







2023年10月29日9時36分に読売新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
茨城県常陸太田市幡町で27日、約1時間にわたりマンホールから下水があふれるトラブルがあった。
市は、ポンプの電源設備にカエルが入り込んでショートし、下水を送れなくなったとみている。
発表によると、午前7時過ぎ、市民からの連絡を受けて職員が現場に駆けつけると、下水を送り出すポンプが停止しており、ポンプ上のマンホールから下水が道路上にあふれていた。
マンホール近くの制御盤のボックス内を確認すると、体長2センチほどのカエルの死骸を発見。
市は、カエルが入り込み、漏電防止装置が作動してポンプが停止したとみている。
前日の点検時などに侵入した可能性があるという。
付近に住宅はなく、約1時間で復旧。
市は周囲の消毒作業を行った。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231028-OYT1T50168/
キーワード;小動物
2023年10月26日17時47分にYAHOOニュース(時事通信)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
秋田県能代市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)能代ロケット実験場で7月、新型の固体燃料ロケット「イプシロンS」第2段の地上燃焼試験中に起きた爆発事故について、JAXAは26日、輸送中の振動で推進薬や断熱材が損傷し、異常燃焼につながった可能性があるとの見方を示した。
同日開かれた文部科学省の専門家部会に報告した。
イプシロンSは、全長約27メートルの3段式固体燃料ロケット。
外側を覆う構造材の中に、断熱材に包まれた推進薬が充填(じゅうてん)されている。
JAXAは、何らかの理由で推進薬や断熱材が損傷し、異常燃焼して爆発につながったと推定。
内部にある着火装置の金属部品が溶融、飛散した可能性と、輸送時の振動で推進薬や断熱材が外側の構造材とこすれて損傷した可能性を挙げた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cf8fb9899e9494cdae02d8cf98200c68ee816181
2023年10月25日19時4分にNHK三重から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
津市では、救急車が現場に到着するまでの間に、近くにある事業所の人たちに、応急手当を行ってもらう仕組みを、全国で初めて導入することになりました。
これは、25日開かれた会見で津市の前葉泰幸市長が明らかにしたものです。
津市によりますと、市内での去年の救急車の出動件数は1万7589件と過去最多で、現場への平均の到着時間も約10分と、ここ数年遅くなる傾向にあり、熱中症などが多発する夏の時期は救急車がひっ迫するケースもあるということです。
こうした中、津市は、救急要請があった現場近くの事業所の人たちに、救急車が到着するまでの間、応急手当を行ってもらう仕組みを、11月から全国で初めて導入することになりました。
具体的には、津市消防本部から出された出動指令を受け、登録した事業所の担当者が、AEDなどで救命作業を行ったり、大規模災害発生時の避難誘導などをしたりするということです。
事業所は、救急や火災などに関する講習や訓練を一定期間受けたあと、現場で活動できるということです。
市によりますと、11月、津中央郵便局の14人が登録する予定で、令和8年度までには100人程度に増やしたい考えです。
津市の前葉市長は、「人の命を助けるという社会貢献につながるので、ぜひ登録し、活躍してほしい」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/tsu/20231025/3070011582.html
2023年10月25日18時7分にYAHOOニュース(あいテレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午後、愛媛県八幡浜市内の産廃処理施設でドラム缶の切断中に爆発が発生し、作業員1人が死亡しました。
消防と警察によりますと、25日午後2時ごろ、八幡浜市八代の産廃処理施設で、作業員の山﨑さん(男性、40歳)がガスを使った機械でドラム缶を切断していたところ、爆発が発生したということです。
この爆発で、山﨑さんは意識不明の状態で市内の病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
こちらでは山﨑さんを含め4人が作業中でしたが、ほかの3人にけがはありませんでした。
警察は原因などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/01d3b13d2fc83568956ad332cdc9b18bebc414b0
2023年10月25日23時0分に朝日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は25日、福島第一原発の汚染水から大半の放射性物質を除去する「多核種除去設備(ALPS=アルプス)」の配管を洗浄していた20~40代の男性作業員5人が、配管を洗った廃液を防護服の上から浴びたと発表した。
5人とも全面マスクをしていて、放射性物質の体内への取り込みはなかったが、このうち4人に体の汚染を確認した。
除染したが、うち2人は股間付近や両腕の表面で原発を出る基準濃度(1平方センチあたり4ベクレル)を下回らなかったため、福島市内の病院へ搬送する。
ただ、原発構内の医療室の医師の診断では、放射線障害による熱傷の可能性は低いと判断されたという。
東電によると、25日午前10時40分ごろ、協力企業の作業員5人は汚染水が通る配管に硝酸液を流して洗浄していたところ、廃液をタンクに流すためのホースが抜けて、約100ミリリットルの廃液が飛び散った。
うち1人は全面マスクの汚染があり、ベータ線の被曝(ひばく)線量が5ミリシーベルト以上になったことを知らせる線量計のアラームが鳴ったという。
https://www.asahi.com/articles/ASRBT7H8PRBTULBH00L.html
10月26日12時51分に産経新聞からは、2人の被ばく線量など、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は26日、福島第1原発で25日、汚染水を浄化する多核種除去設備(ALPS)の配管洗浄中に放射性物質を含む廃液を浴びた協力企業の20、40代男性作業員2人が、除染の継続や経過観察のため福島県立医大に入院したと発表した。
身体汚染は20代男性が顔を除く全身、40代男性が両手と下半身に及んだが、皮膚に外傷は確認されていない。
東電によると、20代男性の外部被ばく線量はベータ線で6・6ミリシーベルト。
線量計に設定していた5ミリシーベルトを上回り、現場でアラームが鳴った。
40代男性の被ばくは1・6ミリシーベルトだった。
ガンマ線による2人の被ばくは最大0・11ミリシーベルトで、25日の作業で想定していた最大量0・6ミリシーベルトを下回った。
2人は皮膚の隙間に放射性物質が入り込んでいるとみられ、体に湯を流したり、タオルで拭ったりする除染を受けている。
入院期間は不明だが、2週間は経過観察する見通し。
25日午前に発生。
タンクからホースが外れて、作業員5人が防護服の上から廃液を浴びた。
https://www.sankei.com/article/20231026-LZNURDMOHRIIRNN5H3ICU75PBM/
10月27日13時20分にNHK福島からは、ホース内のガスが勢いよく噴出したためホース先端がタンクから飛び出した、2人は監視役で防水カッパを着用していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
