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                                                       本ブログでは、産業現場などで最近起きた事故、過去に起きた事故のフォロー報道などの情報を提供しています。  それは、そういった情報が皆さんの職場の安全を考える上でのヒントにでもなればと考えているからであり、また、明日は我が身と気を引き締めることで事故防止が図れるかもしれない・・・・そのように思っているからです。  本ブログは、都度の閲覧以外、ラフな事例データーベースとして使っていただくことも可能です。        一方、安全担当者は環境も担当していることが多いと思いますので、あわせて環境問題に関する情報も提供するようにしています。       (旧タイトル;産業安全と事故防止について考える)
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20171215日付で信濃毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

15日午前3時半ごろ、上伊那郡中川村大草の県道松川インター大鹿線滝沢トンネル北西側で斜面が崩れていると、下伊那郡大鹿村役場に連絡があった。

 

県飯田建設事務所(飯田市)が、高さ約20m、幅約10mにわたって斜面が崩れ、片側1車線の県道がふさがれているのを確認した。

 

近くでは、リニア中央新幹線関連の工事車両などが利用するトンネルが掘削中で、JR東海と同事務所が工事との関係などを調べている。


同事務所は、午前6時から四徳(しとく)大橋(中川村)~松除(まつよけ)橋(大鹿村)間の約3.4kmを全面通行止めにした。

けが人はいないとしている。


同事務所によると、崩落現場は滝沢トンネル西側の入り口から北西に70~80mほどの斜面。

 

JR東海広報部によると、四徳大橋付近から今回の崩落現場近くまでの間では、現在、リニア中央新幹線関連の工事車両などが利用するための「四徳渡(しとくわたり)トンネル(仮称)」を、東端に向かって火薬を使って掘り進めている。

 

工事との関係については、「現在調査中。影響があったかどうかは分からない」としている。


県飯田建設事務所によると、3月にも今回の崩落現場から北西に300mほどの場所で、県道沿いの斜面が30m3ほど崩れた。

JR東海は、その際、工事に起因するものではないとの見方を示した。


同事務所のこれまでの調べでは、今回崩落した土砂量は300m3ほど。

復旧の見通しは立っていない。

 

一帯は普段から崩落が起きやすい場所とし、「リニア関連工事の影響も含めて、原因を調査中」としている。

 

出典

『中川 県道で土砂崩落 県などリニア関連影響調査』

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171215/KT171215FSI090006000.php 

 

 

12161027分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

直後に車が土砂に突っ込む事故があったが、けが人はなかった。

 

JR東海によると、崩落現場から約10m離れた地点の地下約15mの場所で、同日午前1時40分ごろ、火薬を使った発破作業が行われた。


トンネル工事で生じる土砂を運ぶ別のトンネルの掘削工事をしていた。

 

出典

『リニア中央新幹線 工事現場近くで崩落 長野・中川村』

https://mainichi.jp/articles/20171216/k00/00e/040/273000c 

 

 

1220日付で信濃毎日新聞からは、リニア工事の発破作業による振動が原因だったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

JR東海は19日、飯田市で記者会見し、崩れた斜面下方で進めていたリニア中央新幹線関連のトンネル工事の発破作業などによる振動が原因とみられると明らかにした。

 

発破回数も含め、工事そのものに問題はなかったが、斜面の状態を外から確認する「目視が足りなかった」とした。


15日午前1時40分ごろ、東側に掘り進めるため発破作業を実施。

作業員が午前3時25分ごろに大きな音を聞き、外に出て土砂崩落を確認したという。


会見したJR東海中央新幹線建設部名古屋建設部の古谷担当部長は、斜面が崩れた場所は発破を行った直上ではなく、掘削してきた方向に10mほどずれていたと説明。

ただ、前日から4回ほど発破を行っており、「振動が繰り返されて土砂崩落が発生したとみられる」とした。


一方、掘削場所が県道と接する坑口から約13mだったため、「使った火薬の量は通常より少なくしていた」と説明。

工事そのものに問題はなかったとの認識を示し、工事を19日夜に機械掘削で再開し、年内にも貫通させるとした。


会見では、現場付近で全面通行止めになっている県道松川インター大鹿線の復旧についても説明。

県道上に崩落した土砂の撤去や防護ネットの設置などを行い、早ければ来年1月末から2月上旬ごろには片側交互通行を可能にしたいとした。

 

出典

『中川の崩落 リニア関連工事原因 JR「振動で発生」』

http://www.shinmai.co.jp/news/nagano/20171220/KT171219FTI090021000.php 

 

 

 

 

 

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201712142013分にNHK東北から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

国内で働く外国人留学生が急増する中、去年6月、名取市の食品工場でアルバイトの外国人留学生が機械に挟まれ腕を切断する事故があり、労基署は、安全対策を怠っていたとして、工場を運営する法人と当時の工場長を書類送検した。


書類送検されたのは、千葉市に本社を置く食品加工会社「Fフーズ」と、名取市にある仙台工場の40歳の当時の工場長。


仙台労基署によると、この工場では去年6月、当時19歳だったアルバイトの女性のネパール人留学生が総菜用の肉を加工する機械を掃除していたところ、右腕を巻き込まれ切断する事故が起きたという。


その後、労基署が事故の原因を調べていたが、この工場では、留学生のアルバイトが機械を安全に使えるよう教育するなどの対策を怠っていたことがわかったという。


このため労基署は、工場を運営する「Fフーズ」と当時の工場長を,労安法違反の疑いで書類送検した。

法人と当時の工場長が書類送検されたことについて「Fフーズ」は、「厳粛に受け止め、安全管理態勢の改善に努めて参ります」と話している。


宮城県内で働く外国人留学生は、去年10月末時点で2400人あまりと、3年間で2倍近くに急増し、これに伴い労働災害も相次いでいて、安全対策が大きな課題になっている。


