かりました。
このため、労働基準監督署は3日、法人としての日本製鉄と設備の責任者を労働安全衛生法違反の疑いで水戸地方検察庁土浦支部に書類送検しました。
捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。
これについて日本製鉄は「捜査に全面的に協力してまいります」とコメントしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20210603/1070013289.html
(2021年9月23日 修正1 ;追記)
2021年9月22日15時59分にNHK茨城からは、会社と責任者のいずれもが不起訴になったという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
実施すべき定期検査を行っていなかったとして書類送検されていた法人としての日本製鉄と設備の責任者について、水戸地方検察庁は22日までに不起訴にしました。
去年8月、鹿嶋市にある製鉄所で薄い鉄板を製造するラインでの作業中に、設備の配管の一部が破断して30代の男性作業員が全身に水蒸気を浴びて軽いやけどを負いました。
この設備では塩酸が扱われていて、2年に1回以上の定期検査が法律で定められていたのにも関わらず、事故の前少なくとも2年間は実施されていなかったとして、鹿嶋労働基準監督署はことし6月、法人としての日本製鉄と工場で設備の維持管理をしていた40歳の責任者を労働安全衛生法違反の疑いで水戸地方検察庁土浦支部に書類送検していました。
水戸地方検察庁は捜査を進めた結果、21日付けでいずれについても不起訴にしました。
検察は、不起訴の理由を明らかにしていません。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20210922/1070014577.html
2021年6月3日20時19分にNHK新潟から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
3日午前10時50分ごろ、新潟市東区平和町のT興産第2工場で、「作業員がベルトコンベアに挟まって頭から血を流している」と119番通報がありました。
消防や警察が駆けつけましたが、作業員はその場で死亡が確認されました。
死亡したのは新潟市東区に住む小島さん(男性、30歳)で、警察によりますと、コンクリートの原料となる石を粉砕するためのベルトコンベアに挟まれていたということです。
作業は別の男性と2人一組で行われていましたが、男性が離れたところにあるベルトコンベアのスイッチを押して戻ってきたところ、男性が頭を挟まれていたということです。
警察が事故の原因や当時の状況を詳しく調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/niigata/20210603/1030017061.html
6月3日20時24分にYAHOOニュース(新潟総合テレビ)からは、2人はコンベアに詰まった石を取り除く作業をしていたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
新潟市の工場で男性作業員が死亡する作業事故がありました。
事故があったのは、新潟市東区にあるコンクリート砕石製造工場です。
3日午前11時前、この工場に勤務する小島さん(30)が「ベルトコンベアに挟まれた」と他の作業員から消防に通報がありました。
小島さんは頭を挟まれ、その場で死亡が確認されました。
警察によりますと、当時小島さんはベルトコンベアに詰まった石を取り除く作業をしていましたが、何らかの原因でベルトコンベアが稼働し、挟まれたということです。
この工場では、作業を2人1組で行っていますが、当時はもう1人の作業員がベルトコンベアのスイッチを操作するために作業場を離れていたということです。
警察が詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fb718d9cc3a0e510e13995c181d56ba1382d5d93


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。