25日午前、福島第一原発にある汚染水の処理設備で行われていた配管の洗浄作業中に、放射性物質を含む廃液をタンクに流すためのホースが外れ、廃液が現場の作業員にかかりました。
当時、5人が作業に当たっていて、いずれも防護服と全面マスクを着用していましたが、全身で汚染が確認された20代と、下半身と両手に汚染が確認された40代の2人は、現場の除染では放射能量の値が一定のレベルを下回らず、放射線による急性の障害はないものの、福島県立医科大学附属病院に入院して除染を続けながら経過の観察が行われています。
その後、東京電力がトラブルが起きた状況を調べたところ、ホースの中にたまっていた、洗浄の過程で発生したガスが勢いよく噴出された衝撃で、ホースの先端がタンクの中から飛び出し、廃液が飛散したとみられることが分かりました。
また、2人の作業員は、当時、防水性のあるカッパを身につけずタンクの監視業務にあたっていて、飛散した廃液が防護服にしみて皮膚が汚染されたとみられています。
カッパの着用について明確なルールはなく、協力会社の判断に委ねられていたということですが、東京電力は26日の会見で、今回の作業中には着用するべきだったとの考えを示しました。
東京電力は、廃炉の現場で定められた作業のルールを徹底するよう、あらためて周知し再発防止を徹底するとしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20231027/6050024363.html
10月27日12時0分にYAHOOニュース(福島テレビ)からは、監視役の2人は一時的に作業していたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力の調査の結果、洗浄作業で発生するガスがいつもより勢いよく排出されたことでホースが外れたと判明した。
また、入院している作業員2人は監視役だったが、防水の装備を着けずに一時的に作業を行っていたことから、東京電力はそれぞれ改善策を示した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5e13edf2317b0043d0aa46b9677545971c4f8ec
・・・
2人は除染によって放射能量が一定のレベル以下になったため、28日、退院しています。
東京電力がその後、この2人を含む作業員への聞き取りなどを行ったところ、ホースから飛散した廃液の量は数リットルにのぼるとみられることが新たに分かりました。
東京電力はトラブルが起きた当初、現場の床に残っていた廃液の量をもとに飛散したのはおよそ100ミリリットルとしていましたが、作業員らの証言などをもとに算出し直したということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20231030/6050024385.html
(2023年11月17日 修正1 ;追記)
2023年11月16日にNHK福島からは、事故の調査結果が公表された、予定外の操作をしたため洗浄作業で剥がれた化合物の塊が弁に引っ掛かって圧力が高まったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は、廃液の排出量を調整しようと予定外の操作を行ったことなどで廃液の飛散につながったとする調査結果を公表しました。
報告書によりますと、当時、現場では廃液をタンクに排出する量を調節しようと弁を少し閉める予定外の操作が行われ、洗浄作業で剥がれた化合物の塊が弁に引っかかって配管の圧力が高まったこと、また、ホースの固定位置が先端から離れていたため圧力が下がって廃液が勢いよく流れた反動でホースが外れて飛散したとしています。
現場では、弁を閉めることで起きるリスクの確認を行っていませんでした。
さらに、防水性のある装備の着用が徹底されなかったことが作業員への汚染につながったとしています。
これを受けて東京電力は、予定外の操作を行わずホースの固定方法を改善するなどの再発防止策の遵守と作業員の適切な装備の着用の徹底を元請け会社に求めたということです。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/20231116/6050024571.html
11月16日19時55分に東京新聞からは、入院した作業員2人は過去の作業経験から廃液は飛散しないと考えていた、監視役はカッパ着用を指示していなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東電と下請けの東芝エネルギーシステムズ(川崎市)は16日、原因の分析結果を発表した。
入院した作業員2人は、過去の作業経験から廃液は飛散しないと考え、ルールで定められたかっぱを着用せず、被ばくにつながったと指摘した。
両社によると、事故は10月25日に発生。
配管の洗浄時間が長引き、高濃度の放射性物質を含む廃液の発生量を抑えようと、当初予定していなかった配管の弁を閉めて洗浄液の流れを抑えた。
その結果、配管内の圧力が高まり、廃液をタンクに入れるホースが外れて飛散。
タンク近くにいた2人にかかった。
監視役の作業員もかっぱ着用を指示せず、予定外の作業員の配置換えや、ホースの敷設ルートの変更もあった。
現場に常駐が必要な作業班長も、作業に当たった3社のうち1社の班長がいなかった。
東芝は、現場管理のルール逸脱を認識していたが、作業の実施を優先して中止しなかった。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/290448
11月17日17時44分にYAHOOニュース(テレビユー福島)からは、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
・・・
防水の作業着は現場の責任者が不在で、着用が徹底されませんでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/fdefdedcfeaf0ed3c0cff4ac39912c5a2f6ed420
(2023年11月26日 修正2 ;追記)
2023年11月25日15時10分に産経新聞からは、東電は予定外の弁操作を禁じるなどの再発防止策をまとめたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
東京電力は、福島第1原発で多核種除去設備(ALPS)の配管洗浄中に作業員が放射性物質を含む廃液を浴びた問題について、廃液の飛散を防ぐために、作業の予定にない弁の操作を禁止することなどを盛り込んだ再発防止策をまとめた。
作業を請け負った東芝エネルギーシステムズは16日、東電に報告書を提出。
配管の洗浄時間が長引いていたため、廃液の発生量を抑えようと、予定にない弁操作をした結果、配管の内圧が急激に変化し、ホースが外れたことなどが原因と結論づけた。
東電はホースを固定する位置も不適切だったとし、ホースとタンクをボルトで接合。
廃液が飛散した場合の汚染拡大を防ぐため、タンクを覆う新たな構造物を設ける。
廃液を浴びたのは、20代と40代の男性作業員。
2人とも身体汚染を防ぐ雨がっぱを着用していなかった。
東芝側の放射線管理員も着用を指示しなかったという。
https://www.sankei.com/article/20231125-3ZRT6NE5XJORXLXRVWBF4QQFSY/
2023年10月24日22時51分にYAHOOニュース(神奈川新聞)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
今年2月にリニューアルオープンした「やまと公園」(神奈川県大和市中央)に設置された人気遊具で子どもがけがをしているとの情報が複数あり、市は10月中旬、当面の利用中止を決めた。
利用ルールを守ってもらうための監視員の増員配置など安全策を検討し、早期の再開を目指すという。
この遊具は「ふわふわドーム」。
まんじゅう型の膜に送風機で底から空気を送り、全体を膨らます構造。