宮城労働局によると、県内で働く外国人労働者は去年10月末時点で7800人あまりと、統計を取り始めて以降、最も多くなっている。


在留資格別にみると、留学生のアルバイトが2429人と最も多く、全体の3分の1を占め、次いで技能実習生が2234人となっている。


業種別にみると、「製造業」が2919人と最も多く、次いで「教育・学習支援業」が918人、「宿泊業・飲食サービス業」が745人となっている。


労働局によると、県内の外国人労働者は、沿岸部の人手不足もあって、震災後、急増していて、法令違反など働く環境に問題がないか、企業の指導を徹底していくことにしている。

 

出典

労災で腕切断 法人など書類送検

https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20171214/3578621.html

 

 

1215820分にYAHOOニュース(東北放送)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

肉の加工用の機械を洗っていた際に巻き込まれた。

 

女子留学生はコンセントを抜いてから機械を洗わなければならないことを知らなかったということで、Fフーズと当時の工場長は、採用時に義務付けられている安全教育などを行わなかった疑いが持たれている。


書類送検についてFフーズは、「厳粛に受け止めている。母国語での安全教育などを行い、再発防止に全力で取り組んでいく」とコメントしている。

 

出典

留学生大けが 会社と工場長を書類送検

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171215-00000003-tbcv-l04 

 

 

12151259分にNHK東北からは、宮城県内の留学生の労災実態について、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

名取市の食品工場で働いていた外国人留学生の労災事故をうけて、宮城労働局が過去5年間の労災を調べたところ、留学生が巻き込まれる事故が県内で21件起きていたことがわかった。

労働局は、留学生の安全対策について、企業への指導を強めることにしている。


名取市の食品工場では、去年、アルバイトの留学生が肉を加工する機械に腕を巻き込まれ切断する事故が起き、当時の工場長らが安全対策を怠ったとして、14日、書類送検された。


これをうけて宮城労働局は、過去5年間に県内で起きた外国人労働者の労災事故を分析した。


その結果、この5年間で外国人労働者の労災は95件発生していて、このうち外国人留学生のアルバイトが21件に上ることがわかった。


業種別では、貨物運送業が10件と最も多く、次いで食品製造業が6件、飲食店が3件などとなっている。


県内で働く外国人留学生は去年10月末時点で2400人あまりと、3年間で2倍近くに急増し、これに伴い労災も相次いでいて、安全対策が大きな課題になっている。


宮城労働局は、留学生アルバイトへの安全対策が十分に行われないまま働かせている企業があるのではないかとみて、指導を強めていくことにしている。

 

出典

留学生の労災21件 指導強化へ

https://www3.nhk.or.jp/tohoku-news/20171215/3619971.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

「母国語での安全教育などを行い・・・」と報じられている件、安全教育に言葉の壁があったということだろうか?

 

 

 

 

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201712141922分にYAHOOニュース(びわ湖放送)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

今年5月、県の埋蔵文化財センターで火事があり、保存していた平安時代の出土品が消失した問題で、火事の原因は水しか入れてはいけない電気機器に、オイル成分である水溶液を入れたためだとわかった。


大津市にある滋賀県埋蔵文化財センターで、5月9日、文化財を保存処理するための電気機器が発火し、中に入れていた平安時代の木製品35点が消失した。


県教委によると、消防の検証結果で、火が出た原因は、水しか入れてはいけない電気機器の水槽に、職員が誤ってオイル成分であるポリオキシエチレングリコール水溶液を入れたためとわかった。


高濃度になった液体が発火温度に達し、水槽のガラスが割れて火のついた水溶液が流れ出し、周囲に延焼したという。

 

この機器は、数年ぶりに使用するため、前日に動かしたということだが、水以外の使用は禁止という旨の記載があった。

しかし、普段、この職員が使っていた機器は、直接、この水溶液を入れるタイプのものだったという。


県教委では、再発防止策の徹底と文化財の適正な保存につとめるとしている。

 

出典

埋蔵文化財センターの火事 機器に誤ってオイル成分の水溶液/滋賀

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171214-00010001-bbcbiwakov-l25 

 

 

1215日付で朝日新聞滋賀全県版(聞蔵)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12141754分にNHK滋賀からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大津市の県埋蔵文化財センターで保存処理機器が焼け、塩津港遺跡(長浜市)から出土した木製品35点が焼けた火災で、県教委は14日、職員が油成分の入った液体を誤って機器に入れたことによる人為ミスが原因だったと発表した。

 

県教委文化財保護課によると、火災は5月9日午前6時半ごろ、センター1階の整理室で起きた。

 

使用中の機器(高さ約30cm、幅約60cm、奥行き約40cm)から出火し、保存処理をしていた刀形代(かたなかたしろ)と呼ばれる祭りの道具や鞘など、平安時代の貴重な史料35点が焼けた。

いずれも、2012年度に塩津港遺跡から出土したものだった。

 

機器は、出土品を加熱処理して変形しないようにする電気恒温水槽。

本来は、油成分のある水溶液と出土品が入ったケースを水だけの水槽に入れて加熱処理するが、センターを管理する県文化財保護協会の職員が、誤って油成分の入った水溶液を水槽に入れたという。

 

水分が蒸発し、高濃度になった液体が発火したという。

 

出典

文化財焼失は職員のミスが原因

http://www3.nhk.or.jp/lnews/otsu/2063602231.html 

 

 

 

※事故当時の報道は、下記参照。

 

20170509 1210分 京都新聞)

 

9日午前7時15分ごろ、大津市瀬田南大萱町の滋賀県埋蔵文化財センター1階整理室から出火、室内にあった機器や、平安時代の遺跡から出土した木製文化財35点などが焼けた。

けが人はなかった。

 

警察や県教委文化財保護課によると、出土した木片などを保存処理する「含浸槽(がんしんそう)」と呼ばれる機器の配線や床が燃えていた。

 

焼けた文化財は、機器の中に入っていた。

長浜市の塩津港遺跡で2012年度に出土した祭祀用とみられる木製品で、腰刀の鞘14点や耳かき19点、刀形の板2点。

いずれも文化財指定はされていない。

 