縦10・5メートル、横19・8メートルで高さは最大1・35メートル。
県内を含めて各地の公園に普及する一方で、飛び跳ねた際にバランスを崩して転倒、骨折や打撲を負う事故例も報告されている。
同市みどり公園課によると、保護者から直接の申し出はないが、10月に入って子どもがけがをする事故が起きているとの情報が複数入ったため、予防的措置として利用中止を決めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be2618c1538b3fb4a7fd1253e6cd55e02b171a15
(ブログ者コメント)
同種事故の情報は昨年にも本ブログで紹介スミ。
『2022年9月28日報道 群馬県の総合公園に設置された「ふわふわドーム」で事故多発、県は検証委員会を立ち上げる、しかし5年ほど前、宮城県でも同じような検討が行われていた(修正2)』
https://anzendaiichi.blog.shinobi.jp/Entry/12765/
(2023年12月8日 修正1 ;追記)
2023年12月7日5時20分にYAHOOニュース(神奈川新聞)からは、定員を減らしたり監視員を増員するなどの対策をとって利用が再開されたという、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
けがの発生情報が寄せられて利用を休止していた、やまと公園(神奈川県大和市中央)内の大型遊具「ふわふわドーム」を巡り、大和市は1日、利用ルールを見直して再開した。
週末の2、3日には、1カ月半ぶりに子どもたちの歓声が戻った。
市みどり公園課によると、6~12歳としていた対象年齢を3~12歳に広げる一方、未就学児は保護者の見守りを求めた。
1回15分の入れ替え制は定員を30人から20人に減らした。
また、小さいドームを未就学児(6歳未満)10人までに、大きいドームを小学生10人までとする利用区域も設けた。
事故防止を目的に、ルールの順守や注意喚起を行うため、配置する監視員も増員した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e255544f2791f215e6eb2e8eba21ac4b349b5ca1
2023年10月24日19時44分に朝日新聞から下記趣旨の記事が、滑り台の写真付きでネット配信されていた。
子どもと一緒に滑り台を滑った大人がけがをした法的な責任は誰にあるのか。
この点が争われた訴訟の判決で、名古屋地裁は24日、大人が子どもと一緒に滑ることが常態化し、対象年齢の表示が目立つ場所になければ管理者にも責任があるとの判断を示した。
その上で、問題となった滑り台を設置した愛知県に約190万円の賠償を命じた。
この滑り台は県営あいち健康の森公園(大府市)にある全長43メートルの「ロングスライダー2」。
判決によると、原告の男性(当時33)は2017年10月、子どもを足の間に挟んで滑り出し、子どもを抱くために手すりをつかめない状態で加速したままカーブに突入。
飛び出した足が周囲を覆う格子とネットとの間に挟まれ、足に大けがを負った。
男性は構造上、安全性を欠いていたなどとして、管理者の県に約1800万円の賠償を求めていた。
判決は、インターネット上で大人も使っているとの書き込みが多数存在し、子どもと一緒に滑る動画も公開されていたと指摘。
その上で、県側は大人と子どもが一緒に滑ることを予測できたとし、大人に危険がある造りだったとして、県の過失責任を認めた。
一方で判決は、滑り台の周囲には対象年齢は6~12歳で、手すりを必ず持って滑るよう求める注意書きもあったと指摘。
男性にも問題があったとし、8割の過失相殺が相当と結論づけた。
県は事故後、滑り台の入り口付近にも、対象年齢などを記した注意書きを設置した。
https://www.asahi.com/articles/ASRBS6FV2RBSOIPE00M.html
10月24日21時36分にYAHOOニュース(共同通信)からは、注意書きシールが利用者の目に触れやすい場所に貼られていなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
愛知県大府市の公園で子どもを股の間に挟み滑り台を利用し、けがをしたのは、使用方法の注意喚起など安全管理に問題があったのが原因として、父親が1843万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は24日、設置や管理に瑕疵があったと認め、県に196万円の賠償を命じた。
斎藤毅裁判長は判決理由で、幼児と一緒に利用する動画がインターネット上で複数公開されていたと指摘。
手すりをつかめず、スピードが出て、手足が左右に飛び出る恐れもあったが、こうした使い方が「常態化していた」と述べた。
6~12歳が対象だとするシールも「利用者の目に触れやすい場所に貼られていなかった」とし、「通常有すべき安全性を欠いていた」と結論付けた。
一方、父親の不注意もあったとして、治療費などから認定した賠償額の8割を過失相殺した。
判決によると、父親は2017年10月、大府市の公園で、当時3歳の子どもを股に挟んだ状態で全長43メートルの滑り台を利用し、滑り台を覆うネットと格子の間に左足を挟まれ、靱帯損傷などのけがを負った。
https://news.yahoo.co.jp/articles/34cc80ea19dd7c7a9d279aab486f481777d14bbd
(ブログ者コメント)
当時の注意書きシールはどのような場所に貼られていたのだろうか?
気になって調べてみたが、情報は見つからなかった。
2023年10月23日7時3分にYAHOOニュース(KOREA WAVE)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
韓国京畿道東豆川市(キョンギド・トンドゥチョンシ)の光学レンズメーカーの検査室で、30代の女性検査員が紙コップに入ったフッ化水素酸(レンズコーティング剥離剤)を飲んで倒れ、脳死状態に陥る事故が起きた。
警察は、有害物質を置いたままにした過失があるとみて、同僚らを検察に送致した。
東豆川警察署によると、紙コップを検査室の机の上に置いた同僚、現場責任者の工場長と安全管理者の3人を業務上過失致傷の疑いで16日、検察に在宅送検した。
また、会社側については有害物質管理をおろそかにした責任を問い、化学物質管理法違反の疑いを適用することにした。
女性は6月28日、検査室の机の上に同僚が置いていた透明な液体を水と勘違いして飲んだ。
この液体はレンズコーティングの除去に用いる有毒なフッ化水素酸の溶液だったことが確認された。
同僚が置いた紙コップの中身を女性が飲む様子が社内の監視カメラに残されていたという。
フッ化水素酸を飲んだ直後、女性は議政府(ウィジョンブ)地域の大学病院に運ばれたが、脳死状態だという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb37a5d9fc51e50aa2a7257cd073081125bfff63
2023年10月23日21時35分にNHK東海から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時半すぎ、愛知県知立市で東海道新幹線の線路脇の草が燃える火事があり、東海道新幹線は一部の区間で2時間近くにわたって運転を見合わせました。
この火事について、JR東海は23日夕方、自社が発注して現場で行われていた新幹線の電気設備の工事が原因だったと発表しました。
電気設備を設置するため、作業員がのり面のコンクリートをエンジンカッターで切断していたところ、火花が枯れ草に引火したということです。
のり面は縦およそ13メートル、幅およそ70メートルにわたって焼けましたが、けが人や新幹線の設備への延焼はありませんでした。
JR東海は今後、火花が発生する作業の際は防火シートを設置するなど、再発防止を徹底したいとしています。
また運転見合わせの影響で、東海道新幹線は午後7時時点でも最大で40分程度の遅れが出ているということです。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20231023/3000032397.html
10月23日21時16分に産経新聞からは、持参していた消火用の水8リットルでは火を消せなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
23日午前10時40分ごろ、愛知県知立市上重原町の東海道新幹線の線路脇で、斜面の草が燃えていると、作業員から119番があった。
幅約70メートルにわたって枯れ草などを焼き、約1時間40分後に鎮火した。
JR東海は、東京―新大阪の上下線の一部区間で運転を一時見合わせ。
約2時間後に再開したが、山陽新幹線も含め、ダイヤが大きく乱れた。
JR東海によると、同社が発注した沿線上の電気設備工事中、のり面のコンクリートを切断する作業で発生した火花が、風に乗って枯れ草に引火した。
作業員が持参していた消火用の水8リットルを使用したが、消火できず広がった。
地元消防によると、けが人はいなかった。
消火活動に伴い、豊橋―名古屋間の一部区間で一時、送電が停止された。
上り1本が運休したほか、上下線計135本が最大約2時間遅れ、計約10万人に影響した。
同社は、「今後は、火花が発生する作業中は防火シートを敷くなど、火災防止措置を取るよう徹底する」としている。
https://www.sankei.com/article/20231023-JDQWLJVCMRKQHKO3MYMEDC727U/
(ブログ者コメント)
万一の消火用としてバケツ1杯の水を用意していたものと思われる。
2023年10月23日20時9分にYAHOOニュース(テレビ山口)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
山口県周南市開成町の東ソー・エスジーエム新南陽工場で23日、建物の壁面に設置された金属製の張り出しが落下。
作業をしていた4人が転落し、重軽傷を負いました。
警察によると23日午前10時半ごろ、4人が地上8メートルの高さに設置された金属製の張り出しに乗って、放水訓練で使ったホースの撤去作業をしていたところ、何らかの原因で張り出し部分が落下しました。
張り出しは3メートル下の配管などに引っかかり止まりましたが、作業をしていた4人が落下。
うち3人が腰や足の骨を折る重傷、1人が軽傷だということです。
張り出しは高さ1.2メートル、横2.2メートル、奥行き1.2メートルの金属製で、手すりがついたバルコニーのような形状でした。
警察で原因を調べるとともに、事件・事故の両面で捜査しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/be96c34f4eb4cffc78a84bebe18d4da88b0bb82c
2023年10月25日11時32分にYAHOOニュース(朝鮮日報)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
未熟な運転により車で貯水池に落ちたが、エアポケット(空気層)ができていたおかげで約1時間持ちこたえた50代の女性が奇跡的に救助された。
慶尚北道慶山消防署が24日に発表した。
発表によると、23日午前7時14分ごろ、「慶山市竜城面のフェゴク貯水池に車が転落し、沈んでいる」という通報があったという。
通報を受けた消防当局は現場に到着したが、既に車は水中に完全に沈み、見えなくなっていたとのことだ。
だが、潜水具を装着した救助隊員が水中捜索に取りかかり、水深5メートル地点にいた車を発見、女性を救助した。
通報から救助までかかった時間は約1時間だったと消防当局は説明した。
「女性が完全に水没した車で約1時間持ちこたえることができたのは、車内にエアポケットができていたおかげだ」と専門家らは説明している。
大邱保健大学消防安全管理学科のチェ・ヨンサン教授は、「水深10メートル以内の場合、水圧が車内の空気を圧縮するほどではないため、エアポケットが形成される」と話す。
もし、車の内部の高さが1メートル程度だと仮定した場合、水深約5メートルなら社内の高さの半分程度の空間にエアポケットが形成されるというのが同教授の説明だ。
消防当局関係者は、「運転が未熟だったことによる転落事故であり、本人以外に同乗者はいなかった」、「救助された女性は、軽い低体温症以外には命にかかわるようなけがはない状態だった」と明らかにした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/621e6f133b68e09876eb9fe3b917f771e5226b05
(2023年11月10日 修正1 ;追記)
2023年11月8日11時32分にYAHOOニュース(朝鮮日報)からは、車はGM社のピックアップトラックだった、韓国GMは女性をトラックの名誉広報大使に任命したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
先月23日、慶尚北道慶山で車を運転中に貯水池に落下したパクさん(56)が、車内にできたエアポケットのおかげで1時間耐え抜き、劇的に救助されるという出来事があった。
車は米国ゼネラルモーターズ(GM)のピックアップトラック「シボレー・コロラド」だったが、韓国GMはパクさんが無事に生還したことを祝って、パクさんをトラックの名誉広報大使に任命した。
【写真】貯水池に沈んだ車からパク・キョンランさんを救助する消防士たち
慶山消防署などによると、先月23日午前7時ごろ、慶山市内の貯水池にパクさんの運転するピックアップトラックが落下した。
消防当局は潜水装備を動員し、水深5メートル地点に沈んでいた車を約1時間後に引き揚げた。
パクさんは低体温症の症状が見られたが、他にけがはなかった。
GMによると、パクさんの家族はジェットスキーなどアウトドアでの活動を楽しむために今年10月にピックアップトラックを購入したという。
事故はそれから1カ月もたたずに発生した。
パクさんは「事故が起きたとき、フロントガラス全面にひびが入ったが、完全に割れることはなく、ドアの隙間からも水は入ってこなかったため耐え抜くことができた」と、事故の状況を振り返った。
パクさんは事故後に再び同じ車を購入したという。
韓国GMのビジャレアル社長は6日、パクさんをソウル江南のGMブランドショップ「ザ・ハウス・オブ・GM」に招待し、パクさんをコロラドの名誉アンバサダー(広報大使)に任命した。
パクさんが無事に危機を脱したことを祝福するとともに、数百万ウォン(数十万円)相当の給油チケット、保証期間が2年または4万キロ延長される「シボレー・プラス・ケア・サービス」などをプレゼントした。
パクさんが乗っていたピックアップトラックは韓国で2019年に発売されて以降、先月までに1万4468台が販売され、輸入ピックアップトラックの中で1位となっている。
3.6リットル6気筒のエンジンに8速AT(オートマチック・トランスミッション)を組み合わせ、最高出力312馬力を誇る。
韓国ではキャンプ、車中泊、トレーラーのけん引などによく使われているという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/cd487001bf7fcfa0e86cfdaa897ef98c5106bb15
2023年10月23日7時53分にYAHOOニュース(東海テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
22日午後4時半ごろ、岐阜県関市にあるクリーンプラザ中濃で、「施設内で男性が倒れている」と、施設の従業員から消防に通報がありました。
救急隊が駆け付けたところ、この施設に勤める曽我さん(24)が「粉砕ピット」と呼ばれるごみの保管場所に心肺停止の状態で倒れていて、搬送先の病院で死亡が確認されました。