同課によると、機器は、木製品が乾燥しても形が崩れないよう加熱しながら樹脂を浸透させるためのもので、4月18日から木製品を入れ処理中だったという。

 

焼けた機器は長い間使っていなかったが、使用する際、外部業者に点検してもらう作業を怠っていたという。

 

同課は、何らかの原因で樹脂が想定温度より高温になって発火したとみている。

 

センター所長を兼務する同課の猪田管理監は、「貴重な文化財を焼失してしまい、大変申し訳ない。機器の保守点検を徹底するとともに原因を究明し、必要な対策を講じる」としている。

 

出典

平安期の文化財35点焼失 滋賀県埋文センターで火災

http://www.kyoto-np.co.jp/shiga/article/20170509000068

 

 

51030分 朝日新聞)

 

焼けた機器は1983年にセンターが取得した電気機器で、数10年ぶりに使った。

8日に35点の加熱処理を始め、夜間は無人の状態で通電していたという。

 

出典

滋賀)県埋文センターで火災、塩津港遺跡の出土品焼失

http://www.asahi.com/articles/ASK5942L9K59PTJB00B.html

 

 

 

 

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201712141750分に神戸新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

14日午前11時ごろ、神戸製鋼所加古川製鉄所(兵庫県加古川市)で、高炉で作業をしていた社員2人が病院に運ばれた。一酸化炭素中毒による症状とみられる。

30歳の男性と28歳の男性がともに軽症。

 

警察によると、2人は高炉でコークスや鉄鉱石などで鋼を造る作業をしていた。

配管が詰まったため取り除こうとしたところ、30歳の男性が倒れ、28歳の男性が近くにいた同僚に知らせたという。

 

警察は、何らかの原因で一酸化炭素濃度が上昇したとみて、業務上過失傷害の疑いで調べている。

 

2人とも、一酸化炭素の吸入を防ぐマスクはしていなかったという。

同社は、「設備に異常はなく、手順に誤りがなかったか調査する」としている。

 

出典

『神鋼加古川製鉄所で一酸化炭素中毒か 2人軽症』

https://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201712/0010817572.shtml

 

 

 

 

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201712161347分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12161530分に産経新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

茨城県古河市下大野の鉄工卸売会社「C鋼材」古河工場で、14日午前10時55分ごろ、アルバイトの少女(15)が屋根から約13m下のコンクリート床に落ち、搬送先の病院で死亡した。

 

警察によると、少女は、屋根に設置された太陽光パネルを6人で点検、清掃する仕事をしていた。

屋根の上を歩いていたところ、天窓のガラス(金網入りで厚さ約6mm)が割れ、転落した。

 

C鋼材から点検作業を受注した会社によると、少女は同社の下請け業者に雇われていたという。

 

警察は、事故原因と安全対策に不備がなかったかについて調べている。

 

出典

バイト15歳少女、工場で転落死 太陽光パネルを点検

http://www.asahi.com/articles/ASKDH4GXLKDHUJHB008.html

『太陽光パネルの点検中、アルバイトの15歳少女が転落死 屋根の天窓割れ工場に落下 茨城・古河』

http://www.sankei.com/affairs/news/171216/afr1712160025-n1.html

 

 

1215188分にテレビ朝日からは、文字情報ではないが、以下のナレーションがあった。

 

ソーラーパネルを清掃作業中に、次のパネルに移ろうとした際、転落したという。

 

出典

『バイト中に15歳少女が転落死 太陽光パネル点検作業』

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000116765.html 

 

 

 

 

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201712132028分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12131851分にNHK NEWS WEBからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

東京電力福島第一原発事故の作業で被曝した後に白血病になった40代の東電社員に対し、厚労省は13日、白血病の発症と相当な因果関係があるとして労災を認定したと発表した。

 

事故対応にあたった作業員が被曝による「がん」で労災が認められたのは4人目。白血病では3人目。

 

男性は1994年4月から16年2月まで福島第一原発で働き、事故が起きた11年3月~12月には、原子炉格納容器の注水作業や津波被害の確認などの緊急作業に携わった。


被曝線量は計99ミリシーベルトで、うち、事故後に96ミリシーベルトを浴びた。

 

16年2月に白血病を発症し、富岡労基署(福島県)に労災を申請していた。

 

厚労省によると、原発作業員などが白血病になった場合、被曝を伴う作業をしていた期間の平均被曝量が年5ミリシーベルト以上で、作業開始から1年超を経て発症していれば労災と認定する基準を設けている。

 

これまでに、作業員16人が事故による被曝で「がん」を発症したとして労災を申請し、男性を含む4人が認められた。

5人は不支給が決まり、2人は取り下げた。

残る5人は調査中だ。

 

福島第一原発では事故以降、ことしの5月までに、およそ5万6000人の作業員が収束作業に当たっていて、東電によると、11年度に年5ミリシーベルトを超す被曝をした作業員は1万553人。

徐々に減っているが、16年度でも2860人いた。

 

同様の労災申請は、今後も増える可能性がある。

 

出典

原発事故作業で被曝後白血病 40代東電社員を労災認定

http://www.asahi.com/articles/ASKDF5HT9KDFULFA01Y.html 

原発事故 注水作業など当たった東電社員 白血病発症で労災認定

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171213/k10011257611000.html 

 

 

 

 ※キーワード;福島第1原発





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201712151115分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

名古屋発東京行きの東海道新幹線「こだま684号」が13日、名古屋駅のホームでドアを開けず、乗客約200人を乗せないまま発車していたことが分かった。

駅員が非常ボタンを押し、ホームまで約20mバックで戻り、客を乗せて再出発したという。

 

JR東海によると、列車は13日午後8時31分に乗客を乗せないまま発車した。

 

発車時には、最後尾に乗り込む車掌がドアを開けてから運転士と打ち合わせをし、打ち合わせ後にドアを閉める手順だが、ドアを開けずに打ち合わせをしたため、運転士がドアを開閉済みと勘違いしたのが原因とみられる。

 

乗客のほか、中間車両に乗り込むはずの車掌2人も乗り損ねた。

 

出典

新幹線こだま、200人乗せ忘れ 名古屋駅、後退し戻る

http://www.asahi.com/articles/ASKDH2F59KDHOIPE001.html 

 

 

 

 

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201712131731分にNHK首都圏から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12131612分に産経新聞から、12131728分に毎日新聞からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午後2時前、東京・中央区の東京メトロ丸ノ内線の銀座駅の改札口付近で、駅の利用客の20代の男性が持っていた携帯電話を充電するためのバッテリーが破裂音とともに破裂して、火が出た。


警察などによると、駅員が消火器を使って火をすぐに消し止めたということで、けが人はいなかった。


駅の構内には消火器の粉末が飛び散って、一時、騒然となったが、東京メトロによると、地下鉄の運行に影響はなかったという。


当時、男性はバッテリーをかばんの中に入れて改札付近を歩いていて、充電はしていなかったという。


警察などは、バッテリーが何らかの原因で発熱して火が出た可能性があるとみて、詳しい状況を調べている。

 

出典

銀座駅で携帯充電バッテリー出火

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20171213/0004879.html

『銀座駅で破裂音、モバイルバッテリーが発火 けが人なし』

http://www.sankei.com/affairs/news/171213/afr1712130040-n1.html 

『銀座駅で発煙、一時騒然 携帯の充電器燃える』

https://mainichi.jp/articles/20171214/k00/00m/040/009000c

 

 



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201712131738分にNHK兵庫から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12131930分に日テレNEWS24からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午後0時半ごろ、神戸市東灘区魚崎西町の岸壁で、通りかかった人から「タンクローリーが海に転落した」と警察に通報があった。


警察と消防が駆けつけたところ、前の部分が海に沈んだ状態のタンクローリーが見つかり、車内から見つかった大阪・西淀川区の運転手(男性、68歳)が死亡した。


警察によると、現場近くの防犯カメラには、海から20mほど離れた場所に止まっていたタンクローリーがゆっくりと前に進み、岸壁から転落する様子が映っていたという。


現場は海に向かって緩やかな傾斜になっていて、男性は近くのタンクから食用油を積み込む作業をしたあと、後部座席で休憩中だったとみられるという。


警察は、サイドブレーキの引き忘れが転落の原因ではないかとみて調べている。

 

出典

タンクローリー海に転落1人死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/kobe/2023560591.html 

タンクローリー海に転落、運転手死亡 神戸

http://www.news24.jp/articles/2017/12/13/07380434.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

報道された写真などによれば、ローリーは右側後部のタイヤ1本が岸壁の車止めに引っ掛かる形で宙づりとなっていた。

運転席は水没状態。

 

 

 

 

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20171213190分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午後0時20分ごろ、川根本町犬間の長島ダムで、「転落してけがをした人がいる」とダムの管理所から消防に通報があった。


警察や消防によると、国交省中部地方整備局長島ダム管理所の管理係長、Nさん(男性、53歳)が、管理所の近くの施設から約30m下の水面に転落した。


Nさんは、ほかの作業員によって救助されたが、頭を強く打ち、駆けつけた医師によって死亡が確認されたという。


警察によると、Nさんは、ほかの作業員など数人と一緒に、ダム湖の水質調査やパトロールに使う船を格納する施設で故障した船を交換する作業中に、誤って転落したとみられるという。


国交省中部地方整備局によると、長島ダムは大井川の上流にあり、高さが109m、長さが308mある。


警察は、関係者から話を聞くなどして、当時の状況や転落した原因などを調べている。

 

出典

長島ダムに国交省職員が転落死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3033565291.html 

 

 

 

 

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201712131057分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前1時15分ごろ、群馬県渋川市赤城町勝保沢の関越自動車道上り線で、大型トラックが落ちていたタイヤに乗り上げて中央分離帯に衝突し、積み荷の水酸化ナトリウムが入ったポリタンク約500個が上下線に散乱した。

けが人はなかった。

 

県警高速隊によると、落ちていたタイヤは、この事故の直前、乗用車に追突された別のトラックから外れたスペアタイヤだったとみられる。

 

散乱したポリタンクの撤去などのため、渋川伊香保インターチェンジ(IC)~赤城IC間などで上下線が約8時間通行止めになった。

 

出典

『関越道事故でポリタンク散乱 トラック衝突、群馬・渋川』

http://www.sankei.com/affairs/news/171213/afr1712130005-n1.html

 

 

12131447分に毎日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

13日午前1時15分ごろ、群馬県渋川市赤城町勝保沢の関越自動車道上り線で、車やトラック計5台が絡む事故があり、このうち1台の大型トラックに積まれていたポリタンクに入っていた劇物の水酸化ナトリウムが上下線の約300mにわたって路上に漏れた。

 

事故による死傷者はいなかったが、下り線の車から降りてタンクを片付けようとしていた通行中の男性(32)が水酸化ナトリウムに触れて手足に軽傷を負った。

 

警察によると、走行車線を走っていた乗用車が大型トラックに追突し、大型トラックの底部からスペアタイヤが落下。

後続の別の大型トラックが、このタイヤを避けようとして中央分離帯に衝突し、荷台が破損。

荷台に積まれていた水酸化ナトリウム入りのポリタンク約500個のほぼすべてが路上に落下し、ポリタンクに後続の別の乗用車と大型トラックの計2台が次々とぶつかった。

 

出典

『関越道 車5台絡む事故 路上に劇物流出、1人けが 群馬』

https://mainichi.jp/articles/20171213/k00/00e/040/264000c

 

 

 

(2018年1月6日 修正1 ;追記)

 

2018151215分に産経新聞から、追突した乗用車の運転手から覚せい剤反応が出たという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