曽我さんは破砕したごみをクレーンを使い粉砕ピットに移す作業を担当していて、事故当時はピットの中に落とした道具を拾うため自らクレーンに乗り1人で中に降りていたということです。
「粉砕ピット」は深さ22m、幅6.5m、奥行き20mあり、通常は中に人は入らないということです。
警察は、曽我さんの死因や死亡した経緯などを調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/377c4c20c9a8650b1000b313e634b0e7608a32a2
(ブログ者コメント)
深さ22mのピットゆえ、内部が酸欠だった可能性が考えられる。
2023年10月20日18時48分にNHK静岡から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
有機フッ素化合物の「PFAS」のうち、有害性が指摘されている物質をかつて使用していた静岡市清水区の工場で、2008年から2010年までの間に一部の従業員を対象に血液検査が行われ、高濃度の「PFAS」が検出されていたことが、関係者が入手した内部資料からわかりました。
最も高い値は、アメリカで健康にリスクがあるとされる指標の400倍を超えています。
この文書は、アメリカで「PFAS」をめぐる裁判に取り組むロバート・ビロット弁護士が入手したもので、作成当時、アメリカの化学メーカーの「デュポン」社が出資する「三井・デュポンフロロケミカル」が静岡市清水区で運営していた化学工場に関する内部資料です。
この工場では、フッ素樹脂を製造する過程で、「PFAS」のうち、発がん性などの影響が指摘されている「PFOA」が1965年から2013年まで使用されていて、内部資料には、2008年から2010年の間に製造部門を含む24人の従業員を対象に行われた血液検査の結果が記されています。
それによりますと、アメリカの学術団体が健康にリスクがあるとしている「血しょう1ミリリットルあたり20ナノグラム」という指標を上回る、69ナノグラムから8370ナノグラムの高濃度の「PFOA」が検出されていて、最大で指標の418倍に達しています。
現在、工場を運営している「三井・ケマーズフロロプロダクツ」はNHKの取材に対し、「文書についてはコメントを控える」とする一方、同じ期間にデュポン社の要請に基づいて従業員への血液検査を行い、「PFOA」が検出されたことは認めています。
その上で、「健康影響は報告されておらず、検査後の健康調査は実施していない」と説明しています。
また、従業員への血液検査は、2000年と2011年から2013年の間にも行われたとしていますが、「詳細については対外的な説明を控える」としています。
会社側は今後、在籍中の従業員や工場で勤務していた退職者のうち希望者を対象に、社内の診療所での健康相談や血液検査を実施することにしています。
【元従業員 “危険知らされず” 】
清水区の工場で、10年あまりにわたって「PFOA」を扱っていたという76歳の元従業員の男性がNHKの取材に応じ、物質の有害性について何も知らされなかったとして、「不安を抱えたまま生きていくのはつらい」と訴えました。
男性は1965年から2007年まで工場で勤務していて、入社して半年後から10年あまりの間、「テフロン」と呼ばれるフッ素樹脂の製造を担当していました。
当時、現場では「PFOA」について、「Cー8」という呼称を使っていたということで、男性はスコップで粉末をすくって計量するなどの作業を素手で行っていて、防じんマスクを着用していなかったため、吸い込んだ可能性もあるということです。
また、「PFOA」の有害性などについては、これまで会社側から何も説明を受けておらず、一部の従業員を対象に血液検査が行われたことも知らなかったということです。
男性は、従業員を対象に行われた血液検査の結果、高濃度の「PFOA」が検出されたことを記す内部資料について、「あまりにも異常な値でびっくりしました。会社側は、危険性を認識していたのであれば、何らかの対策をとらなければいけなかったのではないか」と述べました。
男性は2年前に舌がんを患い、いまも治療が続いていますが、「PFOA」との関係性はわかっていません。
男性は、「不安を抱えたまま、ずっと生きていくのはつらい。会社側には、工場で働いていたすべての従業員を対象に血液検査をしてほしい」と訴えました。
【静岡市は水質検査を実施】
この問題をめぐって、地元の静岡市は、10月から工場周辺の水路や地下水の水質検査に乗り出しました。
静岡市によりますと、9月、市内の大規模な事業所を対象に、「PFAS」の使用実績を聞き取った結果、清水区の化学工場から「以前は使用していたが、2013年12月までに取りやめた」と回答があったということです。
これを受けて市は今月、工場の周辺で水質検査を行うことを決め、これまでに工場近くの水路のほか、4か所の井戸で水を採取し、民間の検査機関に分析を依頼しました。
検査の結果は、11月末までに公表することにしています。
静岡市の難波市長は10月13日の定例会見で、「まずは、どういう状況にあるか確認することが大事だ。土壌が汚染されている不安もあるので、どうやって分析するかは今回の調査結果を踏まえて検討したい」と述べました。
また、難波市長は、市の「環境保健研究所」でPFASを継続的に検査できる体制を年内に整備する方針を示しています。
【敷地外で暫定目標値の6120倍も】
清水区の工場をめぐっては、過去に敷地外の側溝から現在の国の暫定目標値の6120倍にあたる「PFOA」が検出されたとみられることも、アメリカの弁護士が入手した資料からわかりました。
ロバート・ビロット弁護士が入手した資料には、2002年8月に工場の敷地内やその付近の、あわせて10か所で行われた地下水のサンプル検査の結果が記されていて、いずれの地点も、検出された「PFOA」の値が国の暫定目標値の「1リットルあたり50ナノグラム」を大幅に上回っています。
このうち、敷地外の公道沿いの側溝からは、目標値の6120倍にあたる、1リットルあたり30万6000ナノグラムの「PFOA」が検出されたと記載されています。
また、敷地内から外の水路に排出される水からは、目標値の3万800倍にあたる、1リットルあたり154万ナノグラムの「PFOA」が検出されたと記載されています。
現在、工場を運営している「三井・ケマーズフロロプロダクツ」はNHKの取材に対し、「デュポン社の文書については回答いたしかねる。工場排水については適切な管理を行ってきている」と説明しています。
また、工場の敷地内の水質検査については、「一定頻度で調査を行っているが、データは開示していない」としています。
【「デュポン」社の資料とは・・・】
今回、明らかになった文書は、静岡市清水区の工場で「PFAS」の一種の「PFOA」が使われていた当時の親会社のアメリカの化学メーカー「デュポン」によって作成され、2000年頃から工場で実施されていた「PFOA」に関する調査の結果が示されています。
その後、アメリカで起こされたデュポンに対する裁判の過程で原告側の代理人のロバート・ビロット弁護士が入手しました。
ビロット弁護士によりますと、このうち工場の従業員の血液検査の結果は、2010年にデュポン側からアメリカの環境保護庁に提出された文書から明らかになったということです。
また、2002年に工場とその付近の地下水から「PFOA」が検出されていたことを示す文書は、裁判のなかでビロット弁護士らのチームがデュポンから直接、入手したということです。
ビロット弁護士の著書によると、アメリカでは1999年にデュポンの工場周辺の住民がデュポンを相手に起こした裁判をきっかけに健康被害を訴える裁判などが相次いで起こされ、デュポン側が多額の和解金を支払うなどしています。
ビロット弁護士は最初の裁判をはじめ数々の裁判に関わって「PFOA」の危険性を訴えてきたということで、
「デュポンは少なくとも1981年には、この化学物質の懸念について日本のこの工場ともやりとりしていたことが文書からわかっている。