群馬県警高速隊は4日、道交法違反(危険防止措置義務・事故不申告)の疑いで、前橋市高井町のとび職、Y被告(32)=覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴=を逮捕した。

容疑を認め、「事故でパニックになって逃げた」などと供述している。

Y容疑者は、乗用車を運転しトラックに追突した後、車両を放置したまま逃走していた。

 

同日午前6時ごろ、知人に付き添われて渋川署に出頭。

同署で任意の尿検査を行ったところ、覚醒剤の陽性反応が出たため、覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された。

 

出典

『劇物散乱の多重事故 逃走の男を逮捕 県警高速隊』

http://www.sankei.com/affairs/news/180105/afr1801050012-n1.html 

 

 

 

 

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201712121731分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

各地の運輸支局で車検場を運営する自動車技術総合機構は12日、全国17検査場で検査機器の判定基準値の設定を誤ったまま、平成26年10月~29年11月に乗用車やトラック、バイクなど約10万3000台を検査していたと発表した。

 

軽自動車検査協会も同日、愛知県豊橋市の検査場で26年9月~29年9月に誤った基準値で軽自動車約4万5000台を検査したと発表した。

 

過去の統計から、誤って適合と判定した台数を、機構は約6000台、協会は約230台と推定。

前照灯試験機などで、納入時から設定を誤るなどしていたという。

 

対象車両の使用者にはダイレクトメールを送り、無料の確認検査を実施する。

 

機構と協会は、「車両の安全は直ちに損なわれない」などとしているが、本来よりハイビームが下向きになっていたり、横滑りしやすい状態になっていたりする可能性などがある。

 

出典

『誤基準値で計14万8千台検査 6千台超が車検不適合恐れ』

http://www.sankei.com/affairs/news/171212/afr1712120047-n1.html 

 

 

12121827分に共同通信からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

不具合のあったヘッドライトの向きやブレーキの制動力を調べる機器を使って検査し、自動車約10万3000台を適合と判定していた。

 

メーカーから機器を納入した時点でプログラムに不備があった他、修理した際に設定ミスがあった。

 

出典

自動車6千台に検査ミス恐れ 無償で再検査呼び掛け』

https://this.kiji.is/313246194111366241?c=39546741839462401 

 

 

以下は、1212日付の自動車技術総合機構プレスリリース。

https://www.naltec.go.jp/topics/fkoifn0000005s79-att/fkoifn0000005s8g.pdf

 

以下は、1222日付の軽自動車検査協会プレスリリース。

https://www.keikenkyo.or.jp/notice/2016/attached/0000014947.pdf

 

 

今年3月には、本事案に関するものだと思われるが、以下の記事もネット配信されていた。

 

2017332016分 毎日新聞)

 

自動車の車検でブレーキの強さを検査する機器の基準値が誤って低く設定され、2014年1月以降だけで、全国で約158万台が車検に合格していたことが分かった。

 

国はこのうち、実際にブレーキが基準を満たさないのは2万1400台程度と推定。

 

誤った設定値でも一定の安全を保つレベルのため、ただちに問題はないとしているが、希望者には無料で再検査を受け付ける。

 

出典

『車検ミス ブレーキ誤設定 全国158万台が再検査対象』

https://mainichi.jp/articles/20170304/k00/00m/040/079000c

 

 

 

 

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201712121721分に産経新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

政府は、最大で5km離れた場所でもサリン、VXなどの有毒ガスを特定できる検知器を、国内で初めて導入する方針だ。

2020年東京五輪・パラリンピックに向けたテロ対策の一環。

 

18年度予算案に1台分の購入費用を盛り込み、総務省消防庁が首都圏の消防本部に配備する。

将来的には、配備先を全国20の政令指定都市に広げることも検討する。

 

現在は、携行型の検知器が各都道府県に少なくとも1台配備されている。

ただ、有毒ガスが発生した場所に消防隊員が近づく必要があり、二次被害の恐れがあった。

 

新たな検知器を使えば、安全を確保しながら分析が可能になる。

 

検知器は海外製で、1台約6000万円。

特殊な赤外線カメラを使って数秒以内にガスの成分を検出し、登録されている約50種類と照合して特定、汚染範囲が画面に表示される。

 

テロのほか、工業地帯での有毒物質の監視にも役立つという。

 

出典

『毒ガス5キロ先まで検知 政府が東京五輪へテロ対策強化で新機材導入へ』

http://www.sankei.com/affairs/news/171212/afr1712120045-n1.html 

 

 

 

 

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201712121621分に山陽新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

酒を実際に飲み、体内に残るアルコール量や運転に及ぼす影響を調べる・・・。

こんな実験が9日、岡山市で行われた。

 

被験者は男性22人。

飲酒後の検査結果によると、6時間経過しても、酒気帯び運転の摘発基準となる呼気1リットル中0.15mg以上のアルコールが検出された。

 

忘年会シーズンを迎え、専門家は、飲酒翌日の“残存アルコール”への注意を呼び掛けている。


交通関連機器製造会社のマイクロメイト岡山(岡山市北区)に地域住民や岡山操山ライオンズクラブの会員らが集まり、午前10時45分、実験をスタートさせた。

 

90分間飲み放題で、同じ量のアルコールが入った飲み物(ビール500mℓ、焼酎110mℓなど)を飲み干すごとに、お代わりを受け取るルール。

いつ、何を飲んだかを書き留め、アルコール摂取量を確認する仕組みだ。


飲酒終了時刻の午後0時15分、被験者1人当たりの飲酒量はビール2~5杯分。

最初の呼気検査では、アルコールが呼気1リットル中0.15mg以下の人はゼロ.