裁判で入手した文書はアメリカの環境保護庁に送って、日本でもそれが公になり人々に伝わることを願っていたが、残念なことにそうはなっておらず、何十年も続いてきた問題が今になってようやく人々の知るところになってきたということはとても悔しい。
製造工場から化学物質が排出されてきたことはしっかり調査されるべきだ」
と話しています。
【専門家“周辺影響を考慮し調査が必要” 】
PFASの環境省専門家会議のメンバーでもある京都大学大学院の原田浩二准教授は、「PFASを扱う工場で働いていた人は、特定の病気などになりやすかったという海外の報告もあり、注意が必要だ」と指摘しています。
その上で、原田准教授は、「同じようにPFASを使っていた大阪にあるフッ素樹脂化学工場周辺では、今も地下水などからのPFASの高い濃度での検出が続いている。そういった点で工場の敷地内だけの問題ではなく、周辺にも影響があると考えて、今後の調査を行う必要がある」と指摘しています。
【会社側 今後の対応】
会社側は今後、在籍中の従業員や工場で勤務していた退職者のうち希望者を対象に、社内の診療所での健康相談や血液検査を実施することにしています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20231020/3030021920.html
(ブログ者コメント)
ブログ者は現役時代、「安全はデュポンに学べ」という言葉を聞いたことがある。
それゆえ当然、有害物質の情報は従業員に周知されていると思っていたのだが・・・。
2023年10月20日18時10分にNHK信州から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
長野県山形村の教育委員会は20日、記者会見を開き、今月12日、村立保育園で、6歳の男の子が持っていた長さおよそ25センチのピンセットが右目のまぶたに刺さって脳まで達したうえ、脳内で出血する大けがをしたと説明しました。
園児は、クラスで飼育していたカエルに餌を与えるためのピンセットを持ったまま、園庭にある滑り台を腹ばいになって滑り、着地する時にけがをしたとみられています。
保護者によりますと、会話や食事はできていますが、1年間は経過観察の必要があるということです。
当時、園庭では17人の保育士がいて、およそ80人の園児が遊んでいたということです。
ピンセットは、虫が苦手な園児でも餌やりができるように用意されたもので、職員に報告してから持ち出すルールはありましたが、園児の手の届く場所に置かれていました。
山形村教育委員会の根橋教育長は、「安心して楽しく生活すべき保育園で、重大な事故が起き大変申し訳ありません」と謝罪しました。
村は、外部の有識者などによる検証委員会を立ち上げ、再発防止に取り組むとしています。
園児の母親は、会見後に取材に応じ、「安心して預けていたので、こんなことが起きて本当に悲しく、残念です」と話していました。
園児の祖母は、「しっかり検証をして、ほかの園児が、このような事故にあわないようにしてほしいです」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20231020/1010028503.html
10月20日16時56分にYAHOOニュース(長野放送)からは、ピンセットは担任保育士が持ち込んだ私物だったなど、下記趣旨の記事がピンセットや滑り台の写真付きでネット配信されていた。
ピンセットは、クラスで飼育するカエルにエサをあげるときに使うもので、担任の保育士が持ち込んだ私物でした。
飼育箱は庭に面したテラスの棚にあり、ピンセットもその下に置いてあったということです。
藤沢教育次長は、「先生に許可をもらってから使うルール、当日それがされていたのか、管理のずさんさはいなめない」と話しました。
園では、10月20日夜、保護者説明会が開かれます。
https://news.yahoo.co.jp/articles/de234535ad9211e9168b7cf348d76de2ab3ab3db
2023年10月20日12時30分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
霞台厚生施設組合のごみ焼却施設「霞台クリーンセンターみらい」(茨城県小美玉市)から未処理の機器冷却水が排出された問題で19日、近隣住宅・事業所計約150戸に「ご報告とおわび」と題した文書が配布された。
周辺の池など3地点での水質検査結果も添え、組合側は「安全性には問題がない」としている。
だが、文書には原因や具体的な再発防止策の記述がなく、住民からは不安の声も出ている。
組合によると、機器冷却水の「不適切な排出」は9月19日、小美玉市の情報提供で発覚。
2021年7月30日~23年9月18日に行われていた。
機器冷却水は本来、処理を施した上で下水道に流すが、運転員がマニュアルに反して機器冷却塔から直接、雨水と同じ方法で施設外に流した。
水質調査は9月20~25日、運営会社「H環境テクノロジー」が第三者機関に依頼して実施。
水質汚濁防止法の排出基準に照らし、生活環境に関わる15項目の分析結果を公表した。
うち14項目で基準値を下回ったが、水素イオン指数(pH5・8~8・6)については、機器冷却水(同8・8)と調整池(同9・1)の2地点で基準値を超えた。
同社は、「試料の採取時間や場所に影響され、安全性には問題がない」としている。
文書を提示された施設組合議員は「不適切な排出が行われた原因や、再発防止策がきちんと住民に示されないのはおかしい」と、追及の構えをみせている。
近隣に住む女性は、「心配は尽きず、組合への信頼も揺らいでいる。マニュアル違反がなぜ起きたのか、冷却水以外に問題はないのか。今後、施設を総点検した上で、議会と同時に住民にも速やかに報告してほしい」と話している。
https://mainichi.jp/articles/20231020/k00/00m/040/055000c
ちょっと前、2023年10月11日付で毎日新聞茨城版からは、腐食防止剤が添加されている冷却水が2年超で推計1500トンほど無処理排出されたなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
石岡、かすみがうらなど4市町で構成するごみ処理のための一部事務組合「霞台厚生施設組合」(小美玉市)は10日、同組合の焼却施設「霞台クリーンセンターみらい」で使われた機器冷却水1490トン(推計)が2年超、未処理のまま施設外に流出する「不適正な処理があった」と明らかにした。
組合議会で佐藤・かすみがうら市議の質問に答えた。
冷却水は、ボイラー周辺のファンやポンプなどの熱変形を防ぎ、機器性能を保つために使われており、水道水に0・03~0・04%の濃度で水の腐食などを防ぐ薬剤が添加されている。
本来、冷却水は、他の汚水とともに中和処理などを施され汚水として排出されるが、運営管理会社「Hテクノロジー」が組合とのマニュアルに反し、機器冷却棟から直接、排出していた。
組合などによると、小美玉市からの情報提供で9月19日発覚。
同21日、同社が未処理の冷却水を雨水マスに放出したことを認めた。
10月6日、同社が提出した報告書などによると、排出は2021年7月30日~23年9月18日に行われていた。
同社は9月20~25日、
(1)調整池
(2)雨水マス
(3)機器冷却水
(4)隣接する大池
の施設内外の4地点の水質調査を実施。
第三者機関の分析結果で、健康被害を及ぼす物質の検出はなかったと確認したという。
組合管理者の谷島・石岡市長は10日の組合議会で、「非常に遺憾だ。調査報告を受け、しっかり対応する」と答弁。
小沢組合事務局長は取材に対し、「調査結果を精査し、現状把握やマニュアルの徹底などに努める。住民への説明も行いたい」と話している。
https://mainichi.jp/articles/20231011/ddl/k08/040/066000c
(ブログ者コメント)
なぜ、マニュアル通りに行わなかったのだろう?
おそらくは冷却塔からのブロー水だと思われるが、それならマニュアルどおりにしても運転員の大幅負担増にはならないと思うのだが・・・?
2023年10月19日16時52分にYAHOOニュース(rkb)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
ランニング中に濡れた苔に滑って重傷を負ったとして、50代の男性が道路を管理する福岡県那珂川市に損害賠償を求めた裁判で、福岡地裁は市に280万円あまりの賠償を命じる判決を下しました。
「道幅一帯に苔が生えた状態にあるのを看過した」などと、市の責任を認めました。
【5メートルほど坂道を滑落】
男性は3年前、福岡県那珂川市の市道を朝ランニング中に、濡れた苔の上で滑って尻餅をつきました。
その弾みで、5メートルほど坂道を滑り落ち、肋骨を折る重傷を負いました。
市に慰謝料や後遺障害などおよそ1650万円の損害賠償を求めていました。
判決によりますと、男性がけがした場所は、山地を切り開いて舗装された市道で、5メートルにわたり苔が歩道表面を薄く覆っていたということです。
男性は、
▽崖からの漏水が歩道部分にまで及び、湿ったままで転倒しやすい状況だった
▽歩道を走る市民は多数いて、予見可能性が認められた
▽転倒を回避することもできた
として、過失相殺しても少なくとも8割の過失が市にあると訴えていました。
【市側は「苔は避けられた」と主張】
一方、市側は、
▽事故の存在を証明する証拠はない
▽けがは他の要因で発生した可能性もある
▽山地を切り開いており、ある程度の苔は瑕疵が否定されるべき
▽苔を避けることができたため、通行・走行に支障がない程度に軽微で瑕疵とは言えない
▽被害報告や排除の苦情もなかった
などと主張し、争う姿勢を示していました。
【裁判所「道幅一帯に苔が生えた状態にあるのを看過」】
福岡地裁で19日開かれた判決で、上田洋幸裁判長は「事故発生にかかる本人の供述は客観的な証拠に支えられているもので、信用できる」と、事故の存在を認めました。
その上で、「歩道脇の擁壁から漏れた水によって濡れていた」、「苔を回避するには、苔の生えていないところまで5メートルほど車道を通行する必要があり、危険な態様を余儀なくされる」と指摘。
「排水対策が極めて重要とされるにも関わらず、道幅一帯に苔が生えた状態にあるのを看過し、適切な措置を取らなかった瑕疵がある」と、市の責任を認めました。
ただ、「男性は苔を避けて走行することが可能だった」として、男性にも4割の過失があると認定。
市に後遺障害慰謝料の一部を除いた約280万円の賠償を命じる判決を言い渡しました。
那珂川市は「判決文を見ていないのでコメントできない」と話しています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b194c2591c0ca83ea66bdd234e25dfd16c21691b
10月19日17時45分に毎日新聞からは、厚いところで2~3mmのコケが生えていた、擁壁から漏れた水で一帯は濡れた状態になっていた、住民から苦情はなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
判決によると、同県小郡市の50代男性は2020年8月、那珂川市の「萩ノ原峠」付近の歩道でコケに足を取られて転倒。
男性は下り坂になっていた歩道を約5メートル滑り落ち、胸の骨を8本折るなどのけがをした。
現場には厚いところで2~3ミリのコケが約5メートルにわたって生えており、歩道脇の擁壁から漏れた水で一帯はぬれた状態になっていた。
判決は、現場の状況について「相当前から漏水でコケが生えた状態だったと推認され、(市側は)ぬれたコケの存在を知ることができた」と認定。
市側は、住民からコケに対する苦情などはなかったとして、「コケが生えているのは知らず、事故を予見できなかった」と反論していたが、退けた。
また、事故後に市が漏水対策を実施したことなどから、「コケの除去や漏水対策などは、それほど困難ではなかった」と指摘。
「(市側は)事故の発生を予見し、回避することは十分に可能だった」とした。
一方、路面にコケがあることは見れば分かり、男性はよけて走ることもできたとして、男性側にも4割の過失があると判断した。
https://mainichi.jp/articles/20231019/k00/00m/040/221000c
10月20日19時17分にNHK福岡からも、同趣旨の記事がネット配信されていた。(本文は転載省略)
https://www3.nhk.or.jp/fukuoka-news/20231020/5010022209.html
(ブログ者コメント)
〇なぜ危険予知し、歩いて通らなかったのだろう?
・走っているリズムを崩すのがイヤだった?
・単に濡れているだけで苔が生えているとは思わなかった?
・前回走って通った時には問題なかった?
そういった情報がないか探してみたが、見つからなかった。
〇ブログ者の近所にも類似場所があったので、試しに苔の部分を強く踏んでみたところ、水に濡れたようには見えなかったものの、滑る感じだった。
2023年10月19日17時32分にYAHOOニュース(rkb)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
福岡県田川市で18日午後1時半ごろ、浄化槽を設置する工事をしていた男性作業員が、深さ約3メートルの穴に落下しました。
当時、穴の中で作業をしていた女性作業員(77)が、この落下した作業員と衝突。
女性は病院へ運ばれましたが、19日正午すぎに死亡が確認されました。
死亡したのは、田川市伊加利に住む土木作業員・田端さん(77)です。
警察によりますと、土砂を入れた箱をワイヤーで地上につり上げようとしたところ、男性作業員がバランスを崩したとみられています。
警察が事故の原因を詳しく調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/f3e5cb2d7b58713c724d2fff2f7820b7272ee68d
2023年10月18日19時45分に毎日新聞から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午後0時40分ごろ、熊本市東区の市動植物園でモノレール1台が突然停止し、後続の4台が次々に追突する事故があった。
園によると、5台には子どもを含む計14人が乗っており、このうち大人6人が首や腰に痛みを訴えている。
いずれも軽傷とみられる。
熊本県警などが原因を調べている。
モノレールは1周約600メートル、高さ約6メートルの遊戯施設で1台4人乗り。
園によると、1台が時速約8キロで走行中、エラー音とともに停止し、後続の4台が衝突した。
点検用車両で約1時間後に全員が救出された。
衝突した車両に乗っていて首を痛めたという20代女性は、「泣きじゃくっている子どももいた。以前から設備の劣化が気になっていた」と話した。
園によると、車両は120メートル間隔で走行し、それぞれ衝突防止用の安全装置が導入されているが、作動しなかったとみられる。
スタッフがタッチパネルを操作して止めることも本来可能だが、今回は止まらなかった。
開園前の点検で異常はなかったといい、園は原因が判明するまでモノレールを運休する。
モノレールは1979年の設置で、2019年4月にも4台がからむ同様の事故が起きている。
松本副園長は、「楽しみに来ていただいたお客様に申し訳なく思う。原因を究明し、再発防止に努めたい」と話した。
https://mainichi.jp/articles/20231018/k00/00m/040/215000c
10月19日10時22分に読売新聞からは、2019年の事故原因は部品劣化、事故後に衝突防止装置を設置したが今回は作動しなかったなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
園によると、モノレールは1979年から運行しており、2019年4月には部品の劣化による同様の事故が起きた。
事故後に衝突防止装置を設置するなどの対策を講じたが、今回は作動しなかった。
年2回の定期点検のほか、毎日、始業前に走行点検を行っていたが、異常はなかったという。
https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20231018-OYTNT50228/
10月24日18時44分にYAHOOニュース(熊本放送)からは、先頭車両がモーター不具合で停止した、係員は手順に反し電気の供給を再開したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
動植物園によりますと、事故はまず、先頭車両がモーターの不具合で停止。
これにより安全装置が作動し、一旦は後続の車両も停止しました。
しかし、モノレールを操作する女性が必要な確認をせずに、電気の供給を再開したため安全装置がリセットされ、衝突したということです。
女性は、大阪市に本社がある運行管理会社の社員で、このモノレールの操作に12年携わっていました。
熊本市は会社と緊急時の手順などを事前に決めていましたが、女性は手順に反して復旧させたということです。
また女性は、会社の聞き取りに対して「電力供給を再開すれば、衝突するかもしれないとの認識はあった」とも話しているということです。
【写真を見る】【モノレール5台玉突き事故】先頭車両のモーターの不具合と『操作をする女性スタッフのミス』が原因と判明「衝突するかもしれない認識はあった」
https://news.yahoo.co.jp/articles/b627083746d1374ed7bdcc1bc4365b4dda7bff1a
10月24日18時27分にYAHOOニュース(くまもと県民テレビ)からは、係員が電源復旧ボタンを繰り返し押したため後続の4台が動き出したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