終了2時間後になっても、17人が0.15mgを上回っていた。

 

会場には、この間、車の模擬運転席が用意され、画面に表示される合図に従い、ハンドルやブレーキを操作する試験が行われたが、被験者の反応は一様に鈍い。


飲酒から4時間。ビールとハイボールを2杯ずつ飲んだ男性(38)は数値が0.08mgまで低下し、「(アルコールが)抜ける時間は想像通り」。

 

一方、焼酎水割り4杯を飲んだ男性(43)は0.38mgと、なかなか下がらず、「これほど残っているなんてびっくり」。


6時間後の最終検査で基準値オーバーは2人だったほか、1人が0.1mgだった。

 

ビールと日本酒を計4杯飲み、0.15mgとなった男性(73)は、「数値と自分の感覚の間に大きな差があった。お酒と上手に付き合いながら安全運転を心掛けたい」と話した。


実験結果の分析を担う川崎医療福祉大の金光義弘名誉教授(交通心理学)は、「6時間経過しても、アルコールが体内に残っている人は確実にいることが実証された」と強調。

「『夜に酒を飲み過ぎると、翌朝、車に乗ってはならない』という自己抑制を働かせてほしい」と訴えている。


実験は、福岡市で飲酒運転の車に追突されて幼児3人が死亡した事故を受け、マイクロメイト岡山などが2006年から毎年実施。

結果は、翌年の交通心理学会で発表している。

 

出典

アルコールいつまで残るか実験 岡山で22人、6時間後も検出

http://www.sanyonews.jp/article/640061/1/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

〇HPによれば、「マイクロメイト岡山」は交通安全教育関連機器の販売及び研究・開発や交通安全教育コンサルティングなどを行っている会社。
今回報道された実験は、交通教育ソリューション事業の一環として行われている模様。

http://www.mmo-co.com/sd/index.html

 

〇飲酒後に体内からアルコールが抜けるまでの時間については、過去に本ブログでも紹介スミ。

 

20171010日掲載

2017103日報道 アルコールの摂取量と消失までの時間はほぼ比例、体重60㎏の成人男性だと日本酒1合で3~4時間が目安、警察庁は深酒翌日の運転は控えるよう注意喚起 (修正1)

http://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/7656/

 

 

 

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2017121271分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

メタンガスを空気や光などと反応させることで、製造が難しい液体燃料のメタノールを効率よく作り出すことに大阪大学のグループが成功したと発表した。
クリーンエネルギーとして注目される液体燃料の幅広い分野での活用につながる技術として注目されている。


これは、大阪大学高等共創研究院の大久保敬教授らのグループが会見を開いて発表した。


メタノールは二酸化炭素の排出が少なく、エネルギー効率も良いため、自動車の燃料や燃料電池など、幅広い分野での活用が期待されているが、製造するには、メタンガスを高温や高圧で処理する大規模な設備が必要なことなどが課題となっていた。


今回、グループでは、電子機器の洗浄などに使われる「フルオラス溶媒」という液体に注目し、この液体にメタンガスを溶かして空気や光などと反応させたところ、高温や高圧にしなくても、従来より効率よくメタノールが作り出せることが分かったという。


また、この方法では、副産物として塩ができるだけで、二酸化炭素やそのほかの有害物質などは、一切、排出されないという。


研究を行った大久保教授は、「石油が枯渇してくれば、こうした技術が必ず生きてくる。ガスを単に燃やすのではなく、液体燃料にすることで、さらに有効活用が期待できる」と話している。

 

出典

効率よくメタノール製造の新技術

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171212/3439951.html 

 

 

12112134分に朝日新聞からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

天然ガスの主成分である「メタン」を、運搬しやすくエネルギー効率が高い「メタノール」に変換する新たな手法を大阪大の研究チームが開発し、11日、発表した。

 

メタンからメタノールへの変換効率は、従来の技術では1%に満たなかったが、新手法では14%に達するといい、燃料だけでなく、樹脂などの原料としても活用が期待される。

独化学誌(電子版)に論文が掲載された。

 

大阪大の大久保敬教授(光化学)らは、特殊な溶液の中でメタンと空気中の酸素などを反応させ、メタノールを作り出す手法を開発した。

 

メタンからメタノールを作る従来の手法は、高温・高圧の条件で反応を進める必要があったが、新たな手法は常温・常圧で可能で、省エネにつながるという。

 

メタノールは常温では液体のため、運搬しやすい。

大久保さんは、「今後、変換効率をさらに上げ、工業プラントでの実用化をめざしたい」と話している。

 

出典

『メタンガスからメタノール、効率的な変換法を開発 阪大』

http://www.asahi.com/articles/ASKDC54VWKDCPLBJ002.html 

 

 

1212日付で化学工業日報からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

大阪大学の大久保敬教授らの研究グループは、常温常圧で高効率にメタンガス(CH4)と空気(酸素)からメタノールを合成する酸化反応法を開発した。

 

炭素とフッ素のみで構成されたフルオラス溶媒と水の二相反応系による空気酸化で、光照射によって活性化した二酸化塩素(ClO2)を作用させる。

 

フルオラス溶媒で生成したメタノールとギ酸は速やかに水相に移行するため、メタノールの二酸化炭素(CO2)や一酸化炭素(CO)への変換を防ぐ。

 

収率は、メタノール14%、ギ酸85%と、ほぼ100%。

メタンハイドレートなどから液体燃料や有用な化学物質を得る新たなプロセスにつながることが期待される。

 

出典

阪大 メタン・空気からメタノール合成

http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2017/12/12-32029.html 

 

 

 

 

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201712121833分にNHK大分から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前10時ごろ、臼杵市野津町のコンクリート製品を作る工場で、従業員の男性(52)が道路などの側溝を作るための型枠の下敷きになっているのに同僚が気づいた。
男性は病院に運ばれたが、およそ1時間半後に、窒息などのため死亡が確認された。


警察によると、型枠は長さが2m、高さと幅がいずれも60cmの鉄製で、中にコンクリートが流し込まれた状態だったため、重さが1トンから2トンほどあった。


当時、男性は型枠を洗う作業を1人でしていて、ほかの作業員は外で休憩していたという。


警察は、2段に積み上げられていた型枠が何らかの原因で落ち、そばで作業していた男性が下敷きになったとみて、当時の詳しい状況を調べている。

 

出典

型枠の下敷きになり男性死亡

http://www3.nhk.or.jp/lnews/oita/5073539451.html

 

 

 

(2018年2月13日 修正1 ;追記)

 

20171213日付の大分合同新聞紙面には、下記趣旨の記事が掲載されていた。

(こちらのほうがありそうな気がしたので、こちらの情報に合わせタイトルを修正
 した。

 

警察によると、男性は1人でコンクリートの型枠機械を洗浄していた。

機械は縦2m、横と高さ60cmで、重さは1~2トンほど。

倒れた機械と床に置いていた機械の間に挟まれていたという。

 

 

 

 

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201712121434分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

12121325分に産経新聞westからも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日午前9時ごろ、和歌山市湊の新日鐵住金和歌山製鉄所から、「トレーラーの荷台に載せていたクレーンの部品が落下し、けが人が出ている」と消防に通報があった。


警察によると、この事故で、トレーラーのそばにいた作業員のMさん(男性、19歳)が部品の下敷きになって死亡したほか、荷台の上で作業していた21歳の男性作業員も手足や腰にけがをして、病院で手当てを受けている。


警察や消防のこれまでの調べでは、2人は、長さおよそ7m、重さおよそ750kgの鉄製のクレーンの部品2個を荷台から降ろす作業をしていて、2個目の部品を別のクレーンでつり上げようとした際に部品が落下したという。


警察は、部品が落下した状況を詳しく調べている。

 

出典

クレーンの部品が落下 2人死傷

http://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20171212/3518772.html 

『部品落下で2人死傷 新日鉄住金和歌山製鉄所』

http://www.sankei.com/west/news/171212/wst1712120063-n1.html 

 

 

12121855分にわかやま新報からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

和歌山市湊の新日鐵住金和歌山製鉄所構内で、12日午前9時5分ごろ、クレーンの部品が落下し、市内に住む男性作業員(19)が死亡する事故があった。

 

男性は心肺停止の状態で市内の総合病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。

 

警察と消防によると、現場は北門から敷地に入った西側周辺。


トラックに乗せた長さ約6mの四角柱のクレーンの部品2本のうち、1本(約750kg)をクレーンで下ろす作業中、荷台の下で作業していた男性に落下した。

重量物だったため、荷台やクレーンがバランスを崩したとみられる。

 

また、荷台部分で作業していた市内の男性(21)も転倒し、右手足と腰を打撲するけがを負った。

 

警察が詳しい事故の状況を調べている。

 

出典

19歳の作業員が死亡 新日鐵住金で部品落下』

http://www.wakayamashimpo.co.jp/2017/12/20171212_74969.html 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

NHKの映像を見ると、落下したのは大型クレーンのジブのような部品。

 

 

 

 

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201712131751分に日テレNEWS24(中京テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

12日朝に発生したJR東海道線の列車緊急停止トラブルについて、JR東海は13日、トラブルの原因は愛知県幸田町の幸田駅構内の電車線の仮設工事で付けられたボルトが破損したことによるものと発表した。

 

ボルトが破損したことで鋼材が垂れさがり、そこを通過した列車のパンタグラフに接触したという。

 

幸田駅を出た列車は、そのまま約60km走行。

その間、運転士はトラブルに気づかず、走り続けた。

 

別の車両で岐阜発名古屋行きの快速列車の運転士が、同県清須市の枇杷島駅を出た直後に異音を感じたため緊急停止ボタンを押し、車両を停止させた。

 

周辺車両も止めたため、約4000人が車内に閉じ込められ、その後、最寄り駅などにたどり着くため、線路上を歩く事態となった。

 

東海道線は、トラブルから9時間半を経過した午後5時半に復旧。

JR東海によると、運休した列車は上下線で182本となり、約7万4700人に影響したという。

 

出典

JR東海道線トラブル、原因はボルトの破損

http://www.news24.jp/nnn/news86237308.html 

 

 

12132217分に毎日新聞からは、ボルト破断の状況に関し、下記趣旨のやや詳しい記事がネット配信されていた。

 

JR東海は13日、幸田(こうだ)駅構内下り線の架線周辺に取り付けていたボルトの破断が原因と発表した。

早朝の冷え込みが影響した可能性があるという。

 

同社によると、11日に幸田駅周辺で線路上方にある架線の電気供給方式などを変更する工事を行い、架線は仮設の鋼材(長さ72cm、重さ7kg)でつり下げられていた。

 

ところが12日未明に、この仮設鋼材を固定するボルト(直径16mm)が破断し、一部鋼材が逆に架線にぶら下がる形になったという。

 

そこを通過した電車が鋼材と接触し、電車4台で計9基のパンタグラフを損傷させた。

 

特に3台目の電車の損傷が激しく、名古屋~枇杷島間を走行中、約3kmにわたって、変形したパンタグラフが架線をつるす金具などを次々に壊したという。

 

JR東海は、当初、名古屋駅周辺のトラブルとみて調べたが原因は分からず、その後、大垣駅や岐阜駅を折り返して上り線を走行中の電車3台でもパンタグラフの損傷が見つかった。

駅のホームを写すビデオなどをチェックし、ようやく幸田駅での接触が判明した。

 

ただ、ボルトが破断した正確な原因は分かっていない。

 

出典

『東海道線不通 ボルト破断が原因 幸田駅周辺の架線』

https://mainichi.jp/articles/20171214/k00/00m/040/157000c

 

 

12131437分に朝日新聞からは、破断したボルトの写真や取り付け状況の模式図付きで、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

名古屋~枇杷島間の約3kmにわたり、架線をつるす「ハンガー」と呼ばれる部品が162本壊れていた。

 

パンタグラフが破損した列車4本は、いずれも豊橋発の下り線で、幸田駅を通った際に損傷した可能性が高いという。

 