モノレールは当時、先頭車両が停止したため、安全装置が働いて全体の電源が落ち、全車両が停止していましたが、乗り場にいた運行管理会社の社員2人が、車両の状況を確認しないまま電源の復旧ボタンを繰り返し押したため、後続の4台が動き出し相次いで追突したということです。
熊本市と管理会社が結んだ規定では、安全装置が働いた場合、責任者を呼んでモニターで確認しながら、復旧ボタンを押すことを定めていますが、今回は守られていませんでした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f115752e2ae87566836fbc0a2190107b1e22cf2
10月24日16時48分にNHK熊本からは、係員は客が待っていたので早く運行させたかったと説明しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
不具合が起きた場合は通常、運行の担当者から責任者が報告を受け、確認などを行うことになっていますが、今回の事故で担当者はみずからの判断で操作していたということです。
運行管理会社の聞き取りに対して担当者は、「お客さんが待っていたので、早くトラブルを解消して運行させたかった」などと説明しているということです。
また、先頭車両が急停止した原因については、メーカー側が調査を行っているということです。
この事故について、警察は業務上過失傷害の疑いも視野に、調べています。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kumamoto/20231024/5000020465.html
(2023年10月27日 修正1 ;追記)
2023年10月27日7時2分にYAHOOニュース(FNN PRIME;テレビ熊本)からは、2つあるモーターのうち1つが故障した、係員は「復電」を4回繰り返したなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
事故について園側が会見を開き、モーターの故障に加え、人為的ミスが重なったことが原因だったと明らかにした。
担当者のミスがなければ防げた事故だった。
園によると、先頭車両の2つあるモーターのうち1つが故障し、安全装置が作動して停止。
運行操作を担当する委託先の運行管理会社の女性社員が独断で、電源を入れ直す「復電」を4回繰り返したことで次々に衝突したという。
マニュアルでは、「停止した時点で責任者に連絡すること」とされていた。
この女性社員はモノレールの運行操作を12年間担当。
現在は体調不良で休んでいるということだが、会社側の聞き取りに「お客さんが待っていたので、早くエラーを改善したかった」と話しているという。
この事故で、乗っていた乳幼児から50代までの14人のうち、成人男女6人が首や腰の痛みを訴え、そのうち5人が通院中という。
園は運行管理会社に報告書の提出を求めていて、安全運行が確認できるまで、当面、運休するとしている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/10c84c50cde9b4b70c136c28c74837b338c97749
2023年10月18日14時31分にYAHOOニュース(鹿児島テレビ)から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
18日午前、鹿児島市の谷山港で、作業中の男性が落下したコンテナの下敷きになる事故があり、男性は搬送先の病院で死亡が確認されました。
寺師記者:
「作業をしていたとみられる男性が白いコンテナの下敷きになっているのが見つかりました。
現在、警察が事故の確認作業を行っています」
警察と消防によりますと、18日午前8時半ごろ、鹿児島市谷山港1丁目で、作業員から「コンテナが落下して人が下敷きになった」と119番通報がありました。
警察によりますと、この事故で、指宿市東方の会社員・廣森さん(66)がコンテナの下敷きになり、頭部などから出血がある状態で病院に搬送されましたが、約3時間後に死亡が確認されました。
廣森さんは荷物の積みおろし作業をしていたとみられていて、同僚の男性が操作するフォークリフトで持ち上げられていた重さ1.7tのコンテナが約2mの高さから落ち、前方にいた廣森さんが下敷きになったとみられています。
警察は、フォークリフトを運転していた男性から話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e3e899997bfba9a0ae93fe158ec5fa4012cf631
2023年10月18日8時21分にNHK関西から、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
17日午前10時すぎ、天王寺動物園で飼育しているメスのチンパンジー「レモン」が飼育舎から逃げ出しました。
動物園によりますと、捕獲しようとした40代の獣医師がほおをかまれ、4か所を縫うけがをしたということです。
チンパンジーは、その後、園内の木の上にいましたが、けがをした獣医師が麻酔銃を使い、3時間余りがたった午後1時半すぎに捕獲されました。
これについて動物園は17日、記者会見を開き、詳しい経緯などを説明しました。
それによりますと、チンパンジーは飼育舎の老朽化にともなうリニューアル工事のため、今月10日から仮の飼育舎にいたということですが、屋根の近くにおよそ20センチの隙間があり、そこから外に出ていたということです。
「レモン」は身長がおよそ1メートル50センチ、体重が50キロほどで、動物園は隙間から外に出ることは想定していなかったとしています。
今回の事態を受けて、動物園では隙間に鉄板を敷く対策を取ったということで、向井園長は会見で「お客さまや関係者に多大なるご迷惑をおかけしたことを深くお詫び申し上げます」と陳謝しました。
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20231018/2000078768.html
10月18日6時30分にYAHOOニュース(ABCテレビ)からは、麻酔銃を持った獣医に撃たれると思い飛びかかって噛んだらしいなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
大阪市の天王寺動物園は17日夜、メスのチンパンジー1頭が飼育エリアから逃げ出した経緯に関して緊急会見を開き、向井園長自らが当時の状況を説明しました。
天王寺動物園によりますと、敷地内で飼育するチンパンジーのメス「レモン」の脱走に飼育員2人が気づいたのは、17日午前10時15分ごろ。
本来のチンパンジー舎の改修を控え、6頭いるチンパンジーを順次、仮住まいの獣舎に移し始めており、事故はここで起きました。
先に暮らし始めていたナナコ(メス)との交流に慣らすため、寝室からレモンを出して廊下(動物通路)に移し、金網ごしに対面(お見合い)させようとしたとき、レモンが廊下の天井付近にあった幅20センチほどのすき間から逃げ出したといいます。
約20分後、来客に近づかないように園内で警戒していたスタッフ4人(獣医3人と管理職)がレモンを発見。
このうち、麻酔銃を手にしていた42歳の男性獣医に向かって、レモンが飛びかかったといいます。
園側は会見で「チンパンジーは銃に対する認識はあり、それを扱う人間には『撃たれる相手』という認識があったのでは」と推測しています。
獣医は左ほおをかまれ、縫合するけがをしました。
レモンはその後、園内の林で見つかり、しばらく木の上にとどまっていましたが、負傷した獣医らが現場に戻って、放った麻酔銃14発のうち8発がレモンに当たり、脱走から約3時間後に木から落ちたところを捕獲されました。
レモンは、すり傷はあるものの大きなけがはなく、目覚めて園内で休んでいるといいます。
向井園長は会見で、「多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことをおわびします」と改めて陳謝しました。
天王寺動物園は、この時期は小学生や園児らの来場も多く、17日は急きょ休園としましたが、獣舎のすき間を埋める作業などを済ませ、18日は開園する予定です。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9b66b275f88d2b65c7ef05e8d46c575cd3215c16
10月18日8時20分に読売新聞からは、通路完成時に隙間を認識していたが狭くて抜け出せないと思い放置していた、同園では16年前にもチンパンジーが脱走しているなど、下記趣旨の記事がネット配信されていた。
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通路と壁の間に隙間(約20センチ)があり、園側は8月に完成した際に既に認識していたが、狭くて抜け出せないと思い、放置していた。
記者会見した向井園長は、「(対応に)問題があった」と不手際を認めた。
同園によると、この日は別の動物園から新しく来たチンパンジーとレモンを互いに慣れさせるため、飼育員2人が2頭を対面させていて、その際に逃げられたという。
同園では2007年にもチンパンジーが脱走しており、向井園長は「逃走を想定しなければならなかった」と語った。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20231018-OYT1T50036/


















その間、ずっと奥歯に挟まっていたのは、他社の事故情報がほとんど耳に入ってこなかったことです。
そこで退職を機に、有り余る時間を有効に使うべく、全国各地でどのような事故が起きているか本ブログで情報提供することにしました。
また同時に、安全に関する最近の情報なども提供することにしました。