4本目の列車のパンタグラフが名古屋駅付近で大破し、ハンガーを引っかけながら走ったとみられる。

 

出典

『鋼材がパンタグラフと接触か JR東海道線架線トラブル』

http://www.asahi.com/articles/ASKDF3V2HKDFOIPE00K.html 

 

 

1213日付の中日新聞夕刊紙面には、事故時の状況に関し、下記趣旨の記事が掲載されていた。

 

JR東海によると、幸田駅の下り線では、列車に電気を送る電線の吊り下げ方法を変える工事中で、仮設の部品で電線などを吊っていた。

 

鉄のボルト1本が折れ、長さ70cm、重さ7kgの棒状の部品1つが、本来よりも低い位置に垂れ下がった。

 

12日早朝の現場付近の温度は1℃。

低温で電線が縮み、ボルトに力が加わって折れたとみている。

 

現場付近を通過した4つの列車のパンタグラフが相次いで変形。

変形したパンタグラフが名古屋~枇杷島間の電線を吊る設備にぶつかり、破壊した。

 

 

 

(2018年2月12日 修正1 ;追記)

 

201821092分に読売新聞から、ボルト穴の形状が標準品と違っていたという、下記趣旨の記事が図解付きでネット配信されていた。(新情報に基づき、タイトルも修正した)

 

JR東海は9日、通常とは違う形状の鋼材を使ったため、固定するボルトが破断したことが原因だったと発表した。

 

発表によると、鋼材は電線をつり下げるために架線に設置され、長さ約72cm、幅約8cm。

通常は、ボルトを通す穴が丸形(直径18mm)のタイプを「標準品」として使っているが、施工業者は用意していなかったとして、穴が長方形(縦45mm、横18mm)のもので代用した。

 

ボルトは2か所で鋼材を固定。

一方が長方形の穴だったためボルトが列車の振動などで上下に動きやすくなり、破断につながったという。

この結果、鋼材が外れ、パンタグラフを傷つけたとみられる。

 

出典

『東海道線運休、架線工事で異形の鋼材使用が原因』

http://www.yomiuri.co.jp/national/20180210-OYT1T50042.html

 

 

29192分にNHK東海からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。

 

本来使うべき鋼材とは違う形状の鋼材を使っていたことがわかった。


その結果、列車の震動や寒さも加わって、鋼材を固定していたボルトに想定を超える負荷がかかってボルトが破損し、鋼材が垂れ下がり、パンタグラフなどの損傷につながったという。


JR東海では、同様の工事の際に使うべき鋼材の形状について、これまで明確な規定を設けていなかったとして、「今後は適切な鋼材の使用をルール化して徹底し、再発防止につなげたい」としている。

 

出典

東海道線架線トラブル 原因判明

https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20180209/5153501.html

 

 

 

 

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201712112028分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

公園内のバーベキュー施設から漂う焼き肉のにおいで平穏な生活が害され精神的苦痛を受けたとして、釧路市の男性が市にバーベキューの禁止と500万円の損害賠償を求めた訴訟の上告で、男性の敗訴が確定した。

最高裁第一小法廷(木沢克之裁判長)が7日付の決定で、男性の上告を退けた。

 

一、二審判決によると、市は2014年、地元住民から「三世代交流の場」を要望され、住宅街の一角にある緑ケ岡公園内にバーベキュー施設を設置した。

 

だが、この施設から約120mの場所に住む男性は、「焼き肉のにおいが、くさくてたまらない」と提訴した。

 

3月の一審・釧路地裁判決は、「においは周辺の一定範囲に達している」とし、市の住民調査で「洗濯物ににおいがつくので外には干さない」との意見もあったと認定。

だが、「生活に支障はない」という回答が多く、市が公園内に常緑樹のニオイヒバ18本を植え、においを軽減する対策をしていたとし、「耐えられる範囲内」と結論づけた。

 

7月の二審・札幌高裁判決も支持した。

 

出典

『焼き肉のにおい「くさくてたまらない」提訴の男性敗れる』

http://www.asahi.com/articles/ASKDC5X1WKDCUTIL053.html?iref=com_rnavi_arank_nr04 

 

 

 

 

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201712111719分に日本経済新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。

 

高速道路や主な国道で2016年度に約76万件の落下物が確認されたことが、11日、国交省の集計で分かった。

 

積み荷を覆うシート類やタイヤが上位を占めた。

積み荷の固定不足が主な原因とみられ、国交省はポスターを作製し、十分な確認を呼び掛けている。


国や高速道路6社が巡回時に見つけた件数をまとめた。
 

内訳は、国が直接管理する「直轄国道」が44万3000件、高速道路が31万4000件。


6社では、西日本11万1000件、東日本9万1000件、中日本5万9000件の順に多かった。

 

国交省が集計を始めた15年度は、計約78万件だった。

 

落下物の種類は、国道、高速道ともシート類が最多で、投げ捨てたとみられる空き缶やペットボトルのほか、鮮魚や肉などの食品や紙の束が散乱した事例も見られた。

仮設トイレや石こうパネル、トンネル内をふさぐ大型コンテナもあった。

 

落下物を巡っては、岡山県の中国道で10月、路上にあったタイヤに車で乗り上げて路肩に避難した母子が、同じタイヤで横転した大型車にはねられ死亡した事故が起きた。

 

事態を重く見た国交省はポスターを作製し、全国の道の駅や高速道のサービスエリアに張り出した。

 

出典

『道路への落下物76万件 国交省まとめ』

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24483920R11C17A2000000/ 

 

 

 

(ブログ者コメント)

 

高速道路での落下物は90秒に1個の割合であるなど、今年11月にも同じような情報を紹介している。

 

 

 

 

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 プロフィール Profile 
HN:
魚田慎二
性別:
男性
自己紹介:
化学関係の工場で約20年、安全基準の制定、安全活動の推進、事故原因の究明と再発防止策立案などを担当しました。
その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。

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